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2008/03/14

2008/03/14

春惜

春です。ウメも満開。カジュの庭は、アンズの蕾も色づきはじめました。

いよいよ春の染料が野山にお目見え。
花粉症と闘いながら、めげず野に入るおつる。負けないぞ。
そんなに勇敢になれるのは、染料もさることながら、野原は今、美味しいものがいっぱいだからです。

ふきのとうは、もうほとんどがおしまいですが、北の斜面などではまだ開いていないものが少し見つかります。
ヨモギもそろそろ食べるにはとうがたってきますが、お茶にするなら問題ありません。
つくしはもうスギナに変わりつつありますね。スギナも乾燥させてお茶にしていただきます。むくみをとり、血管を強くする作用があるそうです。ナマのときはほとんど匂いはしませんが、乾燥させると、本当にスギに似た香りがします。なるほどね。

夏頃まで楽しめるのはセリです。注意しているとあちこちによく出ています。おひたし、菜飯、天ぷら、何にしても美味しいです。ゆうべも、ユキノシタの若葉とともに天ぷらにしました。春の息吹、いただきです。

長年、「私の畑」だった二階堂の永福寺址地。平成23年を目指して、ついに復元工事が始まってしまいました。
それはそれで、とても意義のあることだったのでしょうが、今では珍しい、実に「健康的」な元気な野原だったので、残念で仕方ありません。イタドリも数珠玉も蒲の穂も、もうありません。秋に息をのむほど美しかったススキ野も、もう見られません。

たかが、雑草だらけのノッパラ。お金にはならない。ほとんどの人にとっては、何の価値もない。でも私は、かけがえのないものを失ってしまった喪失感で、いっぱいです。

もう、もどらない。

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