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涼子の "だからどうした"

カジュ通信 2013年 新春号 〜 ノーテンキ通信 〜

明けましておめでとうございます!・・・の挨拶を交わさなくなるこの時期、節分の豆も、バレンタインのチョコも、昔のように心に華やぎを与えてくれることはなく、ただ寒く、餅のカビをこそげ取って食べているという虚しいこの時期・・・今日のお題は「親知らずを抜く」。湿気た話です。

私、36歳にして初めて小さな小さな親知らずを抜きました。あれは出産に似ています。・・・やたら怖い。そして、経験した人が執拗に脅す。

「枕が血に染まった」「顔が二倍になった」・・・歯医者までもが信じられないことを言い出します。「出産よりは痛くないから大丈夫です。」・・・それ、面白いと思って言ってんのか?  アホか!!

とにかく抜いてみました。普通に痛くて、普通に不快で、普通に・・・話題性のない出来事でした。

抜いた次の日、ちょっとお酒を飲みました。普通に飲めました。そして後日、友人に「親知らず抜いた直後に、いっぱい飲んじゃったー」と、不良ぶりました。ワル自慢というのは、いつの世も「だからどうした」という内容です。

「だからどうした・それがどうした」に対し、「マジで!? スゲー!!」を返す。大人は優しい。

2013年、私も大人の女を目指します。マジで。

荒木 涼子

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