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2008/01/06

おつるのお道具・小管と杼(ひ)

Kokuda
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いよいよ織り機に経糸(たていと)がかかったら、緯糸(よこいと)の準備です。


緯糸を巻く、7センチほどの小さな管を小管(こくだ)といいます。(まんまやん!)
私が学生だった頃はまだ、若い篠竹で作られた小管が容易く手に入っていたのですが、細工に人件費がかかるのか、年々プラスティック製に取って代わり、今では、竹製の新品は全く手に入らなくなってしまいました。プラスティック製は巻いた糸が高速回転するときに静電気が起こって、なにかと都合が悪い・・・。
そんな織り手の気持ちを察してか、ちょっとお高いのですが、木製のものを作ってくれた業者さんもあります。

機織りで緯糸(よこいと)を巻いた小管をセットして経糸の間を右から左、左から右と飛ばすものを「杼(ひ)」といいます。
英語ではシャトル。(行ったり来たりする宇宙船だからスペースシャトルなわけですね)


小管に竹の細い芯を通し、それを杼の内側の小さなくぼみに差し込むと小管がくるくる回る仕掛けになっています。
この竹の細い芯を「竹の杼の子ども」= 「たけひご」、と呼んだんですねー。
いまは、金属製でバネ内蔵、伸縮機能付きのひごもあります。

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コメント

あ・・・懐かしいシャトルだ
これを使うと初心に戻れる気がします

投稿: さちこ | 2008/01/07 09:21

ほんとですね。(笑)。今では、いろいろな杼が工房にもありますが、やっぱこれだな、と思います。(笑笑)

投稿: つる | 2008/01/07 11:27

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