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涼子の " 夢かうつつか "

カジュ通信 2017年 夏号 〜 ノーテンキ通信 〜

夏休みが始まり、ついに毎日子供が居ることになってしまいました。

山のような宿題一覧表を前に「ウェー!」と盛り上がっている小学生二人を見ながら、私の時もそうだったなーと、つぶやいてみたものの・・・はて? 本当にそうだったか?

近頃、昔の事をすっかり忘れているのです。もう40を過ぎましたから、子供の頃の事を思い出せなくても別にいいとは思うのですが、20年前位の出来事からして怪しくなってきました。
仲が良かった人の現在の様子を、何故か母などから聞かされ、あ、その人って実在した人なんだと感心したりするのです。かつての友人や恋人の存在が、夢か現か自信が持てない感じなのです。

こんな風に、この先どんどん あやふやになっていくとすると、結婚した時の事、出産、子供が小さかった時の事など、私の人生の一大事も、夢か現か・・・になりそうです。

もうすでに、どうして結婚したのかは あやふやになっています。どうして、どんな気持ちで一緒になったのかわからない人と、ずっと一緒にいるのは、とても面白いというか、スリリングです。

大丈夫かどうかはわかりませんが、絶対的現実の子供達と共に、離れたらすぐに夢となりそうなダンナさんと、この夏も過ごしていくのでしょう。

なかなか、刺激的です。

荒木 涼子

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