♪NAOMUSICA♪〜チェンバロ〜
カジュ通信 2015年 新春号
先日、チェンバロと歌のコンサートに行きました。
なかなか観る機会も聴く機会もないチェンバロですが、独特の音色を持ち、何とも言えない音楽空間を作り出す楽器です。
チェンバロの歴史はピアノよりずっと古く、15〜16精気半ばまでのバロックと呼ばれる時代です。(日本では応仁・文明の乱が起こっていたころ)
バロック時代は、様々な分野で豪華な装飾が発展した時代なので、音色のみならず装飾の美しさをも競ったのがチェンバロの特徴です。
ピアノとチェンバロは音を出す原理が違います。ピアノはハンマーが弦をたたいて音を出しますが、チェンバロはプレクトラムと呼ばれる小さな爪が弦を引っ掻いて音を出す仕組みです。
その爪の材料として昔は、鳥の羽の軸の部分が使われていたそうです。
◎くのきなおみ◎
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