また来たよ。
こんな人たちがいきなりカジュを訪ねてきたのは、ちょうど2年前の4月のはじめ。
聞けば、こんな伝統にのっとった人たちで、結局3週間ぐらい滞在し、その年のカジュ祭にも参加して、たいへん楽しい思いでをいっぱい残して帰ってゆきました。その後もその3人とは時々メールのやり取りなどを続けています。
カジュ祭が近づくこの頃になると、「どうしてるかな」なんて時々思い出したりしていたのですが、そんな昨日。昼過ぎにに出先からカジュに帰ってきたら、立っているぢゃないのよ、おんなじ服装の別人がひとり、玄関に。
そうなんです。一昨年滞在した彼らのひとりに「『日本に行くなら鎌倉には絶対行ってこいよ。カジュ・アート・スペースのマキコってのが親切だから』と聞いてきました」だって・・・(笑)。確かに親切でしたよ、アタシゃ。
今回の方は、マルティンさんといいまして、一昨年のレネと同じ石工さんです。シベリア鉄道で大陸を横断してロシアから韓国に入り、釜山から船で福岡に来て京都・大阪を回って東京につき、昨日うちにたどり着いたという訳です。カジュはシャワーがないので夜に由比ケ浜の麻心に連れてゆき、お店の外シャワーを使わせてもらい、水曜恒例のKAZZさんのライブを聞いて、ごはんとビールをおごってあげました。(やっぱ親切だよね、アタシ。)
今日は、カジュでお世話になっている庭師・大島親方とご対面。カジュの裏庭に作る藤棚(って藤はないけど)の基礎作りをマルティンさんに手伝ったもらう算段をつけました。
写真は"日独伝統仕事着くらべ"の一枚。お二人とも、たいそうイケてまっせ。
・・・というわけで、しばらく滞在することになりそうです。日本の建築、古い庭、お墓や石灯籠などの石細工に興味があるそうです。
うちにも遊びにおいでよという方、ご一報ください。
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コメント
いやぁ〜、格好良すぎませんか?お二人さん!
カジュもそのうちガイドブックに載るかもよ…
親切なオーナーの鎌倉のゲストハウス。
ともあれ。
時代が変わろうとも同じ精神とスタイルを受け継いで
人生経験を積むための旅に出るなんて、本当にステキな話。
「自分探し」なんて体裁のいい旅行に出掛け
旅先で見知らぬ人にチヤホヤされて
「あぁ、私ってこんな可能性もあったのね〜」
なんつー甘っちょろいこと言ってる
何処かの国の若者が恥ずかしい。
芯の通った彼らに、どうぞ良き収穫がありますように。
投稿: あずさ*cheera* | 2010/03/22 08:48
>cheera
うむ、うむうむうむうむ。
投稿: つる | 2010/03/22 15:49