♪NAOMUSICA♪鳴き龍の声
栃木県日光へ行ってきました。
小学校の修学旅行で行って以来です。東照宮は外国人の人も多く訪れていました。
「三猿」を見て懐かしくなり、「眠猫」はこんな小さかったっけ~?!と驚きました。坂下門をくぐって徳川家康が祀られている奥宮まで、森の中の207段の階段をハァハァ言いながら登りました(笑)。
中でも子どもの頃見た光景を一番思い出した場所は「鳴龍」です。鏡天井に描かれた龍の絵は迫力満点。龍の顔の下で拍子木を叩くと音が反響し、まるで龍が鳴いているように聞こえるというもの。
昔は自分で手を叩いて体感できましたが、 現在は東照宮の方が説明とともに拍子木を叩くという形になっ ていました。静かな空間で拍子木のカーンという響きは、龍も 動くのではないかと思わせてくれる不思議な感覚でした。
この龍の絵が鳴くということは1905年頃偶然に発見されたものとされており、当時掃除をしていた職員が天井に住みついた鳩を追い出すために手を叩いた所、音が反響する現象を発見したそうです。顔の部分のみ音が反響するのは、天井の中央部 が屋根の方へ向けて6cmほど反り上がっているためだそうで す。
みなさまもぜひ世界遺産「日光東照宮」へ行ってみてください。
◎くのきなおみ◎
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