藍は愛。
鎌倉近辺は、何の前触れもなくサクッと涼しくなってしまいました。もう一回ぐらい盛り返すのだろうか・・・?
去る8月23日(土)も、涼しい一日で、この日は「藍染めの絞り」のワークショップの日でした。
今年、夏がかーっと暑かったせいでしょうか、藍がめ(といっても合成藍ですけどね)の調子がすこぶるよくてうれしい限りです。年によっては、どんなに手入れしても色に冴えがなく、弱かったり、白っぽく濁ったりすることもあるのですが、今年はいろにチカラがあり、透明感もバツグンです。
今回の生徒さんは、去年も参加してくださった吉田洋子さんとお嬢さん、その友人のお嬢さん、そして、市内在住で横須賀のベースで子どもに造形を教えているというアメリカ人のデビさん。
リピーターさんが来てくださるのはほんとにうれしいことですね。こちらも、「同じことはやれないぞ」といろいろ勉強できるし、その過程で新たな発見もあります。また、児童、生徒さんの参加もほんとにうれしい! 今の時代、もっと刺激的な遊びも多いでしょうに、よくぞ興味を持ってくれたと、拝みたくなりますよ。
藍染めは、無地に染めてもたのしいのですが、この講座では基礎的な絞り染めのテクをお教えしています。縫い絞りのほか、輪ゴムや割り箸を使うもの、ロープを使うもの、豆を使うもの、などなど。
絞りは、何らかの方法で圧縮して防染部分を作って模様を出す技法ですから、考えつく限り身近なものをいろいろ試してみるのが面白いですよ。
クリップやヘヤピンで挟む、ホッチキスで止める、折り畳んで板で締め上げる・・・布を傷めなければなんでもありです。
今回の生徒さんたち、たいへんレベルが高く、どれもすばらしい出来でした。とくにKちゃんの失敗を恐れずかかんにあれこれ挑む姿に感動。今は、結果の予想できないものに怖じ気づいてしまう子どもが多いように思いますが、やはり、やってみなくちゃわからないことはたくさんあるわけで、Kちゃんはそのことがよくわかっているようです。
ご参加くださって、ありがとうございました。楽しいひとときでした。
吉田さんが、写真をアルバムにアップしてくださいました。どうぞスライドショーでお楽しみください。
※このブログの写真もby 吉田洋子
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コメント
本当にありがとうございました!
教室のための体験WSなのにまた参加してもいいのかなぁ?と
最初は不安だったのですが、1年経つとすっかり忘れていて
新たな感動をたっぷり持ち帰りました!!
そう、Kちゃん、楽しそうでしたよね~
お家に帰ってからも興奮状態でご両親に話してたそうですよ♪
また藍がめが元気なうちにお邪魔できたらなぁと思っています。
よろしくお願いします★
投稿: 洋子 | 2008/08/27 21:20
こちらこそ、ありがとうございました。
え、また来てくださるの??
ぢゃ、あたらしいネタ仕込んでおかなくっちゃ。(笑)
また、近々。
投稿: つる | 2008/08/27 22:59