« オオバコ・「もっと踏んで!」マゾっ気の藍墨色 | トップページ | モミジバフウ・お茶目なブラウン »

2015/07/30

ラベンダー・気高い女王のうぐいす色

Lavender04

【学名】   Lavendula burnatii super acetate (ラベンダースーパー)
【英名】   Lavender
【科】   シソ科

地中海沿岸原産。シソ科の多年草で、草本(草)ではなく、なんと木本(樹木)の一種。そういえば、ラベンダーは茂ってくると、"林"みたいになりますよね。(笑)

学名のLavandulaは、ラテン語のlavareが語源の「洗う」の意味で、ローマ時代の人々がこの花を入浴剤に使ったことに由来するそうです。

ヨーロッパでは、盛んに交配が行なわれるため、学名も無数に存在します。
Lavandula dentataは、特に薬用として有名。
中世後期に、消毒、頭痛、消化系の医薬品として広く用いられるようになり、1620年メイフラワー号でアメリカに渡ったイギリスの清教徒の開拓者が、アメリカに持ち込んで、彼の地で「薬用植物」として定着しました。

ラベンダーオイルは、夏の朝に採った花を使ってつくります。
花、葉、茎に非常に低い毒性があり、それが抗菌、消毒作用となって、神経過敏を鎮め、筋肉の緊張、痛みを和らげ、腸内のガスを除く効果が。虫さされ、シラミ駆除、やけど、外傷には、精油を希釈して塗布、散布。

その香りと薬効からハーブの女王と呼ばれ、古くからヨーロッパで香水、化粧品の原料として使われてきました。香料産業のメッカ、南フランスのプロバンス地方が主産地として知られています。

日本の香料会社が入手して北海道に根をおろしたラベンダーの種子も、プロバンスから持ち込まれました。
1960年代に国の指示により、北海道で行われた試験研究で生まれた、「おかむらさき」「ようてい」「はなもいわ」の3種のラベンダーが、国産優良品種に選定されて、主に北海道富良野で栽培されています。

鎌倉農協レンバイ内のハーブショップハーツイーズさんに山梨産のラベンダー・スーパー(Lavandula x burnatii clone super)を分けていただきました。煮出しているとむせ返るほどの芳香が漂い、頭は冴えてくるのに、カラダは不思議とリラックスできます。

アルミで鶸色、銅でうぐいす色、鉄で海松色。どれも女王の風格、きりっと力強く、でも気品のある透明感をも持ち合わせた色合いです。

ラベンダー全般の花言葉は「あなたを待っています」「期待」「疑い」「不信任」「疑惑」「沈黙」「豊香」「私に答えてください。
6月24日の誕生花。
ポルトガルの国花。

参考サイト

http://members.jcom.home.ne.jp/tink
http://www.hana300.com/
http://www.e-yakusou.com/
https://ja.wikipedia.org/wiki/ラベンダー
http://www.pfaf.org/
http://www.hokkaido-jin.jp/issue/sp/200606/sp_01.htmlhttp://www.pranarom.co.jp/product/essential/essential102.html

(C) Tanaka Makiko    たなか牧子造形工房  禁転載

|

« オオバコ・「もっと踏んで!」マゾっ気の藍墨色 | トップページ | モミジバフウ・お茶目なブラウン »

鎌倉・染色彩時記(染)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« オオバコ・「もっと踏んで!」マゾっ気の藍墨色 | トップページ | モミジバフウ・お茶目なブラウン »