BOOK・OFF の CM
昨年暮れ。カジュにテレビCMの撮影隊がやってきましたよ。
今まで、映画の撮影(大谷健太郎監督の"avec mon mari")とか、いつくかの雑誌の撮影はお引き受けしたことがありますが、最近は教室が充実してきたこともあり、スケジュールがあかなくなってあまり受けていませんでした。
テレビCMの撮影に使わせてほしいというお話は、今までにも何度かあったのですが実現したことはありませんでした。
しかし今回、ディレクターさんが鎌倉の方、しかも間接的なお知り合いということがわかって、「ジモティでは断れません。」ということで、カジュではめずらしい"メジャー"なお仕事をお受けすることに。
今では古本屋の域を脱して一大リサイクルセンターに成長したBOOK OFFさんのCMです。
撮影前日の夕方から深夜まで美術さんがセットを作り込み、次の日一日がかりで撮影。5時間かけて撤収。スタッフの数も機材の量も半端ぢゃない。
ま、見慣れている方には何ともない光景でしょうが、いやいや、面白かった。
とくに撮影機材が楽しいですねー。太陽のかわりもしちゃうでっかいライトとか、人工衛星みたいに尖ったものだのヒラヒラしたものなどくっついているカメラとか。ケーブルとかガムテープとかを化粧まわしのようにぶら下げたスタッフさんが右往左往するかと思えば、裏でモニター見ながら何にもしていない、やけにおしゃれで偉い感じの殿方たちが、只でさえ狭い現場で一番場所とってたりして(失礼!)。
「これ、何に使うんだろ!??」というみょーちきりんなものが台所にも廊下にもいっぱいあったけど、聞ける雰囲気ぢゃなかったです(笑)。しかも、ほとんど使われていなかった(大笑)。ちなみにお弁当は材木座のバニー。
カジュの奥の部屋を、たくさんの本がある若い女性の部屋に見立てての撮影。まぁ、小物の多いこと。どれも可愛いちょっとおしゃれな雑貨。でも、搬入搬出で一番大変そうだったのはゆうに2tトラック一杯ぐらいあった本とそれをいれる立派な本棚でしたね。
さて、そのCMが現在あちこちで流れております。
あんなにたくさんの人があれだけの時間と労力をつかったそのシーンは、なんと冒頭の5秒ほど・・・。でも光や色のトーンがとてもきれいですよ。カジュを知っている方には「あ、あの部屋だ」とおわかりいただけるかと。CMのコンセプトもすてきです。
いろんなモノつくりの現場があるのですねぇ。これからはCM見る目が違ってきます。
みなさん、お疲れさまでした。
そのCMはこちらで。
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