ふたりのゴンドラ
先週の土曜日は、カジュの子ども造形教室でもおなじみのR子先生こと、古市涼子さんの結婚式におよばれしてきました。彼女とは、彼女が小学生のころからの付き合いなので、娘を嫁にやるような気分でした。
金沢八景のシーパラダイスにある素敵なレストラン。
まだ、旦那さんのMくんと知り合うずっと前、涼子ちゃんの結婚式の夢はスモークをたいてゴンドラに乗ることでした。しかし、そんなバブリーな結婚式のブームはとっくに去ってしまいました。今でもあるのでしょうか、玉姫殿。
二人にとって縁のあった金沢文庫のとある神社で式をあげ、友人たちが手作りした会費制のパーティでお披露目。お二人のご両親もお見えでしたが、「二次会」ほどくだけず、「披露宴」ほどシャッチョコばらず、美味しくて、温かくて、楽しい会でした。涼子ちゃんは、アップにした髪にアマリリスをあしらって、シックな鶴の柄の振り袖の装い、Mくんは羽織袴。
スモーキー・ゴンドラよりずっとよかったよ、涼子ちゃん。
「彼と彼女」の関係のときは見えないけれど、日本の社会は、家族を運営することのプライオリティが恐ろしく低い構造をしています。夫婦になったとたん、もっとも優先順位の低い存在になるのが妻。ま、夫の職種にもよりますが、サラリーマンはまだまだその傾向は強いと思います。
二人の出会いのきっかけを作ったのが私だったためスピーチしてくれといわれましたので、Mくんに、「どうぞ、臆面もなく『女房が一番』といって憚らない男でいてください」とお願いしておきました。
「はいっ!」とでっかい返事が返ってきました。
今日の午後は、新妻・涼子の子ども造形教室です。
後日談で盛り上がることにいたしましょう。
おめでとう。
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