まったり。
覚悟していたほど寒くない12月を迎えました。
この晩秋から冬にかけては実に人の出入りが多かった。たくさんの出会いに感謝です。
11月23日の「こととことのはコンサート」には、なんと約60名のお客様がお見えくださりました。高校生を含めた琴アカデミーのみなさんの楽しい演奏、そしてそれを率いる馬場信子さんの迫真の演奏、それと呼応する大小田さくら子さんの「やまとかたり」・・・。
天気よく、お客様温かで、御園井さんのお菓子おいしく、日高さんのお話興味深く、嗚呼、よい時間。(写真こちらです)
大小田さくら子さんとはこの度初めてご縁をいただきまして、その、古事記の朗読という独特のスタイルのパフォーマンスに触れさせていただきました。
明治時代以来、古事記はその物語が天皇家と結びつき、戦中は国粋主義的プロパガンダの道具にされてしまったために、日本人は一種のアレルギーを抱いたまま今日に至っているような気がします。
しかしあらためてその物語の朗読に触れて、その神話の奥深さ、加えてドキドキするようなスリルとサスペンス、そしてラブストーリーに心が躍りました。ギリシャ神話より面白い!
なのに、子どもたちが知らないのはもったいないです。
内容もさることながら、その「やまとことば」の響きの美しさに聞き惚れてしまいました。日本語とは、かくも美しい言語だったのです!
一言一言に力があり、魔力さえ感じました。「言霊(ことだま)」とは、まさに日本語に宿る魂ですね。いい体験ができました。
そして今は展覧会中。
はらはら散るもみじをお供に火鉢の炭のにほいを楽しみながら店番です。日曜日まで。
遊びに来てね。
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