涼子の"夏のお・も・ひ・で。"
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カジュ通信 2022年 新春号
新春号。
今年も頑張るぞ。
さて先日、近所の若い奥さんが、やはり近所の女子高生と話していた。
「17歳かぁ! 若っいなぁ!!」
と、奥さん。
隣に居たダンナさん、「え? オマエ、そうゆう感じ?」
17歳女子高生に対して、わざわざ「若い」と発言した奥さんに驚いた様子。17歳なんて娘だろ。同じ土俵に立ってる気なのかよ、と。
わかる。
でも断固わかりたくない。
だって私は奥さんより15歳上だけど、ドラマもアニメも常にヒロイン目線で見る。
ヒロインの親や先生や祖父母の世代になったって、
目線はいつもヒロインだ。
「北の国から」なら純でしょ、「ドラえもん」なら のび太でしょう!!
・・・ひろいんじゃないな。ヒーローでも、全く、ないな・・・。
とにかく、佐藤健や大谷翔平を見て「こんな息子がいいな」なんて、
絶対一生思わない!!
ちゃんとドキドキしてやる!
上がれない土俵なんてない!!
----以上、2022年、荒木涼子の決意表明でした。
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カジュ通信 2021年 秋・冬号
秋なので、モヤモヤした話を。
海外に住む義姉親子が久々に帰省し、夫の実家で集まりました。
娘と一緒に選んだハンマーヘッドシャークのぬいぐるみ。
受け取った甥っ子、
「これ、売ってお金に変えていい?」
・・・え??
叔母とか、嫁とか、そんな自分の立場も忘れ、
「おい、そりゃないだろ!」と口が先に出てしまいました。
義姉が、「ごめんねぇ。遠慮がなくて」。余計にブチン。
「貰った物をどうしようがアンタの自由だけど、むやみに傷付けないでくれる? 少しは遠慮も覚えなきゃ駄目だよ!」・・・言い過ぎました。娘が慌てて、「もうぬいぐるみで喜ぶ感じじゃなかったんだよね。ごめんね、気に入らないもの選んじゃって」・・・大人すぎる。
うー、私が子供なのでしょうか? 子供に大人を求め過ぎですか?
でもでも・・・10歳の男子だったら、こんな酷いこと言っても許されるのでしょうか?
え? そもそもそんな酷いことでもないのでしょうか?
モヤモヤモヤモヤ。
まあ、我が娘の成長を知れて良かった。
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カジュ通信 2021年 夏号
以前、料理が嫌いだ、と告白しました。
たぶん、好きになることはないでしょう。
こんな私に「山菜の下処理」「梅仕事」「釣った魚」・・・
どうしろというのでしょう。
我が家は戸塚の奥の森の中。
春には筍。
フキノトウとタラノメのおまけ付き。
初夏には梅祭り。
海も遠くないので、釣りが趣味という知人も多く、ビニール袋いっぱいの魚。
7人家族ということがバレているので、海の幸、山の幸、
なんでも沢山頂きます。うち、いりません・・・言えません。
「こんなに頂いちゃっていいんですか?」毎度毎度「いつもありがとうございます!」
なんとか食べられる形になり、罰当たりな行為には及んでいないのですが、私と似たような人は居ないかと、なるべく駄目そうな仲間に「貰いもの困る件」を話したら、あからさまに引かれました。
慌てて彼女らの投稿を見たら、果実酒のビンが映えてます。
ピンチです。
みんな、いつの間に??
ああ、でも、お母さん。しばらく元気でいてね。
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カジュ通信 2021年春・初夏号
ネコを飼い始めました。
犬しか飼ったことのない私たち家族。
何の知識もないまま、テキトーにも近所の動物病院から野良猫を貰い、
ノラと名付けました。
野良だからノラ、ということですが、父が、一応、内田百間も意識しつつ考えた名前です。次女は学校の先生に「もう少し考えて名前付けてあげて」と言われたそうです。
ただのものぐさ、と思われてしまいました。
結構 インテリおしゃれネームなのに。
うちの三人の子供たち、とりわけ末息子に楽しい仲間ができるといいかな、と思ったのですが、息子、「犬の方が好きだー!」と突然怒り出し、皆の前で派手にお漏らししたりと、情緒不安定になりました。
ノラにやきもちを焼いたようです。
一番ネコを欲しがっていた長女は、仔ネコのやんちゃ具合に恐れをなし、逃げ惑う始末。
結局上手く付き合っているのは次女だけです。
しかし、老人とネコはよく似合います。
父はムツゴロウのように、若干怖いぐらい可愛がっています。
段々可愛くなくなる人間の子供たち。
ネコ、来て良かったです。
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カジュ通信 2021年 新春号
年始は年賀状の悪口から始まる。
「なんでこの写真選んだ?」だの、
「こんな大きくなった子供の写真送られても・・・何といえばいいんだ?」と、
友人や、少なくとも年賀状を送ってくれる仲の人々を悪く言いまくる。
小学生の娘達に引かれるぐらいの毒舌なのだが、年々毒が弱まってきている。
私も歳と共に丸くなってきた、のではなく、ネタが、毒を吐く対象が、どんどん味気なくなってきているせいだ。
家庭用のプリンターでぷりんとするために、写真が薄ぼんやりしている。
これじゃあダンナと奥さんの区別もつかない。娘だか息子だかわからない。
写真を使うなら、正々堂々と勝負しろ!
金か手間かどちらか使えー!!
虫めがねまで持ち出して、ぼやけた小さな写真に無理矢理毒を吐く。
「ハルト(10才)、ルア(6才)、ハルク(4才・♂)」あら、3人目生まれたんだ、
と思ったら、チワワだった。
この表現、一般化しているようだが、「ぷっ」というか「え?」というか・・・
物申したくなっちゃうのは私だけだろうか?
人の名前と犬の名前の区別なんてつけなくていい! 犬も家族だ! ごもっとも。
そもそも、こんな私に新年のご挨拶をくださる、それだけで素晴らしい。
リョウコ(44才・♀)
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カジュ通信 2020年 秋・冬号
夫の友人がTVに出た。
彼の仕事を讃える立派な内容だ。
すっかり関心して見入っていたが、彼の奥さんが登場してから気持ちが引いてしまった。
奥さんは可愛い看護婦さんであった。
「ああ、そういうことね」である。
敢えて看護「婦」とする。
看護婦は絶対的に人の役に立っているので自己肯定感充分、経済的にも自立している。強くて優しい、理想の母親像だ。
よって看護婦と結婚する男はマザコンだ。
好きになった人がたまたま看護婦だったということはないはず。
看護婦だから好きになる、そして結婚したくなるのだ。
昔好きだった人が、看護婦と結婚した。
「ああ、お前もか」。
夢追い人の打算を見たようでもあり、切なかった。
もちろん、「私じゃ絶対にダメだったわけね」という、どうしようもない完全な敗北感も感じた。
いつにも増して、偏見に満ちた文章。
念の為、私は看護婦をとても尊敬している。
関わる男性の悪口を書いたけれど、潔い種類の男だとは思っている。
嫉妬している私が醜い。
私の夫は看護婦の息子だ。
劣等感は続く。
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カジュ通信 2020年 春・初夏号
私は旅行の話が嫌いだ。
話している本人は、徳のある話を聞かせてやってるくらいにおもっているから
タチが悪い。
旅先が通な海外なら尚更。「○○紀行」なんて写真まで見せられたりする。
素人の写真で、人を感動させる事は、まず無い。
野生動物でも写っていてくれたらまだいい。「可愛い!」とか「私も見てみたい!」とか、一瞬でも嘘じゃないことを言えるから。
私は映画は好きだ。
「すっごい面白かったよ!」と勧められたら、素直に観てみる。
旅行もそうなのかもしれない。
魅力的なプレゼンをされたら「私も行ってみる!」・・・いや、できない。
映画と旅行、決定的な違いは、易々と真似できないという事。
お金が必要だ。
何とか遣り繰りして旅行を選ぶ人もいる。
その類のひとは、不思議とあまり話をしない。
「○○紀行」の類の人がお土産話をする。
私はその類の人に劣等感を抱いている。
・・・結局、懐も、心も貧しいから、旅行の話が嫌いということか。
認めたくないが・・・コロナな日々、快活な旅行好きより、
卑屈な映画好きのほうが順応するようだ。
負け惜しみで締め。
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カジュ通信 2019年 秋・冬号
芸術の秋。
繰り返されるや親子の争い・・・ピアノ問題。
5年生の娘、ピアノの練習をやらないのです。
上手に大人として子供と話ができない私、毎度キレて、
「練習しないなら辞めてしまえ!」と叫ぶ。
すると娘、
「辞めるのは嫌ですー、ちゃんとやりますー、ごめんなさいごめんなさい」
絶対辞めたくなさそうだ。辞めたくないと毎度泣く。
少々冷静になって理由を聞いてみた。
「ピアノを弾くのは好きだ。レッスンに通う途中の道も好きだ。だけど
練習は嫌いだ」
理由になってなーい! またキレた。
ギャンギャン怒る母(私)に娘、
「ピアノは何も考えないで闇雲にやるには複雑すぎるんだよ!」
・・・ちょっと理解できるような発言。いや、解ってやっちゃいけない・・・。
・・・が、私もそうだったような。
絵が好きで、美術の先生が好きで、学校が好きだったけど、家で一人で描いたことが殆ど無い。
鳴かず飛ばずの原因だろう。
娘よ、母のようになるな。
練習して鳴け、飛べ、せめてもがけ!!
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