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2014/06/12

ブルーベリー・思いは続く赤錆色

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【学名】  Vaccinium corymbosum L.(ハイブッシュ・ベリー種)
      Vaccinium angustifolium(ロースイートベリー種)
【英名】  Blueberry
【別名】    ヌマスノキ、アメリカスノキ
【科】   ツツジ科

北米原産。日本には昭和26年に渡来しました。別名にある「スノキ」は「酢の木」。もともと日本には19種類が自生していました。

果実は北米では古くから食用とされてきましたが、20世紀に入り、果樹としての品種改良が進んで、現在では多くの品種が存在します。熟した実が酸味があることからこの名があります。ブルーベリー、クランベリー、コケモモ、ビルベリーなどは全てこの仲間です。

鎌倉市役の駐車場脇には、ブルーベリーが植えられていて、初夏に薄紅色の可愛い花が咲きます。果実に多く含有するアントシアニンの抗酸化作用が、高血圧予防、動脈硬化予防、眼精疲労改善、視力回復、老化防止、がん予防、便秘改善に効果ありとされています。

静岡の河津町に住む友人が、ブルーベリーの枝をたくさん送ってくれました。届いた枝を煮出したところ、ビワやサンゴジュに劣らぬ赤い染液になって、びっくり!

志村ふくみさんの「一色一生」に、「花が咲く直前の桜の木の皮を染めると、美しい桜色が染まる。 まるで、木全体が花の色を準備しているかのようだ。」というエピソードが紹介されていますが、同じように、あのブルーベリーの実の色を、枝がじぃっと蓄え続けて、果実に手渡そうとしていたのだなぁ、と思いました。

銅媒染で赤錆色、アルミでは櫨色(はじいろ)、飴色、鉄で璃寛茶(りかんちゃ)海松色(みるいろ)を得ました。

花言葉は「知性」「いつどんなときも」(花、全草)「思い続ける」(実)

  

参考サイト/文献

http://ja.wikipedia.org/wiki/ブルーベリー
http://ja.wikipedia.org/wiki/スノキ属
http://members.jcom.home.ne.jp/tink
http://www.pfaf.org
・「原色牧野日本植物図鑑 コンパクト版 1」 北隆館

(C) Tanaka Makiko    たなか牧子造形工房  禁転載

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