暮らしと手しごとをたどる上映会 vol.4
第12回鎌倉路地フェスタ行事、恒例の映画上映会です。今回の上映作品は、民族文化映像研究所作品 №68「奄美の泥染め」と№29「滝郷のアラセツーショチョガマ・平瀬マンカイ」。そして、奄美黒糖焼酎語り部 / 石原みどりさんのお話がございます。
暮らしと手しごとをたどる上映会 vol.4
【日 時】: 2017年 4月22日(土)
午前の部 10:00~12:00
午後の部 13:30~15:30
※いずれも上映終了後にゲストトークあり
【会 場】: カジュ・アート・スペース
【料 金】: 1200円 (奄美黒糖焼酎ワンドリンク付き)
【主 催】: ぐるぅぷ未来
【ご予約】: お名前、ご連絡先、午前/午後の別を明記の上、
こちらにメールを。
【問合先】: 080-1167-6679(上野)
◆ゲストスピーカー:石原みどり氏
奄美黒糖焼酎語り部。『あまみの甘み あまみの香り』(西日本出版社)の共同著者
◆作品紹介
№68「奄美の泥染め」
(1989年/31分/鹿児島県大島郡龍郷町・笠利町・名瀬市)
伝統的な衣食住には、地域の風土や歴史が色濃く反映し、さらには地域性を超えた人間の資質の奥深さがにじみ出ている。この映画は、奄美の泥染(大島紬の別称)の製作工程を記録するとともに、その奥深いものを少しでも明らかにしようとしたものである。大島紬は、基本的には絹の平織りの織物だが、それが泥染とよばれる技法で染められ、緻密なカスリ模様に仕上げられるところに特色がある。タンニンを含んだテーチギ(シャリンバイ)の煮汁と鉄分を含んだ、田の泥による染めの技法。奄美の泥染の名が、大島紬の別称でもある所以である。
№29「滝郷のアラセツーショチョガマ・平瀬マンカイ」
(1982年/31分/自主制作/鹿児島県大島郡滝郷町秋名)
奄美の夏の正月といわれるアラセツ(旧暦8月初の丙の日)に、滝郷町秋名では、ショチョガマと平瀬マンカイが行われる。どちらもイナダマ(稲魂)を招き、豊作の祈願をする行事である。ショチョガマでは男が山でイナダマを招き、平瀬マンカイでは女が海でイナダマを招く。秋名は稲作の盛んな所であり、海山にかかわる人々の歴史の痕跡を色濃くとどめているところである。
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