たねのなか 〜1〜
*お久しぶりです。以前、「NZ生活」というものを書かせて頂いていた、向井と申します。
みなさま、お元気ですか?たなか先生からお声をかけて頂き、またこのような機会を頂くことになりました。
また、おつきあい頂けたら嬉しいです。
*私は、約7年住んでいた、ニュージーランドから昨年の夏に帰国し、今は日本での生活を楽しんでいます。おかげさまで、英語を使う仕事をみつけることもでき、かねてからやりたいなと思っていた「糸紡ぎ」を広めるためのワークショップなども、ぼちぼちやらせて頂いています。
*それにしても、冬でも10℃前後、夏でも25℃前後という、過ごしやすいけれど、どこか季節がぼんやり過ぎていく印象のNZから戻ってきた自分には、この地のくっきりとした季節感には驚くばかりです。いまいち季節に乗りきれていないというか、おくれを取っているような気がしつつも、今、今、移り変わって行く、自然が見せてくれる大スペクタクルを堪能しています。
*じりじりと焦げ付きそうな夏の熱さを越え、キンモクセイの香りが漂い、リスと柚子の取り合いをしているうちに、光明寺のお十夜さん(のおいしい大判焼き)。さまざまな種類の落ち葉を楽しんでいるうちに、息が白くなり、手袋とマフラーの出番。今年は、雪まで降りましたね!そして、4月の声を聞いた途端に、この桜の面々!!ほんとに、なんてめまぐるしく、なんて楽しいんだろ~!!先ほど、草むしりをしましたが、その時期それぞれの、“雑草”の、みなさまたちのなつかしいこと。久しぶり、元気だった?と思わず語りかけてしまいました。小さいドクダミも出ていましたよ。
*そして、この日々の移り変わりのように、自分の身体の細胞や血液も、自然のサイクルに溶け込んで、どんどん生まれ変わっているのだなと実感します。そもそも、夜、毎日眠りについて、翌朝目が覚めるって、それだけですごいことだな~と思ったりもします。
P.S.
ブログを新しく始めました。もしよろしかったら、ご覧下さい♪
糸紡ぎのWSなどについても、書いています。どうぞ、よろしくお願いいたします。
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「たねのなか」
2017年・春
向井 吏恵(つむぎ)
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