素材展、満員御礼。
年明けから、イベント続きです。
楽しい出会いがいっぱいで、今年はほんとに華やかな幕開けです。
2月27日・28日・3月1日に行われた、染織工房の恒例行事「春夏の素材展」は、お天気がイマイチだったにもかかわらず、ほんとうにたくさんの方々にいらしていただきました。ありがとうございました。
製品ではなく、同じモノ作りさんたちへの、素材の提案というコンセプトの展示会。リピーターさんが多いので(うるうるうる)、常に新しい、そして創作意欲をかき立てる素材をそろえるのは、私たち工房スタッフにとってもちょっとしたトレーニングになっていますね。
「これから何になるのやら。」という糸や布などの素材たち。そこには完成品にない、想像力をかき立てる独特のパワーがあって、その空間に身を置いているだけでアドレナリンとドーパミンが同時にフツフツ出てきちゃう。
今回のゲストは、カジュ祭でもお馴染み、北汎工房の独創的な陶のボタン。370種類。いぇいっ! |
そして、テキスタイル・デザイナー佐藤千香子さんプロデュースの品々。 |
3月1日には、佐藤さんのスライド・レクチャーもありました。2年滞在したブルガリアのお話。「ブルガリア」と言われても、「ヨーグルト」しか思い浮かばない、ヒンコンな発想の我々受講者を、豊かな世界に導いてくれる、珠玉のお話でした。
中でも、興味を引いたのは、水車が編み上げるという、ブルガリア伝統の組紐のお話。水車って、粉を挽くだけじゃないんだわっ。
(上の写真はその組紐をつかった千香子さんオリジナルデザインのブローチです。)
この講座、おすすめです。「うちでもやってみたい」という方、つるにご連絡くださいね。ご紹介します。
嗚呼、たのしかった。
写真はこちらで。
また、講座を受講された生徒さんのこちらのブログでも。
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