チーズ料理 美食館(NAGAI)

チーズ料理 美食館

2010年カジュ通信 夏号より

第16回「夏を爽やかに!カレー風味のチーズサラダ」

蒸し暑く、食欲の落ちるこの頃になってきましたね。食いしん坊で食欲は落ちることのない私でも、さすがにさっぱりしたものや、変化に富む味を求めるようになります。そこで、先日イタリアのワイン生産者のところでご馳走になった料理をご紹介しましょう。


彼らの造る軽い甘口ワインと供されたもので、大人には少し甘口のスパークリングワインと一緒に前菜としてお薦めしたいものです。甘口ワインが苦手な男性陣なら、辛口のスパークリングでも相性は良いものです。お子さんは大人になるのを待って(笑)、サラダだけで。それでも、ほんのりとしたフルーツの甘みはきっと喜ばれるはずですよ!

ほとんどが手に入りやすいレシピなのも、安心できるところです。ただし生のパイナップルだけは、常時お家にないかもしれませんね。そんなときは缶詰で大丈夫。マヨネーズに加えるパイナップル果汁を、レモン汁に置き換えて作って下さい。好みで香菜やイタリアン・パセリを添えてどうぞ!

鎌倉ワイン・アカデミー主宰  永井万希子

【作り方】 (二人分)


・茹でた鶏かローストした鶏肉400g
・エメンタールチーズ200g
・パイナップル2スライス
・干しぶどうを戻したもの10粒ほど
・茹でたグリーンピース1/2カップ
・パイナップル果汁、マヨネーズ、カレー粉適量

    

1.鶏肉とチーズ、パイナップルをひょうし切りにする。
2.それらに、ぶどうとグリーンピースを合わせておく。
3.マヨネーズにパイナップル果汁とカレー粉を混ぜて好みの味に整える。
4.サラダの具と合わせて軽くまぜ、10分ほど味をなじませる。出来上がり!

| コメント (0)

チーズ料理 美食館

2010年カジュ通信 春・初夏号より

第15回「春野菜にぴったりの温かいチーズソース」

ようやく春です!最近よく食べるのは白アスパラ、菜の花、空豆。勿論グリーンアスパラも美味しいですね。こんなほんのり甘みを帯びた春のゆで野菜を食べる時にぴったりの、温かいチーズソースをお教えしましょう。

ベースになるのはモッツァレッラ。冷たいままトマトと一緒にサラダで食べることが多いと思いますが、溶けると舌触りが滑らかなのは、ピッツァでご存知の通り。これだけだとあっさりしているので、バターとグリュイエールでコクを出します。

ちなみに密閉袋に液体に漬かって売られている、球形の生モッツァレッラが、イタリア発祥の本物スタイルです。これとは別に、四角にカットされたセミハードのモッツァレッラというのも見たことがありませんか?こちらは主にドイツなどで造られており、溶けやすいモッツァレッラチーズの製法を真似た、実際には異なるチーズです。

今回のソースにはイタリアタイプを使って下さいね。

鎌倉ワイン・アカデミー主宰  永井万希子

【作り方】 (二人分)


・モッツァレッラ400g
・グリュイエールチーズ100g
・パルミジャーノレジャーノ50g
・バター100g
・生クリーム
・セージ適量  

    

1.モッツァレッラとグリュイエールチーズを小さくカットしておく。
2.鍋にバターを入れて溶かす。グリュイエールとパルミジャーノレジャーノ、セージの葉を入れ、軽く溶けてきたら生クリームを少量入れて伸ばす。
3.全体がなじんだらモッツァレッラを入れ、再び全体がとろりとなじんだら火からおろして、ゆで野菜にかける。
パスタのソースにしても美味!白ワインに良く合います。

| コメント (0)

チーズ料理 美食館

2010年カジュ通信 新春号より

第14回「エキゾティックなギリシャ風前菜」

ギリシャ料理は召し上がったことがありますか?
大きい意味では地中海文化と言えますが、ギリシャやトルコなどにはやはり独自のエーゲ海文化があります。

日本で言えば、私たちは地球規模で太平洋に位置していますが、東側の海を日本海と呼び、四国との間の海を瀬戸内海と呼び分けているのと同じです。
ここはチーズやスパイス、肉の使い方などでもラテン文化全体の原点となった国々。その後古代ローマで洗練され料理の基礎が完成します。

さて今回はギリシャで出されるチーズを使った前菜をご紹介します。
至ってシンプルですが、西と東の文化のニュアンスが混ざり合う象徴的な味わいです。フェタというのは羊乳の塩漬けチーズで、ギリシャ風サラダには黒オリーヴとともに欠かせないものです。
フェタは生で食べることが多いのですが、ここでは火にかけているのがポイントです。

鎌倉ワイン・アカデミー主宰  永井万希子

【作り方】 (二人分)


・無塩バター大さじ三杯
・フェタ450g
・レモンの絞り汁適量
・胡椒、セロリの葉、ケシの実適量

    

1.耐熱皿にバターと塗り付ける。
2.フェタを1cmくらいにスライスし(予めチーズを味見して、塩辛すぎるようなら水に付けてしばらく塩抜きする)
3.耐熱皿に並べ、180℃のオーヴンで焼いて、チーズが少し泡立ち始めるまで温める。
4.レモン汁と刻んだセロリの葉、ケシの実をかけて出来上がり!

| コメント (0)

チーズ料理 美食館

2009年カジュ通信 秋冬号より

第13回「南イタリア、羊の親子丼パスタ」

イタリア人にとって、チーズとは長い歴史を通して貴族から庶民までの食卓を飾ってきた貴重な食品です。
ただし北から南までを考慮すると気候風土が大いに違い、南部では、北部のような豊かな牧草地帯に育つ牛よりも、痩せた土地で小さな草をむしり取るように食む羊や山羊が主流となります。

今回は南イタリアの特徴である羊の、「肉」と「チーズ」を使った、いわゆる親子丼的発想のパスタ料理をご紹介します!彼の地では、日曜ごとの親し気なランチパーティーや、祝日のスペシャル・メニュー。レシピにあるリコッタ・チーズは、最近日本でも手に入りやすくなりましたよね。ただし羊のリコッタはまだ一般的でないので、牛乳のリコッタでも代用可能。是非お試しください。
ピリッと辛い唐辛子も、イタリアでは南ならではの食文化です。

       

鎌倉ワイン・アカデミー主宰  永井万希子

【作り方】 (二人分)


・フジッリ(ネジ型パスタ)200g
・羊挽肉100g リコッタチーズ40g
・小トマト3個
・赤唐辛子 半本
・オリーヴオイル、塩、胡椒適量

    

フライパンにオイルをひき、挽肉とトマトのみじん切りに充分に火を通しておく。別鍋で赤唐辛子を炒めておく。フジッリをアルデンテ(かなり早めに揚げておく)に茹で、挽肉ソースと唐辛子、リコッタチーズと和え、軽くリコッタチーズが温めるまで火にかける。

| コメント (0)