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2009/09/14

東京スピニングパーティ

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Party02
Party03
Party06

よく、機織りなんて仕事していますと、「いったい、こういう道具や材料はどうやって手に入れているのですか?」と、はじめてのお客様などに聞かれることがあります。

そりゃ、そうですよ。今時、織り機だの、羊毛だの、繭だの、糸車だの、そんなもので商売している人がいるなんて、一般の方には想像もできないことでしょう。

どっこい。いるんですよ、あるんですよ。

日本全国の糸へんの仕事に携わる業者が年に一度東京に集合します。
その名も「東京スピニングパーティ」。今日と明日の二日間、東京は晴海埠頭客船ターミナルビルで開催されています。

ちょっと、どうしても半日ぐらい環境を変えて気持ちをリセットする必要があったので、思い切って今年は出かけてみました。
あるよあるよ、いい素材、いい書籍、いい道具。
いるよいるよ、お久しぶりの全国のお仲間。
そして、それを愛する全国の愛好家、手仕事人たち。

それにしてもすごい人。糸へん業界が斜陽ってほんとかな?? みんなこんなに元気じゃん。

教室や制作のために新しい仕入れ先の情報を山ほどゲットし、20年来の知り合いの北海道の羊牧場の牧場主やら、京都の羊毛屋さん、有名工房の重鎮にも、大学の先輩にも会えたし、今年はかわいいコットン用のスピンドル、手作りボタン、タッサーシルク、編み物の本、羊のDVDなどを購入しました。

こんな楽しい催しが鎌倉でできたらいいのになぁ、と思いながら、電車ではゆっくり本を読みながら帰ってきました。難しい中学生の息子との関係に悩んでいたら、教室の生徒さんM.Rさんと絵画教室の川崎先生が勧めてくれた村上春樹の「海辺のカフカ」です。15歳の少年が主人公で、息子の気持ちが少しでもわかるかなーと思って読んでいます。(ぐいぐい入れる本!)

東京スピニングパティーは明日(今日?)月曜日も。

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