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温故知新 Vol.7

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本来の日本酒を掘り下げると新しいお酒の可能性が見えてくる・・・。

「日本酒の熟成酒は「古酒」、「飲み頃」を選んだもの、また「熟成により独特なニュアンスを含んでいくもの」など多様な味わいを楽しむことができます。熟成酒のシリーズ第7回。今回は個性もさることながら地酒として地域の強い心の支えとなっているお酒をご紹介いたします。

温故知新 故郷をつなぐ熟成酒 〜「磐城壽」編 〜

【日 時】  6月18日(日)14:00〜17:00

【会 費】  6000円(お話、利き酒、お料理すべて込み)
※カジュ友の会会員 100円引き
※いかなる場合でも、お申込み後のキャンセルには応じられませんのでご了承下さい。また、定員に達し次第締切らせていただきます。

【会 場】  カジュ・アート・スペース (アクセス)

【スペシャルゲスト】 
 鈴木大介氏 
  (福島県浪江町請戸/山形県長井蔵 鈴木酒造店  杜氏 )

【お料理】
 オイチイチ 

【主催 / お問い合わせ / お申し込み】 
 掛田商店
 046-865-2634

掛田商店からのメッセージ

東北地方の比較的すっきりしたお酒のイメージの中で、ここまで味を出すのかと驚き、この個性的なお酒を熟成させてみたいと思ったのが今から十五年程前のことでした。福島県浪江の酒「磐城壽」。日本人だけでなく人類にとっての大きな試練となった東日本大震災を経て、この熟成酒は平穏に時を重ねるはずだった酒から、時流の変革を刻む歴史の証人として役目を担う酒となりました。」

鈴木大介氏との出会いは浪江の酒屋さんのご紹介から始まりました。私の祖父母が福島県出身であったことも含めて、お酒と造り手から感じる懐かしい感触がたいへん魅力的でした。良いご縁もさることながら、この酒の旨味と酸の強烈さに惚れ込み、熟成の魅力をぜひとも知りたいとごく自然な理由でお酒を取り置き始めました。震災の前年に掛田商店の研修旅行で浪江の蔵にお邪魔した時には、掛田商店のプライベートブランドとして純米酒をお分けいただけないかとお願いして了承頂いたことがありました。このお酒は江戸時代に廻船問屋を営んでいたことにちなんで、その所有していた船の名前から「延命丸」と名付けてラベルを作成しておりましたが、デザインがなかなか決まらず、そのタンクのお酒はとうとう日の目をみることがありませんでした。

多くの方が震災で被った今も続く悲劇を顧みて、個人のストーリーも時代の流れも過去をどう捉えて未来に働きかけるかという「人間の生き方」に通じると思っております。今回の熟成酒からは酒を味わうという味覚に依るだけではなく、過去を通じて私たちの将来を感じ取る「再生の経験」として深く心に刻んで頂ければと存じます。
熟成酒の会半年ぶりのカジュ・アート・スペースと、熟成酒を彩るオイチイチのお料理で皆様のご来場をお待ち申し上げております。」
(掛田商店社長・掛田薫)

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