♪NAOMUSICA♪〜蝶々夫人〜
カジュ通信 2014年 春初夏号
オペラので代表的な作曲家 プッチーニ。
彼の作品の中に『蝶々夫人』というオペラがあります。
長崎を舞台に没落藩士令嬢の蝶々さんとアメリカ海軍士官ピンカートンとの恋愛悲劇を描いています。
プッチーニは、日本音楽の楽譜を調べ、風俗習慣など様々な資料を集めて、このオペラを作曲しました。しかしこのオペラは、最初から最後まで出ずっぱりな上、中・低音域に重点を置いた歌唱を求められる為、「ソプラノ殺し」とも言われています。
オススメの蝶々さん役は、何と言っても伝説の歌姫 マリア・カラス。
ソプラノにとって、中・低音域の発声はとても難しく、習得するのに時間がかかります。マリア・カラスはこれをとても魅力的に歌い上げます。
オペラに着物のヒロインが登場するのも新鮮ですね。
◎くのきなおみ◎
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