夏は来ぬ?
時のたつのは早いこと。一年が半分過ぎました。
4月の末の祭りのあとは、静かなカジュで染め仕事、織り仕事の日々。
子どもが小さかった自分は、夜8時にはすべての家事を終えて、絵本を読み聞かせながら9時までに寝かしつけ、そのあと午前1時ぐらいまでカジュで仕事、というパターンの日々をずっと続けていましたが、小学校に上がってからは夜はカジュにくることはあまりなく、もっぱら家でパソコン仕事をしていました。
でも息子も高校生になると、いろいろ社交上の事情があるらしく、夕食を一緒にとることがめっきりなくなりました。「待たれるとうざい。」などという彼の分を作りおいて、このごろまた、夜はカジュで機織り三昧しています。
すると、なんだかカジュの立ち上げの頃の子育てやら仕事のことやらがやたらと思い出されて、不思議な感覚に陥ります。
やりたいこと、やれることははっきりしていたものの、先の見えない自営業。休んでしまったら子どもを養えないんじゃないかという恐怖と戦いながら、でもそれまでの人生にはなかった確信やカラダの奥から沸き上がってくるような充実感に浸って、ほんとうに一日25時間働いていましたね。(笑)
今は、出会った人たちとの積み上げてきた人間関係と経験値に支えられて、大分事務仕事などは楽になりました。その分、織っているかな?と思うとそうでもないなぁ、と気づき、ちよっと初心に戻ってできるだけ機に座るようにしています。
それと同時にひとつ自分に課していることがあって、それは、体調が悪かろうが寝不足だろうが、とにかく「ゴミだけは捨てる」。そう、とにかく身辺をいつも風通しよくする。行き詰まったら掃除する・・・これが気持ちいいのダ。
不思議なことにそういうモードになったとたん、逆に、突拍子もない人との出会いや企画が舞い込むようになりました。振り子なんですねぇ、ものごとって。
となれば、昼間はお出かけも増えます。
楽しいです。
カジュ祭の初日に材木座に友人マサさんがオープンしたゲストハウス亀時間。古民家がまたひとつ、鎌倉でよみがえりましたよ。
そこで先週の夏至の日に行なわれたキャンドルナイトに参加。旧友にも会えて暗闇に身を浸してリラックスしてきました。心と身体にくっついた余計なものをきれいに落としてきました。
そして今日は織り教室の生徒さんのクッキングスクールにまたまた参加。今日は極楽寺在住のフードコーディネーター、バラツ・メタさんをフィーチャーしたインド料理特別編。
インド料理のスパイスの奥の深さを堪能しました。美味しかった。
明日はペット・ボトルと植木剪定材の資源ゴミの日。
朝一でゴミ出しして、染めもの用の草の採取、銀行に行って、帰ってきたら織りと染め。
あとはどんな風が吹くか知らん。
ユキノシタの花はそろそろ終わりです。
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