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2007/09/01

ガテン系、ばんざい

「最近の若者は・・・!」という、気合の入ったご老体の一言を煙ったく思うのは、いつの時代の若者にとっても、同じことです。

聞いたところによりますと、6000年前のピラミッドの壁画の象形文字のメッセージにも、「近頃の若者は・・・」という記述が見つかっているのだそうです。

とはいうものの、若い人の(というか、そのお手本となるべき中高年も)
精神的に参ってしまう病「神経症」や「精神病」「○○シンドローム」が、今の時代ほど多いことって、過去にはなかったような気がします。

その理由を考えてみました。

・以前は、それを病とみなさず、ただの「臆病者」とか、「敗者」として片付けてしまっていたのが、それを「病」と認識するようになった。・・・これはありがたいことですね。私は肯定的です、これには。

・生命維持に直接関わる問題以外の、たいへん複雑な心配事が多い。

そして、
・体を動かさなくなった。

最後のこれが一番の原因だと思います。
え? じゃ、寝たきりの人は精神的に不健康なのかって? いえいえ、そういう人ほど、「生命」の根源を見つめていると思いますし、指一本や目線にさえ「動き」への愛を感じますよ。

なんでこんなことを言ってるのかというと、
今日は一日、パソコン仕事だったんです。HPの大改造。
たっぷり仕事したのに、この、空虚感はなんなんだー。

昨日、一昨日は、染め仕事、庭仕事、大掃除、料理。
およそ稼ぐのに縁遠い仕事なのに、ハッピーだったのはなぜなんだ。

やっぱり、体使う仕事と、頭使う仕事と、ココロを使う仕事は、イーブンなバランスを保たないと、気持ちは腐ります。

薬に頼るその前に、
朝一番のお散歩、
草むしり&草刈り、
お掃除、
部屋の模様替えと
料理の仕込み、
ペンキ塗り、
日曜大工、
山菜取り、(?)
素もぐりもハイキングもよろしい。
そんな「仕事」を私はお勧めしたい。
だまされたと思って、試してみてって。

・・・なにいってんだ?

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