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2009/09/28

2009/09/28

答えのない旅

15歳の息子と、いろいろすれ違いだの、暴力沙汰だのが続き、マブダチY子さんのすすめで2週間前に鎌倉市の教育センターの相談室のカウンセラーの扉をたたきました。

カウンセラーKさん、ちょうど私の母ぐらいの世代の女性です。
初回は、問診票のようなものに家族構成やら、親から見た子供の長所・短所などを書かされるのですが、カウンセリングの冒頭、Kさんは、それを見ながら開口一番「まあ、息子さん、たくさんいいところがあるんですねー!」と言ってくれました。

もう、出口が見えない迷宮に入っていた私は、その一言を聞いただけで肩にどっかり乗っかっていた
荷物がゴロゴロゴロと落っこちた。
何を指示されたとか、なにを正されたとか言うことはなかったのですが、1時間半のカウンセリングを終えた頃には、私の心は羽のように軽くなっていたのです。
そして、何よりびっくりしたのは、何かを目に見える形で変えたということはなかったにもかかわらず、息子の態度が、その日の夜から目に見えて変わったのです。本当に魔法にかかったようでした。

今日の朝一に2回目のカウンセリングに行ってきました。
前回同様、ただ私の話を共感の心と
静かな相づちで受け止めて、その後にぽつりぽつりと、私の心のコリをとってくれる一言を言ってくれます。

今日、もっとも心に響いたのは、「今は親御さんが子供に対していつも"焦っている"時代です。知らず知らずのうちに、すぐ出る結果を期待している。でも、物事のほとんどは、とくに子育ては、答えが今すぐ出るということはありません。遠い遠いところでやっと答えが見えるのではないでしょうか。そして、人間は、その"答えのでない事柄"を、たくさん両腕に抱えて生きていく存在です。答えが見つからないという不安や恐怖をも受け入れて、そういう事柄を抱えられる強さを、いかに持つか、ということが人生なのでしょうね。」・・・おーまいがっ。

織りという、気の遠くなるような「答え」の遠い仕事に身を投じているくせに、自分の子どもにはインスタントな結果を求めていたのかもしれないと、猛省。

そう、答えではなく、道程こそが日々を生きるということなのダ。

キンモクセイがつぼみを付け始めた、今日このごろ。

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