びっくり泥団子
夏のワークショップ週間もいよいよ大詰め。
昨日は「泥団子づくり」。直前までエントリーがほとんどなかったのですが、ふたを開ければ小学生8人と親御さんたち、という盛況ぶり。幸い雨も降らず、暑さも程々で、イロハカエデの木の下は子ども達の歓声が響きました。
このワークショップは、日本の伝統的な左官職人のワザを用いて行なう遊びで、日本家屋に塗られる壁の材料と塗りのワザが楽しく学べます。
あらかじめ、左官職人さんが粗壁用の土で芯を作り、それに仕上げの漆喰を塗ったボールを持ってきてくださいまして、ワークショップではそれにきれいな色の顔料を塗っていきます。
とても泥とは思えません。ピカピカに磨いたお団子はまるで石でできているよう。しっかり磨けていると、雑巾がけをしても大事洋舞なのだそうです。
ひたすらくるくる、くるくると手を動かして磨く、磨く、磨く・・・。
頭ばっかり使う現代では、そういう作業が実は心と体に平安をもたらすことをこのワークショップは教えてくれているようでした。
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