ツツジ ・ 初夏の光の色
ツツジ科の常緑低木。サツキやシャクナゲなども含んでその総称としてこの名があります。
ヨーロッパからヒマラヤ山麓、日本、さらにベーリング海を経てアラスカ辺りまでが原産という、ワールドワイドな植物。
カジュの庭には、2本の大きなオオムラサキがあります。先月末に花が終わった一本を剪定したので、染めてみました。
すず、アルミの媒染で、この初夏の日差しを思わせる柔らかな黄色、鉄媒染で、透明感のあるグレーが出ました。その黄色は、前向きな気持ちをやさしくサポートしてくれるような感じがします。
花言葉は「節制」。・・・そのわりには、カジュのオオムラサキは乱れ咲きの感じだな。え? アタシに似た? ・・・かも。
欧米では、ロードデンドロン (Rhododendron) 、アザレア (Azalea) などとよばれて庭木として親しまれています。
漢字で書くと「躑躅」。
読めても書けませんって、これ。
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