変身のよろこび
この間の日曜日は洋裁1day教室の日でした。
タンスの肥やしになってしまっている古い帯をすてきなパーティバッグにしてしまおうというお題。「ほんとに半日そこそこでそんなものができるの?!」といぶかっていたのですが、おおっ、みるみる
帯が、帯が!
どこででも手に入るちょっとした金具やビーズ、アクセサリーを上手に応用し、少ない手間ですばらしく見栄えの良いフォーマルバッグができました。講師の畠山さんの的確でイージーな(!!)指導が初心者にも安心して取り組める空気を作り出し、終始、楽しい雰囲気でした。
古いものがこうして生き返る様を見るのはほんとうにウキウキしますね。
ひるがえって日常を見ますに、家の中には停滞しているもの、忘れ去られているもの、化石化しているものなどがあっちにもこっちにも。
生き生きと生きるとは、身の回りのものが「よく動いている」ということですよね。冷蔵庫の中のものが次々と料理され、残り物がアレンジされて美味しく消費されていく。着古したセーターが子供の服に作り替えられたり、植木が株分けされたり、こわれた扉の取っ手や電球が付け替えられたり、しまい込んだものが虫干しされたり、衣替えしたり、障子張り替えたり・・・。
そんな動きが潤いを生むのだな、と再認識した日でございました。
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