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往復書簡(19) 山岸壮太郎さんから藤田朝美さんへ

【テーマ】いまのかまくらって どうですか?

藤田朝美様

こんにちは。

この前は路地フェスでのチラシ作成やあれやこれやとボランティアお疲れ様でした。一番面倒な作業を買って出ていただき、参加者としてとても感謝いたしております。またイベント中も当工房に足を運んでいただき有難うございました。また遊びに来てくださいませ。

いつも藤田さんの「贈り物ブログ」楽しく拝見させていただいております。紹介されている製品だとかグッズだとかは、一風変わったものばかりで。でもただの変り種と言うわけでも無く、実際に人にプレゼントすることを想定した、ちゃんと役に立つ(笑)品々の紹介。ですから「贈り物ブログ」を見てると、おぉ、これはあの人っぽいぞとか、これ絶対あいつ好きだろうなとか妄想がドライヴします。

そして最近では藤田さん発信の「お名紋プロジェクト」も着々のようですね。名前の漢字やその人の趣味からお名前の「家紋」ならぬ「お名紋」をデザインしていこうというプロジェクトのようですが、とても面白い発想だと思いました。まさにちょっとした贈り物にぴったりですね。プロジェクトが軌道に乗るといいですね。

話は飛びますが、藤田さんは岐阜県のご出身だったと思いますが、私のそれほど広くない鎌倉交友関係者の中に岐阜県出身者が四人もいます。これって結構な確率じゃないでしょうか?ですから私は鎌倉の岐阜県民率は高いはずだと勝手に思い込んでいます。岐阜県民は鎌倉に惹かれるのだと勝手に思い込んでいますが、どうですか?思い当たる節はありますか?きっと鎌倉に訪れた岐阜県民は鎌倉に故郷を感じこの地に住まうのではないかとロマンティックに想像してみましたが。藤田さんはどのような思いで鎌倉に住もうと思ったのですか?どんなところが気に入ったのですか?きっかけは?

それにしても最近の鎌倉の街の移り変わりのスピードはものすごく速くなった気がしてなりません。お屋敷や山だったところがいつの間にか分譲住宅やマンションになっているところがたくさんです。私にとって鎌倉は歴史的拠点や観光地の前に生活圏ですので、街に活気が出て便利になるのなら正直開発に異論はないのですが、今更みんな 言ってる事を改めて言うのもなんですが、無駄に思えてならない開発が多すぎる気がします。最近では北鎌倉駅沿いの山を崩して何か立てる計画もあるらしいのです。電車に乗ってやっと鎌倉に帰ってきたと思っても、最初に目に飛び込んでくるのが無機質なマンションだったりしたらちょっとらしくないですよね。このままらしくなくなってしまっては岐阜県民だけでなくみんな離れてしまう。やっぱり自分の住む街は魅力的であって欲しい。私は鎌倉から離れて暮らしたことが無いので、この街が好きですが、イマイチその魅力というものを理解しているようでしていないような気がします。むしろ後から住まわれた方のほうがよっぽどその点を理解して街を大切にしてくれてるのではないかと思います。一番鎌倉の魅力を理解しているはずの岐阜県民の方に、今の鎌倉ってどうですか?どこが良くてどこがダメなんでしょうね?ちょっとお聞きしてみたくなりました。

勝手な思い込み文章長々と失礼しました。これからは過ごしやすくなり食べ物も美味しい季節ですので、藤田さんの楽しい発想・センスもフル稼働だと思います。お仕事やプロジェクトのこれからのご活躍を期待しております。それではまた。

グラスビーズ工房ぐりぐら

山岸壮太郎

GreenGrassでぐりぐら

山岸壮太郎さま

うわわわ。くすぐったいほど嬉しいお便り、ありがとうございます。

贈り物ブログもお名紋も、「ただひとつ、あなたのために・・・」的な発想から始めました。なので私自身、贈る相手について、“妄想をドライヴ(笑)”させています。山岸さんのとんぼ玉も、きっと身につける人をイメージしながら創作されていますよね!

さて。何だか責任重大な問いかけをいただきました。うーむ。鎌倉に来て二年。私も勝手な思いを並べちゃいますね。

まず、岐阜県民のはなし。そうだなー、岐阜の人ってものづくり(行為・人)が好きかも。美濃焼き、美濃和紙、岐阜提灯に和傘・・・そんな土地柄だから、山岸さんのような作り手と波長が似ていて、出会うのかしら。あとは、「空のふちどりは山」という山だらけの環境で、海が見えれば必ず「海だ~♪」とトキメク海無し県なので、三方が山で海までついてくる鎌倉は、故郷プラス理想の環境と言えそうです。

そして私の家探しのきっかけは、某雑誌の文章・・・“鎌倉にアーティストが集い、道行く人と挨拶をかわすと相手もアーティストだったということがよくある”・・・だったと思うのですが・・・。アレッいま読み返してみたら、そんな風には書かれてない(笑)なぜ記憶の捏造をしてまでそう思い込んでいたの?しかも会社員だった私、“相手「も」アーティスト”という部分、よかったの?何だかもう笑い話ですが、それは実は、路地フェスタの紹介記事だったんです。そうとは知らず、出会ってボランティアとして関わっていた。これ、鎌倉のいい所、ですね。そういえば鎌倉の諸先輩方は、(この文章ほどじゃないにしても)街を歩けば誰かに会う、とおっしゃるし。だんだん土地に根っこ生え枝葉が伸びてくる感じがします。

そんな鎌倉の・・・山を!?土地に対する慈しみを忘れちゃダメだー。住んでいる人みんなが鎌倉の魅力を知り尽くしているのって、そういう不幸を防ぐための基礎力になりそうですね。

では私にとっての、「鎌倉・・好きな所&好きとは言えない所」を文体バラバラで羅列してみます。

●好きな所・・・山岸さんのビーチコーミングコレクション・観光客を帰した後のホッと一息な雰囲気・ものづくり文化・持ち寄り宴会・健康やエコに意識の高い人が多い・駅地下ギャラリーの力作展示・シャンとしたおばあちゃん・市場の野菜・建物が低い・庭に木が生えている家・表札二つの家が多い・路地・苔やシダ・切通しや曰く付きトンネル・地域セコム・地面が土のところ・ゴミのリサイクル日本一・高い犬じゃなくて普通の犬・トビやヘビやアゲハ蝶やトンボやカマキリやクモたちみんな

●好きとは言えない所・・・店の入れ替わりが激しい・駐輪場が少ない・地域住民より観光客が大事って感じ・湘南の紹介雑誌と現実のギャップ・健康やエコに過敏な人もいる(と思う)・路地を疾走する自転車・CROCS多すぎ・八幡宮の蓮が切られてる・一軒の跡地に二軒建つ・電柱・渋滞・火事が多くてコワイ

好きな所探しは楽しいですね~まだまだ挙げられそうですよ。山岸さんのも聞いてみたいです。また工房で、ゆっくりと!

お名紋づくり  と名乗ってみる

藤田 朝美

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