フェルト入門講座・レポート
2月10日・11日は「フェルト講座・入門編」が行われました。アクセサリーに使えるいろいろな形のフェルトボールの作り方と、小さいポーチを作るカリキュラムでした。
ご参加いただいた方は、みなさんフェルトを作るのは初めてということでしたが、とても手際がよく、時間があまってしまいましたので、予定になかった「石をつかったペーパーウェイトづくり」も行いましたよ。
日本人とウールの付き合いが本格化するのは明治以降。岩手県盛岡にやってきた宣教師がホームスパン(手紡ぎ糸による織り)を伝えたのが始まりと言われています。ですから、盛岡は今でもホームスパンの活動が盛んで、ご当地の指物師さんは、カーダーと呼ばれるホームスパンの道具(繊維を梳くブラシ)を作れるんですよ。
600以上種類がいて、毛質もさまざま。フェルトづくりには、繊維の細い、長めのものが向いています。お手頃なのはコリデール、ちょっといいのならメリノがおすすめ。
フェルトは、羊毛に「熱」「アルカリ」「摩擦」を加えることでできます。他の繊維には見られない羊毛の特徴で、とても可能性を秘めた素材だと思います。
石に羊毛をまんべんなく巻き付けて、ストッキングでくるみ、 |
石鹸水をつけてしばらくなでてると、このとおり。 |
アクセサリーのパーツやポーチも! |
今度は、スリッパや帽子を作ってみましょう!
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