書と文字のまにまに 04
| コメント (0)
カジュ通信 2019年 新春号
先日浅草へ行って来ました。目的は初詣... ではなく、篠笛探し。西浅草の宮本卯之助商店さんへ行ってきました。
囃子用笛の他にも 調律笛も種類多く揃っていて試奏も可能! 思う存分音出しをさせて頂き、生徒さんの笛と自分の笛をルンルンしながら買ってきました♪
他にも太鼓やバチ、祭り衣装、そして御神輿まで飾ってあるので、お祭り好きにはたまらない空間でした。
太鼓のコーナーも種類豊富でなかなか近くで見ることのできないとても大きな太鼓も展示されていました。
私的には、笛だけでなく笛袋の柄を選ぶのもすごく楽しい時間です。何本か持っていると袋で判断することになるので、洋服選びのように色や柄をじっくりと見て決めています。 新しい笛はこれから吹き込んで自分に馴染むように大事に大事に使っていきたいと思います。
帰りに浅草寺にも足を運び、温かくて美味しいきびだんごも食べてきました(^-^)
2019 年もよろしくお願い致します♪
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2018年 夏号
夏といえば、お祭り♪♪♪
私も先日、生まれ育った地域での夏祭りに笛を吹いて参加しました。
毎年これによって夏が始まったなぁ、と実感します。そして8月 盆踊りに向けて太鼓練習が始まります。
曲目は地域によって様々ですが、有名どころは <炭坑節> でしょうか。
踊りも覚えやすいです>
最近の私のお気に入りは、<八木節> です。他の曲と違い、軽快な調子で歌も太鼓のリズムも聞いていてとても気持ちの良い曲です。群馬県と栃木県で愛される民謡で、樽をたたきながら歌っています。
盆踊りでは、太鼓でリズムをとりますが、なかなか難しいです。
さぁ、本番に向けて、日々練習です!!!
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2018年 春・初夏号
毎年この時期になると、カジュ祭 教室発表で演奏する曲を悩みます。。
普段は、この季節に合った曲やカジュという古民家を想像して選曲をしますが、今年少し視点を変えてみました。
2018年の始まり、、、日本選手の活躍が光った冬季オリンピック!!
特に私はフィギュアスケートを観るのが大好きです。
音楽もオペラの一曲を選曲されることも多いですよね♪
ということで、今回は日本選手がFPで演技した曲を歌います!! 誰でしょうか?!
お楽しみに♪♪
こたえ・・・プッチーニ オペラ「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」でした。
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2017年 夏号
本年もよろしくお願いいたします。
今年に入り寒波とともに関東も4年振りの大雪が降りました。慣れない雪対策に四苦八苦しながら
も、こどもとは雪合戦をして大はしゃぎ♪
おかげで今までにない筋肉痛や腰痛と戦っております笑。
さて、今回のテーマは「雪」。
久しぶりにイタリア歌曲をご紹介します。私の大好きな作曲家チマーラの 【fiocca la neve】 です。(フィオッカ ラ ネーヴェ:雪が降ります)
詩人ジョバンニ・パスコリのorfano(孤児)という詩に曲をのせています。おばあさんがみなし子赤ちゃんに子守唄を歌います。
暗い曲ではありますが、ピアノの伴奏とfioccaと繰り返し歌うところがひらひらと舞う雪の情景を感じさせてくれます。また、途中少し明るくとても美しいメロディーが現れるのも魅力的です。
チマーラの歌曲は素敵なものばかりなので、ぜひ聴いてみてください♪
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2017年 秋・冬号
食欲の秋、さつまいもや栗といったおいしいものが沢山ありますが、童謡には今の季節にピッタリの曲が山ほどあります♪
「どんぐりころころ」 「大きな栗の木の下で」 「紅葉」 「虫の声」 「まっかな秋」、、、。
ざっと思い浮かべただけでこんなに出てきました。
あまり昔の歌をうたわなくなった子ども達に、歌詞に出てくる植物や虫など、この季節ならではのものを感じてもらえたら・・・とレッスンの題材にしています。
懐かしの童謡、大人の方もぜひ聴いてみてください♫
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2016年 夏号
熱い季節になりましたね。クーラーや扇風機の前で涼みながらダラダラ過ごした膜なりましが、そんな時期こそ体を使って声を出して、良い汗をかいてみませんか?!
今回はヴォイストレーニングについて、問題です。
①②③の中で『発声』に大事なことはどれだと思いますか?
①赤ちゃんの鳴き声
②あくびの口
③水泳の息継ぎ
正解は、、、すべてです!
私のレッスンでは、以上3角ことを基本にヴォイストレーニングを行っています。
どれも自分の体を知ることから始まります。『声を出す』ということは想像以上に深いのです。
3角理由を知りたい方は無料体験レッスンへ♪
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2017年 夏号
暑い日が続いていますね。
夏といえば『お祭り』♪
最近NAOMI音楽教室の人気コースになりつつある「篠笛」もお祭りで大活躍する楽器です。
篠笛の歴史は、雅楽の横笛として中国大陸から伝わった「龍笛」が庶民の間にも広まって簡素化したものと言われています。
趣味で始める方には、ドレミ調に調律された唄用がオススメです。
音がでるまで苦労することもありますが、その後に何より大切なのが、息の量です。
レッスンの中でも横隔膜を意識したり、ブレスを深くしたりということをやっていますが、実は歌のレッスンでの発声練習と同じなのです。
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2017年 春・初夏号
前回の話に引き続き、猫の喉鳴らし「ゴロゴロ」について。
いろいろな説があるようですが、
① 赤ちゃん返り説
気持ちが子猫に戻り、幸せに安心感を抱いているから。
② 要求のゴロゴロ説
飼い主に対して、何らかの要望を抱いている時。ゴロゴロ音の中に高周波の声を含んでいる。
確かに、我が家のも眠る時とご飯の時にはよくゴロゴロします。
犬に比べて嬉しさの表現も分かりにくいのではと思っていましたが、このような行動で、少し猫の気持ちを理解できたかなと嬉しくなりました。
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2017年 新春号
本年もよろしくお願いいたします。
昨年末に我が家に可愛い家族がやってきました。
猫(現在5ヶ月メス)です。
私は猫を飼うのが初めてなので、一緒に暮らしてまず気付いたことは、寝床につくと近寄ってきてゴロゴロと喉を鳴らすこと。
初めはこの音が気になって寝つけないくらい。(笑)。
このゴロゴロのメカニズムは明確にはなっていないようですが、咽頭(人間でいう喉仏の辺り)の筋肉の収縮によって振動させられている声帯に、空気が通って鳴っているというのが有力。
そして、このゴロゴロを鳴らす理由もいくつかあるそうです。
猫をみるたび色々気になってきたりので、さらに調べてみます!!
(次回に続く)
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2016年 夏号
暑い夏! ということで、今回のテーマは「沖縄音楽」♪♪♪
西洋音階のドレミファソラシドに対し、沖縄の音階はドミファソシドを中心に成り立っています。この中で適当に音を鳴らすだけで不思議と沖縄音楽っぽくなるのです!
この音階は、インドネシアなど東南アジア地方にも一部存在するそうです。
リズムにも特徴があり、伴奏は基本的に3連系のリズムでメロディが追いかけるような形です。
お盆の時期に踊られる伝統芸能「エイサー」も観光イベントになりつつあり、とても迫力があってかっこいいですよね。
まだまだ猛暑、あつくて動きたくな〜いという日には、是非、沖縄音楽を聴いて涼しい気持ちになってみては?! o(*^▽^*)o
・沖縄民謡「てぃんぐさの花」「谷茶前」
・POPS 「ハイサイおじさん」「島人ぬ宝」
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2016年 新春号
前回の話の続き、、、篠笛について。
私の持っているのは古典調(祭囃子用)なので、西洋音階に合わせて調律されたドレミ調を使うことにより、POPSとのコラボが実現します。
ドレミ調をさっそく購入し、、いざ練習!!・・・と思うも、指穴の数(7つ)は同じでも、笛の太さ・長さの指穴の位置も違うため、「かまえ」からひと苦労
20年以上吹き続け自身があった篠笛に、目の前にたちはだかる高い壁! ずーっと上まであるロッククライミングを見上げているような気持ちでした・・・(笑)
その日から猛練習です。曲の音取り、歌とのハモリ、イントロメロディーなどなど、楽譜におこしたものを、つぎは運指表との照らし合わせ。
準備はとーっても大変でしたが、知識も増え、何より自分のさらなる自身へつながりました♪
本番は祭りの後のイベントだったので、青空広がる神社の下で、友人の歌に合わせて気持ちよく演奏することができました。「お祭りマンボ」「夏の終わり」「朧月夜」♫
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2015年 春初夏号
私事ですが、この度産休のためヴォーカル教室を少しお休みさせていただきます。と言っても、8月いっぱいで9月中旬には再開予定です。
お腹の赤ちゃんは、自分の歌のみならず、生徒さん達の沢山の声をお腹の中で聴いていたと思うので、生まれてきたらどんな風にきこえていたのか尋ねてみたいと思います♪
私の通う産院では、バースプランといって、どんな出産をしたいかというのを考え、希望にそった出産スタイルを作ってくださるそうなのですが、「陣痛室に入ったらリラックスできるよう好きな音楽かけてもいいですよ」と言われました。
いざとなると、何が良いのか悩みますね
私の場合、複式を使いすぎて大声出さないよう気をつけます。(笑)
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2015年 新春号
先日、チェンバロと歌のコンサートに行きました。
なかなか観る機会も聴く機会もないチェンバロですが、独特の音色を持ち、何とも言えない音楽空間を作り出す楽器です。
チェンバロの歴史はピアノよりずっと古く、15〜16精気半ばまでのバロックと呼ばれる時代です。(日本では応仁・文明の乱が起こっていたころ)
バロック時代は、様々な分野で豪華な装飾が発展した時代なので、音色のみならず装飾の美しさをも競ったのがチェンバロの特徴です。
ピアノとチェンバロは音を出す原理が違います。ピアノはハンマーが弦をたたいて音を出しますが、チェンバロはプレクトラムと呼ばれる小さな爪が弦を引っ掻いて音を出す仕組みです。
その爪の材料として昔は、鳥の羽の軸の部分が使われていたそうです。
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2014年 秋・冬号
今年も残すところあと2ヶ月ですね。
12月になると、街は景色も音楽もクリスマス一色!! M
沢山のX'mas Songがありますが、今回のオススメ曲は「Winter Wonderland」。もとは、アメリカのポップスですが、日本のアーティスト手嶌葵さんがカバーしています。
しっとりしたピアノ伴奏に彼女の透き通った声、とっても癒やされるX'mas Songになっていますので、是非、キャンドルに火を灯して聴いてみてください。
★おしらせ★
NAOMIヴォーカル教室 逗子クラス開講!
・鎌倉(カジュ) → 月・火・金
・逗子(山の根) → 水・土 ※子どものPiano Lesson あり!
・お問い合わせはこちら。
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2014年 夏号
鎌倉を舞台にしたドラマ「続・最後から二番目の恋」。
皆様はご覧になりましたか?
私は前回の放送よりハマり、録画必須で見ておりました。(笑)。
ついには、遠方から遊びに来た親せきに観光案内と称して、極楽寺に行き、撮影場所となったCafeも覗いてきました。いつでも行こうと思えば行けるのに、機会がなかったので、何より私がハイテンションでした。
そのドラマの挿入歌「Go to the river」 がとても良いです!!
フランス生まれのシンガーソングライター、ヤエル・ナイムという女性が歌っています。
彼女の声はとても癒やされるし、明るい気持ちにさせてくれます。
以前CMで使用されていた「New Soul」もオススメです。
是非聴いてみてください♫
ドライブにも似合いそうな曲です。
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2014年 春初夏号
オペラので代表的な作曲家 プッチーニ。
彼の作品の中に『蝶々夫人』というオペラがあります。
長崎を舞台に没落藩士令嬢の蝶々さんとアメリカ海軍士官ピンカートンとの恋愛悲劇を描いています。
プッチーニは、日本音楽の楽譜を調べ、風俗習慣など様々な資料を集めて、このオペラを作曲しました。しかしこのオペラは、最初から最後まで出ずっぱりな上、中・低音域に重点を置いた歌唱を求められる為、「ソプラノ殺し」とも言われています。
オススメの蝶々さん役は、何と言っても伝説の歌姫 マリア・カラス。
ソプラノにとって、中・低音域の発声はとても難しく、習得するのに時間がかかります。マリア・カラスはこれをとても魅力的に歌い上げます。
オペラに着物のヒロインが登場するのも新鮮ですね。
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2014年 新春号
季節の歌 『雪』
♪雪や こんこ あられや こんこ
降っては 降っては ずんずん 積もる
山も 野原も わたぼうし かぶり
枯れ木 残らず 花が咲く ♪
私はつい最近まで♪雪やこんこん♪だと思ってました。子どもの頃はキツネを連想しました。(笑)
「こんこ」の正確な意味は不明だそうですが、来い = 降れ と関係があるそうです。
そして、♪犬は 喜び 庭 かけ回り〜♪が 2番の歌詞とご存知でしたか?!
童謡は大人になって聴くと、新たな発見がたくさんあります。保育園・小学校・中学校の現在は、唱歌もあまり歌われなくなっている気がします。
しかし、季節をうたう歌は、日本をうたっているように思います。
子ども達にながく伝えていきたいです。
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2013年 春初夏号
最も人の声に近い楽器『チェロ』
チェロの音色は、人間の声に近い音域を出せるそうです。
弦楽器の中でも、コントラバスからバイオリンまで広い音域を奏でることが出来ます。
楽器そのものは、中世に女性の身体を元に作られたと言われています。
コンサートに行って、オーケストラの演奏を聴くと、ついウトウト・・・なんてことありませんか?(笑)。
チェロの音色は心地良く気持ちを落ち着かせる癒やしの効果があります。
♪バッハ作曲 無伴奏チェロ組曲
気持ちのリラックスにもってこいの曲です。ぜひ聴いてみてください!!
ヴィブラートやポルタメントがかけられると、より、人が歌っているのに似ているなと感じました♫
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2012年 夏号
7月7日 第1回NAOMIヴォーカル教室 プチ・コンサートが無事に終わりました!沢山のお客様に来て頂き感謝感激です。
生徒の皆さんも緊張がありながらも、とても素敵な演奏をされていて歌い終わった後の笑顔が印象に残っています。
上手に歌うことはもちろんですが、舞台では表現力も大事になってきます。
普段の練習ではなかなか意識できないのですが、ポイントは、鏡を見て練習する事!
特に口の開き方。日本語はあまり口を開けずに喋る、唇や顔の表情筋をあまり使わないということから、歌うことに関してはハンディの大きい言語であるというるでしょう。
皆さんも歌を歌うときにはぜひ一度鏡で自分の口 & 顔を見ながら歌って見てください。
笑う時の筋肉を使うだけで、明るく素敵な声に変わるはず・・・♪
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2011年 秋・冬号
8月8日、無事に女の子を出産しました!
最近はよく笑うようになり娘の笑顔に癒やされています。
ぐずって泣く時の子守唄は何がいいかと思い色々試してみましたが、なぜか「炭坑節」が一番お気に入りのご様子・・笑。歌いながらあのテンポで揺らすと一瞬にして泣き止みました。
最近、母が発見したのはバリ島の「ケチャ」。
CDを流した途端に「ん?」と目をパチクリしていたそうです。お腹の中でたくさん聴いていたのは私が歌うクラシックのはずなんですが・・・(汗)。
ある声楽家が妊婦のとき、いつも歌っていた歌曲を歌うとすぐ泣き止んだそうです。
家ではなかなか本気で歌えないですが、こんど車の中で試してみたいと思います♪
・・が。、主人は娘の今の姿から、< 日本昔話 >のエンディングを子守唄にし、曾祖母は演歌のテープを大音量で聴かせています・・( ̄Д ̄;;
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2011年 春初夏号
前回モーツァルトの話をしたので、今回は同じく古典派を代表するオーストリアの作曲家、<ハイドン> (1732-1809)について。
沢山の交響曲・弦楽四重奏曲を作曲し、「交響曲の父」と呼ばれています。
弦楽四重奏曲第77番の中の皇帝讃歌の旋律は、現在ドイツの国歌に用いられています。
ピアノを習っている人にとっては、ハイドンというとソナタやソナチネでおなじみですネ。
このソナタ形式を完成させたのがハイドンで、これにより、クラッシック音楽は大きく発展しました。
そんな彼ですが、幼少期から変声期を迎えるまでは、大聖堂の聖歌隊の一員として働いたそうです。
彼の美声はどんなだったのでしょう♪
その後、生活のためにヴァイオリニストや音楽教師をしながら悪戦苦闘の日々を送りました。
48歳頃になって、ようやく作曲家としての名声が大きくなっていったようです。
「交響曲の父」と呼ばれるまでには多大な苦労があったのですね。
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2011年 新春号
前回の続き、作曲家『モーツァルト』について。
胎教に良いとされている彼の音楽ですが、胎教のみならず、大人にも良いとされています。
モーツァルトの曲の中には、人の意識の中では認識できない <ゆらぎ> が多く存在します。
<ゆらぎ> とは、私たちの耳には認識することのできない微妙な周波数の揺れのこと。
電子音には含まれず、小川のせせらぎ・そよ風・心拍の間隔などに含まれ、視覚的にはろうそくの炎にもあるそうです。
胎児は、この <ゆらぎ> の強い音楽を好み、自分自身の成長に役立てているとか...♪
モーツァルト作曲おすすめ
☆「ディヴェルティメント17番」第3楽章 メヌエット
(モーツァルトのメヌエットとして有名)
☆「きらきら星変奏曲」
(フランスのシャンソンを主題としたピアノ変奏曲)
※自分の妊婦になったので、そろそろ聴かせてみようかな
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2010年 秋・冬号
今回は、世界的に有名なクラッシック音楽の作曲家『モーツァルト』について。
ウィーン古典派3巨匠として、ハイドン、ベートーベンと共に名を連ねています。
1756年ザルツブルグに生まれ、5歳の時に最初の作品を書いたといわれています。
日本では、まだチョンマゲで笛や太鼓を叩いていた時代に、彼は沢山の音楽を生み出し、公演していました。スゴイですよね!!
例えば、江戸時代、松平定信が寛政の改革を推進した頃、モーツァルトはオペラ「フィガロの結婚」や「ドン・ジョヴァンニ」といった彼の創作を代表する数々の傑作が生み出されています。
又、胎教にも良いとされている彼の音楽ですが、それはなぜなのでしょうか。
気になりますよね(゚▽゚*)
それはまた次回にお話します♪
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2010年 夏号
前回お話した【声変わりについて】の続き。
咽頭の甲状軟骨が前に突出した「のどぼとけ」ですが、正式名は「咽頭隆起」と言います。
ではなぜ日本では「のどぼとけ」と一般的に呼ばれているのでしょうか。
その形状が座禅をしている仏様の姿に見える為だそうです。
そして、西洋では「のどぼとけ」の事を「アダムの林檎」と呼びます。
その由来は、アダムとイブが禁断の木の実を食べ、アダムの食べた木の実は喉に詰まり、のどぼとけになり、イブの食べた木の実は乳房になったという話からだそうです。
もしかすると、2人が食べた木の実と言うのは、思春期である「第二次性徴期」を迎える象徴の事ではないでしょうか♪
のどぼとけを通しての和洋折衷のお話でした。
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2010年 春初夏号
今回は【声変わり】について。
声変わりは第二次性徴のひとつで、12-13歳頃になると、男性ホルモンの影響で、咽頭軟骨の成長、生体の伸展、厚みの増加がみられます。
男女を問わず現れるのですが、男子においては変声が著しく、変声前の声帯は、9〜10ミリくらいの長さですが、変声後では日本人は17〜21ミリぐらいと約2倍の長さになり、声が1オクターブほど低くなります。女子でも2音半くらい下降すると言われています。
また、これに伴って咽頭の甲状軟骨が前に突出し、いわゆる「のどぼとけ」が見られるようになります。
さて、この「のどぼとけ」ですが、西洋では「アダムの林檎」と言われています。
ご存知でしたか?
それはなぜか、というのは次回のお楽しみ♪
◎くのきなおみ◎
| コメント (0)
カジュ通信 2019年 新春号 〜 ノーテンキ通信 〜
お正月のあとの一月は、寒くて長い闇の季節。
我が家の娘二人は、そんな闇の季節に生まれたため、今年も小学生の誕生日という、そこそこめでたい行事を、インフルエンザの脅威に怯えながら、地味に過ごしたのでした。
子供をもつまで、特に気に留めずにきましたが、このインフルエンザ、今となっては自身の卑しさを思い知らされる毎年の大問題となりました。断じて一番になりたくない。
学校で流行するのですから、誰がなっても仕方のないこと、のはずなのですが、発信源探しは行われるのです。予防接種をすれば問題解決、もし罹っても、注射をする家は意識が高いとされ、憎まれないのです。
よし、うちも意識高い系だ、3人の子供に2回ずつ打つぞ! ¥3,000×6回(3人×2回)・・・¥18,000・・・美容院行きたいな・・・。
で、出した結論、長女の免疫力を信じ、次女と長男のみ摂取で ¥12,000なり。
卑しく意志薄弱な私は、学校集団摂取復活を切に望みます。
| コメント (0)
カジュ通信 2018年 秋・冬号 〜 ノーテンキ通信 〜
先日、ロスト・ワールド(ジュラシックパーク2)を観ていたら、マルコム博士が「才能は隔世遺伝だから、君の子供は出来が良いだろう」と言っていました。
そういわれれば、出来の良い親を越えている子供をあまり見たことがない。学業とか、運動とか、顔とか。
逆も然り。鳶が鷹を生む、みたいな親子ってわりとよくいる。平凡どころか、ブスよりの親の子が美人だったり。芸能人だとわかりやすい。美人女優の娘で親越えの人を思いつくことが出来ない。
私はどうだろう。両親とも人並み以上と思われる。その子供・・・私と姉。姉は頭は良い。あとは並。
私、絵だけ少し描ける。あとは並・・・いや、かなり劣る。スボ゜ーつなんて危険レベル。で、私の子供たち・・・今のところ平凡。でもこれから楽しみ。
天才親・美人親より、子供に期待ができる劣等親、万歳!!
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2018年 夏号 〜 ノーテンキ通信 〜
" 子供はすごい "に反対だ。感性が豊かだとか、発想力が優れているとか・・・そりゃ たまには面白い子もいるけれど、多くの子供は特に光っていない。多くの大人と同じように。
4年生の長女が、国語の授業で「一つの花」という戦争中の物語を習っているのだが、子供に知らない世界を想像させるには、奥ゆかしすぎるお話だ。さし絵も地味すぎる。
結局、火垂るの墓なんじゃないかと思う。戦争を知る父は、あのアニメを観たくないという。そのくらいきれいな絵で、悲惨じゃないと、子供の頭には残らないと思う。
普通の頭の子供たちに、夏だけでも、少し考えさせるには、単純なやり方がいいかと、特に想像力が欠けた、経験もない私は考えた。
面白くはないけれど、間違いなく尊い子供たちに。
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2018年 春・初夏号 〜 ノーテンキ通信 〜
美術学校の授業で「デザインは他力本願です」という台詞を聴きました。
確かあの先生は工業デザイナーで、先生が意図したこととは違う解釈をしている自覚はあったのですが、「ジャージにビーサンが一番かっこいいよね」と、完全に迷った新宿の学生・・・18歳の私に光が射したのです。
「そうだよね、やっぱりファッション誌の特集がお手本よね、流行っている服がかっこいいよね!」・・・座右の銘になりました。「他力本願に生きる」。
デザイン、関係なくなりました。私、好きな人が勧めのものを信じます。美容院から産婦人科まで。
傷を負っても恨みっこなし・信じた私が馬鹿だった、です。
ほとんど検索はしません。どれが好きな人だかわからないからです。たくさんあると縋れ(すがれ)ません。「面白いマンガ」とか、たまに検索します。その時は自分の勘を頼ります。大体失敗します。
リスクが高いものほど、他力本願に! 自力じゃ面白くありません。
大好きな姉がくれた服、流行アイテムらしいけど、かなり不評。でもいいの。私が信じたのよ。しかも流行ってるんだから。かっこいいに決まってるの。
他力本願な生き方、ややこしくて面白い。
自力は、高が知れているからね。
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2018年 新春号 〜 ノーテンキ通信 〜
2018年、今年も頑張って誰のためにもならない話を書いていきます。
突然思い出しました。私、今から18年前、カジュで子供造形教室を始めました。それから約12年間、おかしな子供に囲まれてなにを指導していたのかよくわからないまま、でも間違いなく面白い時を過ごしました。
その時の生徒、現在26歳になり、今年も年賀状をくれました。
「僕は元気です。年末に歌舞伎町のエッチな店で8万取られました。それ以外は元気でした。」と書かれていました。順調に成長しているようです。
彼は11際の頃、その当時、毎年七夕に笹飾りを作って短冊に願いこどを書いていたのですが、「先生は『もう少しまともな女になれますように』って書きなよ」と、私にアドバイスしてくれました。その願いがかなったのかどうか、とりあえず親にはなれました。
最近、子供にそんな事言われなくなりました。これも、まともになったからでしょうか。いや、ただ、おばさんになって、彼らの興味の対象ではなくなっただけでしょうか。
またカジュで、いけない授業を開きたいです。
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2017年 秋・冬号 〜 ノーテンキ通信 〜
夜が長いので、男というものについて書きます。偏見に満ちています。
自立した女(主に経済的に)に育てられた男は優しくない。
荷物を持ってくれない、夜道を送ってくれない。女は弱いという考えがないから心配しないのです。差別をしていない、とも言えます。
ですから、料理や掃除などはマメに行う傾向にあります。家事は時間のある方が行うという習慣が身に付いているわけです。子供の世話なんかも抵抗なくこなします。「女の仕事」という考えはないわけです。まさに男女平等。
立派。お母さん、息子さんを立派に育てましたね・・・でも私は息子に「女の子には優しくしなさい!」と言うつもり。
それで自立した強い女の餌食に。ああ、スパイラル!
やれやれ。
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2017年 夏号 〜 ノーテンキ通信 〜
夏休みが始まり、ついに毎日子供が居ることになってしまいました。
山のような宿題一覧表を前に「ウェー!」と盛り上がっている小学生二人を見ながら、私の時もそうだったなーと、つぶやいてみたものの・・・はて? 本当にそうだったか?
近頃、昔の事をすっかり忘れているのです。もう40を過ぎましたから、子供の頃の事を思い出せなくても別にいいとは思うのですが、20年前位の出来事からして怪しくなってきました。
仲が良かった人の現在の様子を、何故か母などから聞かされ、あ、その人って実在した人なんだと感心したりするのです。かつての友人や恋人の存在が、夢か現か自信が持てない感じなのです。
こんな風に、この先どんどん あやふやになっていくとすると、結婚した時の事、出産、子供が小さかった時の事など、私の人生の一大事も、夢か現か・・・になりそうです。
もうすでに、どうして結婚したのかは あやふやになっています。どうして、どんな気持ちで一緒になったのかわからない人と、ずっと一緒にいるのは、とても面白いというか、スリリングです。
大丈夫かどうかはわかりませんが、絶対的現実の子供達と共に、離れたらすぐに夢となりそうなダンナさんと、この夏も過ごしていくのでしょう。
なかなか、刺激的です。
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2017年 春・初夏号 〜 ノーテンキ通信 〜
桜チラチラ、ソワソワだらけの季節がまたやってきました。
うちの次女の口癖「なにか楽しいことないかなぁ」・・・楽しいことって何だろう?
娘は紙一枚与えれば、しりとりに付き合ってあげれば、容易に楽しくなって、なんとも簡単に幸せを得られるようですが、母は、私は、どうやったら楽しくなれるのか。
最近楽しかったこと・娘の入学式で、すごく面白い(言葉を選んでいます)お母さんがいて、その人を観察して、若い友人とコソコソ話をしたこと。
あとは、娘の病院の待合室で、若いハンサムなお父さんの話し相手になれたこと。・・・これくらいしか思い付かない。紙としりとりと変わらないではないか。
楽しいこと → トキメキ・イジワル・・・そして簡単。簡単に手に入る幸せ、万歳!
楽しみだらけの春だ! 小さいにんげんだけど、今日も元気に「なにか楽しいこと、ないなかぁ」!!
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2016年 夏号 〜 ノーテンキ通信 〜
夏が来ました!! カルピスのCMを観て、(「最後の夏だから・・・」と高校生たちが花火を見ながらカルピスを飲む) この感じ、もう思い出せないのかな・・・と、切なくなっております。
7/8に子供を産みました。産んだ時、いよいよ、もう3人も子供がいたら、夏のドキドキは完全に他人事になった、と思いました。それは幸せな成長といえるかもしれませんが、完全燃焼した感覚がないためか、若さやドキドキや、ちょっとの寂しさ・・・といったものに、まだまだ執着があります。
最近、ドラマや本などでも、不倫モノ・・・トキメキを忘れたおばさんが、若い男の出現で急に目覚める、みたいな物語が流行していますが(いつも流行しているか。)、そうじゃないんです。
そんな物語、ハリーポッター以上のファンタジーだと思ってしまう。若い美しい男に「あなたが好きだ」と抱き寄せられるより、魔法学校から入学案内が届くほうがあり得そう。・・・?
寝不足のせいか? 夏・悩ましい。
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2016年 春・初夏号 〜 ノーテンキ通信 〜
「可愛い」について考えてみようと思います。
私はイマイチ、「可愛いもの」がわかりません。わからないまま、日常 この言葉を多用しています。
まず、人間の赤ちゃんや子供、あれは可愛いですか?
わかりません。
可愛いのは、パンダや柴犬のこどもです。とりあえず、フワフワした毛の生えた、丸い目の生き物だと思います。
ミッキーマウスやキティちゃんは可愛いのか?
いや、頭のデカい奇抜なモンスターです。頭や顔は小さい方がいいです。
可愛い日本人で検索してみました。石原さとみさんが一位でした。
わかりません。
唇厚すぎませんか? 私はトリンドル玲奈だと思います。ハーフだけど・・・純日本人で可愛いは無理だと思います。
ピンク色は可愛いか? いや、エッチな色だと思います。可愛いのは、ひよこ色。
・・・は!! 「可愛い」ってイコール「エロい」??
「可愛い」って・・・「エロく」て、「ちょっと崩れて」て、「親しみやすい」ってこと?
だったら、人間の子も、ミッキーもキティも、石原さとみでピンクも・・・納得!! 可愛い♥
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2016年 新春号 〜 ノーテンキ通信 〜
新年一発目は、ゲスな話で始めたいと思います。
ベッキー不倫問題。3日前に知りました。
夫と実姉の会話で初めて知ったのです。
ベッキーも、相手のゲスのなんとかさんにも興味はないのですが、2人の会話が面白かった。
夫 : 「奥さんと帰省するために用意したチケットを使って、ベッキーと里帰りしちゃんだってよ」
姉 : 「エグいよね。でもさぁ、冴えない下積み時代を一緒に過ごした女なんて、捨てたくもなるよね。せっかく売れたんだもん、華やかな方に変えたいっていうのが、男だよねー」と・・・。
はっ!! 私はすっかり奥さんに同情していた。ベッキーから何億円もふんだくってやれと思っていました・・・が、姉の発言を聞いて思い出しました。
私も以前はちゃんと想像力があったということを。
「男だったら」とか「子供だったら」とか、実際の自分とはかけ離れた者の気持ちを想像する楽しみを知っていた筈です。妻になり、母になり、すっかり忘れてしまいました。
不倫話を聞いても、すっかり奥さんの立場でしたか考えられなくなっていた。
空想の世界でなら、華やかな愛人にも、奔放な夫にでも、何でもなれるのに。もったいない。
姉を見習って、「もしも私が〇〇だったら」の感覚、取り戻して楽しい年にします!!
ゲス野郎、万歳!!
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2015年 秋・冬号 〜 ノーテンキ通信 〜
今回は、勇気を出してFace book について思うことを書きます。
私、つい2ヶ月前にスマートフォンを入手し、それに伴い、Facebook 始めました・・・が、登録しただけで、進めずにいます。
始める前から、通信ツウの姉から「Facebook はリア充の集まりだから、惨めなお姉ちゃんみたいに人には居場所がない。Twitterの人達の方が優しい」と、よくわからない説明を受けてしまいました。
よくわからなかったのですが・・・ちょっと覗いてみたら、よくわかる! 私は姉程は自己評価が低くないのですが、それでも「ここは私の居場所じゃない」と感じる。「リア充」の意味も始めて理解できました。姉の言う通り、Twitterが惨めな人に優しい場所なら、そこにも行きたくないきがする。
この時代に通信モノを全部否定するのは格好つけすぎて、かえってダサい。
ではどこを目指すのか・・・「スマートな公私混同」!
失礼ながら、投稿もせず、皆様の様子を観察、というか調査させて頂きましたら、仕事のニオイがする投稿は、どんなにリア充でも嫌じゃない。
リア充風だけど、リアルじゃない、結局は隠している感じ・・・私もそこを目指して、"顔本"に後頭部載せてやる!
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2015年 夏号 〜 ノーテンキ通信 〜
最近、なにか楽しい話があるだろうか? 楽しくなくても、なにか進展のある話、変化のある話・・・誰かから聞いただろうか?
思い当たらない。もう長いこと、そんな話をしていない。
どうしてだろうと考えた・・・きっと恋愛をしていないからだ。男性はどうなのか、女性とは違うと思うが、女性の場合、というか、私や私の周りは、会話の8〜9割を恋愛゛が占めていた。「あの人と仲良くなるには、どうすればいいか」「デートの場所」「告白の方法」「別れたからつぎはどうする」・・・かなりどうでもいい。どうでもいいけど、温度と色がある。くだらなくてもいくらでも聞いていられる。お茶請けにも、酒の肴にもなる万能な話題なのだ。・・・ということを今、改めて感じている。
仕事の話? 子育て、趣味、貯金の話? 埋められない、とても8〜9割を埋める力はない。
どうしよう、夏が来た。
仕方がない、本でも読んで、その気になるか。・・・いい本あったら、教えてください。
汗と涙と、鼻血がでるようなの、お願いします。
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2015年 春・初夏号 〜 ノーテンキ通信 〜
「アンタは大体 思い通りに生きてるでしょ?」
突然、母にそう云われました。
思い通り・・・? いや。思い通りではないぞ。
20代後半まで、本気でビルを建てたいと思っていたし。(建築家になりたいとかいうことではなく、『涼子ビルディング』とか、そんなのを建てたいと・・・)
叶わなかったことは山ほどある。でも不思議、「思い通りに行かない」と思ったことがない。つまり大した「思い」がないということだ。夢を見るのは好きなのに、きっといつも「思って」ない。涼子ビルディングだって、本気のつもりだったけど、夢を見て幸せで、思ってなかった。だから通れなくたって、どうということもなかった。なんとも欲のない、小さな人間なのかしら。
♪ 生まれたからには生きてやる ♪
中学生の時 よく聴いていた曲。
「思い通りに生きてやる」はかっこいい。けど、意外と、「生きてやる」だけでも大仕事で、面白くて、辛くて、ワクワクして、ドキドキして・・・結構充分だ。
夏。生きてやる!! たくさんの通りを通って生きてやる!
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2015年 新春号 〜 ノーテンキ通信 〜
新年・ひつじ年です。
私の唯一のママ友は「年女? 何それ? ウチ、ひつじ年だけど?」と発言する、今年で24歳の年女。戸塚の地が育んだ、愛おしいおバカちゃんなのですが、この子に学ぶことが実に多いのです。
ちょっと怖いくらい空気を読む。バカの匙加減も天才的なのです。
ファッションも会話も、ママ友同士の悪口も・・・教科書でもあるのかって程、ちょうどいい加減なのです。
いい事も悪い事も、全ては目立つためだった私達の世代から見ると驚きです。どうでもよい事で自己主張「これが私流」発言ばかりの同世代より、空気を読んでくれる若い彼女と「気が合う」と思っている私・・・少し不安をおぼえ、やはり24歳の元生徒と話をしてみました。
やはり会話が上手い。
程よく誉めて少々貶して親しさを表現する。
彼は美大生だったので、空気読み世代でも、やはり目立ってナンボの精神を植え付けられているだろうと思い、「LINEとかやらないでしょ?」と尋問すると「ごめん。やってるよ。さすがに美大でもスマホ持っていない奴はいないんだ」と言われてしまいました。
私の尋問の意図を的確に捉えた返事でした。『敢えてガラケーおしゃれ計画』、崩れました。
「若い子のほうが気が合う」と思っている中年の方々、合わせてくれてるのは若者でした。
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2014年 秋・冬号 〜 ノーテンキ通信 〜
オシャレで変な人と思われたくてひっしだった若い頃、知らないワードが出ると冷や汗をかきつつ「ああ、あれねー」とクールにごまかし、おうちに帰って必死にお勉強・・・。
知ったかぶりで自分を追い込み努力する。ただの自意識過剰な勘違い娘なのだが、それでも若者のしったかぶりには努力や発見、前向きに美があるから良い。
中年の知ったかぶりは、ただ醜い。
若い頃から知ったかぶりだった私は、オシャレな人になるためのお勉強をこっそりしているばかりだったので、キラキラした時間はなかった。だから「昔はよくあそんだよねー」なんて台詞は・・・知ったかぶり、というか嘘である。
が、言ってしまう、しかも若い人にたいして。
「昔は俺もワルだった」と吹聴するオヤジと同じである。真面目はダメという感覚・・・戸塚のせいだ、ヤンキー王国 戸塚に住むことで、ワルに憧れている自分に気づいてしまったんだ・・・。
38歳・戸塚在住・醜。
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2013年 夏号 〜 ノーテンキ通信 〜
夏です。海山バーベキュー・・・皆様、バーベキューは好きですか?
太陽の下、仲間と共に飲んて食べて・・・どうやったら楽しめるのか。
気温35度の戸外に生モノを運び、怪しい火加減と手付きで肉や、よせばいいのに魚介類のまで焼く。安全な野菜も、皮付き、芯あり、極厚。
繊細な腸を持つ私は、野蛮すぎて手が出せない。炎天下、ひたすらぬるいビールを飲みながら、焼きそばで食べてるふりをし、宴の終わりを待つ・・・苦痛でしかない。恐怖も伴う。
一体誰がたのしんでいるのか、何故きかくされるのか。・・・そして何故断れないのか。
「バーベキュー = アウトドア = 陽気 = いい人」である。バーベキュー嫌い → アウトドア嫌い → 陰気 → ヤなヤツ・・・駄目だ、私はまだそこまで素直になれない。
生ヤケの肉も魚も、ぶ厚い玉ねぎも、ぬるいビールも、気を利かせたつもりのすいか割りも、蚊も紫外線もバーベキュー好きの人達も・・・皆きらいだけど、今年も「BBQ、参加します!」
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2014年 夏号 〜 ノーテンキ通信 〜
夏が来ました。恋の季節です。恋愛に付いて書きたいと思います。
先日、TVで「二十歳の若者の6割(7割?)が恋人がいない」と言ってました。恋人はおろか、恋愛感情を抱いた経験がないという人も少なくないとか。
その番組を一緒に観ていた母「えー?? 信じられない」。しかし、私はなるほど、と思いました。
だって恋愛って、とても無駄なことが多いと思うのです。自分以外の人間を思い、時間やお金を使う。努力が報われない。仕事とは正反対だし、遊びよりも無益。変なのに引っ掛かれば人生台無しなんてことも。
あんなに人を傷つけたり、傷つけられたりが頻繁に巻き起こるのは恋愛ぐらいなもので、心身の披露も甚だしい・・・と、マイナス面ばかりが浮上してしまうのは、何故か、思い出にも痛みが伴っているからです。
痛くて痛くて、少しだけ気持ちいい。恋愛は凡人を偉人・・・じゃなくて変人にする。
普通に飽きたら恋愛しよう。
麻酔なしで。
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2014年 春・初夏号 〜 ノーテンキ通信 〜
春なので、「下ネタ」について考えようと思います。下ネタ話、つまりエロ話は、大好きな人も苦手な人もいると思います。
私は普通です。スゴイ話に大笑いもできるし、適当に相槌も打てる、求められれば無難な体験談も話せる。つまらない「程々女」です。
反論覚悟で申しますと、40代後半から50代前半は「下ネタ世代」です。「バブル世代」と重なります。「下ネタ」を手っ取り早いコミュニケーションツールとして使う傾向にあります。特に、新しく知り合った人、若い人に対して。
特徴は「身を切る」ことと「相手の反応」を恐れない勇ましさです。下品とも言えます。
聞かれてもいない武勇伝を、相手がどれだけ引こうがお構いなしに喋る・・・その強さ・・・実は少し憧れたりもします。
趣味の話や仕事・家族の話で、知り合って間もない人や、年の離れた人との壁を壊すのは無理ですが、エロなら可能な場合もある。
時と場合によることを忘れている、もしくは知らない人も数多く、下ネタ世代は問題もありますが、可もなく不可もなくオチもない会話を続けるよりは、下品な話を共通の話題に選ぶ方が華があるなぁ・・・とバブルを知らない程々女は考えます。
エロは地球を救う。
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2014年 新春号 〜 ノーテンキ通信 〜
次女が先日、三歳になりました。三歳児検診の案内が届きました。
問診票の中に必ずある質問「育児は楽しいですか?」
解答欄には「はい」「いいえ」「どちらでもない」。さすがに「いいえ」と答えるのは気が引けます。かといって、「はい」と答えるには・・・嘘が多い。悩んだ末に「どちらでもない」にマルをする。そしてまた悩み、敗北感を味わいます。
だいたい、なんなんだ、この質問は? 気軽に難問出してんじゃねーよ!と腹が立ちます。
育児で楽しいことって何だ? そんなことあっただろうか?
育児と聞いて思いつく言葉は「面倒くさい」。
「楽しい」なんておもったことあったかどうか思い出せないなんて、やっぱ楽しくないんだ。そもそも「楽しい」って何だ? 楽しかったこと・・・小4の課外授業、ちゅう2の林間学校、美大の予備校、学生時代の友人宅、あの日の夜・・・楽しかったことは、殆ど少し悪いこととセットです。
じゃあ楽しくないことは悪いことじゃないということになります。
悪いことは楽しい・・・? って、この「悪い」は犯罪めいたことを指すわけではないですよ。「ドキドキ」「ワクワク」「ちょっとヒミツ」ぐらいの可愛いもの。
昔テレビで、ビートたけしが「『仕事楽しんでますか?』って、仕事って楽しくなきゃいけないのかよ。楽しくなんかねーよ!」と言ってました。だいぶ話は違いますが・・・。
育児、楽しくなんかねーよ! でも、悪くもねーよ。
どこにマルすればいい?
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2013年 秋・冬号 〜 ノーテンキ通信 〜
正午の横須賀線 :
① 太っているけどモテる、自信に満ちた派手な34歳
② ガリガリに痩せた色黒女「幾つですか?」と質問したら「幾つに見えます?」と質問返ししそうな、ちゃっかり「32歳位?」と答えてもらえると思っているが、実際46歳に見え、実年齢もきっと46歳の女
③ DEAN&DELUCAバッグを持った、色白の、無個性だが個性的と言われたい、茶髪ボブの36歳女。
まず、
② 「私、こないだ奄美行ってきてさー」
① 「え、また行ったの?」
② 「うん。私、完璧に島の子と同化してたし!」
①/③「ギャハハ!」
① 「誰と行ったの?」
② 「〇〇とその彼氏と3人で」
③ 「えー、なにそれ?」
② 「え? 私、いっつもそうだよ。友達カップルと同行ばっかだよ」
① 「部屋も一緒なんだよね」
② 「そうそう、ベッドも一緒・・・って、アホか!!」
②/③「ギャハハ!!」
(・・・鎌倉駅着)
① 「やっぱみんな鎌倉で降りるねー」
② 「そりゃそーだよ」
(・・・やはり降りない)
そう、一歩先ゆく女は鎌倉を通過し、敢えて逗子を選ぶのです。さすがです。
毎木曜日、逗子を訪れますが、毎回似たような女3人組と遭遇・・・楽しい電車です。
おしゃれ横須賀線、バンザイ!!
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2013年 春初夏号 〜 ノーテンキ通信 〜
この春、娘が入園しました。
私の旧姓は「古市(ふるいち)」。冴えない「ハ行」。後方で霞んでいて、これならいっそ「わ」だったら目立てたのに・・・と妙に嫉妬をしたりしました。
そんな「ふ」からみると、「ア行」は憧れ。現在私は「荒木」。ア行のトップ「あ」なのです。
なんて華やか!!
娘は幼稚園で、出席番号1番になりました。「い」の人が多く、「あ」のライバル、青木や阿部がいなかったのです。
・・・が、「あ」の悩みを思い知らされました。
まず、何でも1番にやらされる。役員決め、自己紹介・・・有無を言わさず「あ」から。で、皆「あ」の人だから顔と名前を覚える。自己紹介なんて、ア行、せいぜいカ行までしか聞いていないものだから、私は他の人を覚えられない。とても失礼なことになる。
そして娘は、色白で、小さく、鼻が上を向いていて・・・まるで"座敷童"だ。
とても「あ」の派手さはなく、「や」ぐらいが似合っている。私もである。
やっぱり私は冴えない「ふ」が似合っている。「ハ行」の平和が懐かしい・・・!!
他に書くことはなかったのだろうか?? 春なのに。
アラキリョウコでした。
| コメント (0)
カジュ通信 2013年 新春号 〜 ノーテンキ通信 〜
明けましておめでとうございます!・・・の挨拶を交わさなくなるこの時期、節分の豆も、バレンタインのチョコも、昔のように心に華やぎを与えてくれることはなく、ただ寒く、餅のカビをこそげ取って食べているという虚しいこの時期・・・今日のお題は「親知らずを抜く」。湿気た話です。
私、36歳にして初めて小さな小さな親知らずを抜きました。あれは出産に似ています。・・・やたら怖い。そして、経験した人が執拗に脅す。
「枕が血に染まった」「顔が二倍になった」・・・歯医者までもが信じられないことを言い出します。「出産よりは痛くないから大丈夫です。」・・・それ、面白いと思って言ってんのか? アホか!!
とにかく抜いてみました。普通に痛くて、普通に不快で、普通に・・・話題性のない出来事でした。
抜いた次の日、ちょっとお酒を飲みました。普通に飲めました。そして後日、友人に「親知らず抜いた直後に、いっぱい飲んじゃったー」と、不良ぶりました。ワル自慢というのは、いつの世も「だからどうした」という内容です。
「だからどうした・それがどうした」に対し、「マジで!? スゲー!!」を返す。大人は優しい。
2013年、私も大人の女を目指します。マジで。
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2012年 秋・冬号 〜 ノーテンキ通信 〜
人生は選択の連続。優柔不断は嫌い、などと言ってしまっている私は、なんでもなるべく早く選ぶようにしている。色とか、メニューとか。
で、人生に影響を及ぼすような選択からは逃げるようにしている。
が、逃げきれない時もある。今、ちょっとそんな感じだ。
娘の幼稚園選び。「選んだ責任」を問われることのなさそうな、システマチックでセーフティーな、大型スーパーのような幼稚園を選んだ。定員オーバーというところを無理に、そこをなんとか・・・と頼み込んで入園の約束をとりつけた。「しがらみ」が派生した。でもいいんだ、ここでいい。
自分にも娘にも言いきかせた・・・が、近所の、ワイルドキンダーガーテンが気になって仕方ない。よせばいいのに見学してみた。やっぱりだ。
結局、「すいません、やっぱり私・・・」二股恋愛のようなことになってしまった。「危険な魅力の男、いや、園」を選んでしまった。そしてやっぱり「いい人」に迷惑をかけてしまった。こうなったら、是が非でも娘には楽しく過ごしてもらわねば!
・・・まったく迷惑な女、いや、親である。
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2012年 夏号 〜ノーテンキ通信 〜
先月、引っ越しをしました。
サザエさん型家族の引っ越しは、笑えるくらい大変です。
母に至っては、段ボールの谷間生活を本格化しています。谷間から這い上がりたい私は、ガラクタの山と日々格闘しているわけですが、どうしたらよいかわからないものの代表として、写真があります。
うちの町内会では、写真は燃やすゴミで、生ゴミと同じ日に出します。
紙類ではない・・・資源ごみという上等な仲間になれないのです。
これは、心の壁を一つ越える作業を伴います。
思い出をゴミにしなければならないわけです。もはやどこだかわからない海や山、可愛くない私と姉、死んだ愛犬たち、おじいちゃん、誰だかわからない親戚、多分友達だろう人々・・・お別れのときが来たようです。
母は、潔さの証明でもしたいのか、自らの結婚写真を捨てると言い出しました。それなら作りもしない手芸材料の山を捨てろと言ったら、ケンカになりました。
ダンナの荷物にも、結婚当初ケンカの種になった昔の彼女の写真の山が、また別の山も加わり健在です。笑ってしまいます。
結局、山は高くそびえ立ったまま、新居を覆っています。
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2012年 春・初夏号
昨今、年の差婚が流行りらしい。男性が20歳上、とか、とにかく男性がかなり年上の「リスペクト婚」とかいうもの。こんな不安な世の中、経験と実績のある男性がモテるらしい。本能的に女性が選ぶそうである。
わからなくもないけど、わかりたくもない現象だ。
実際、年長だから、という理由でリスペクトするのは難しい。
(いい年をして)こんなこともしらないの? (いい年をして)こんなことするの?
何でも「いい年をして」という思いが付いてまわり、簡単に尊敬することになんてできないのだ。
若ければしらないことが多くても、馬鹿やっても気にならない。でも年寄りだと、少々のことで恥ずかしい・・・と私は思ってしまう。
こんな風に考えない年寄り好きの女性って、実はすごく寛大な大人なんじゃないだろうか?
肉体的にも衰えていて構わないとなると、それはもう奉仕の域というか・・・偉い。大人だ。
私は子供だ。若い方が・・・いい。
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信 2012年 新春号 〜ノーテンキ通信 〜
今年もノーテンキ通信を書ける幸せを噛みしめつつ、選んだ話題は「AKB48」。
最近、気になってしょうがないのです。いってしまうと、好きなんです。娘の誕生日にかこつけて、姉にDVDを買わせました。紅白はAKBを楽しみに最初から観ました。とにかく可愛い。トキメく。
と、いうことを、アートだったり、おしゃれだったりする友人には言えないでいます・・・好きなことが恥ずかしい。不健康に思考です。だから紙面をお借りすることにしました。私が正直でいるために。
どうして、こんなにトキメくのか。その理由は、老いにあると思います。
少し前だったら「可愛くないのにアイドルなんて。」とか「秋元康の戦略にハマるなんて馬鹿だ。」とか「群れにしか見えない」とか「まるで興味ない、一人も名前知らないな。」とか・・・悪く言うか、知らない、イコール、かっこいい、というスタイルをとっていたと思うのです。
なのに今の私には、もう、キラキラして、ひたすら可愛いそんざいにしか見えない。そう、彼女たちは若い。もちろん若けりゃいいってものじゃない、年令を重ねて美しい人も大勢います。が、やっぱり若いって素晴らしい。そのことを認められるようになった、なってしまったのです。「若い子は可愛い」。
恥ずかしいついでにもう一つ。私はキティちゃんが大好きで、ハートとピンクが好きです・・・。「女の子らしいもの」が大好きです!
若くないけど・・・せめて正直に生きます。2012・年女。
荒木 涼子
| コメント (0)
カジュ通信2011年 秋・冬号 〜ノーテンキ通信〜
先日、友人の結婚式にお呼ばれしました。引っ越しをしたばかりで、パーティードレスなんとかみつけ出したものの、バッグや靴、アクセサリー、ストッキングなんてものは、出てくる気配すらない。
仕方なしに母のを借り出して、なんともちぐはぐな格好に。化粧品もお洒落仕様が出てこない。
なんとも地味な顔で式に出席。
2ヶ月前に参列した式は子連れだったので、どんな格好でもOKだったのです・・・子どもは便利。
少しきれいにしていけば「子どもがいるのにキレイ」。ちょっときたなくても「子どもがいるから」で許される。忙しい時の結婚式には助かります。
・・・が、先日のお式は久々の単独行動。予想通り、というかっ、それ以上のこきたない参列者に。借り物のストッキングは、人を卑屈にさせます。周りの人が輝いて見える・・・。
教訓 : どんなに面倒でも、忙しくても、金欠でも・・・ストッキングは買おう。そしていつの日か、子どもの世話にならないような、キレイな女性に・・・なれるといいな。
荒木 涼子
| コメント (0)