お宝持ち講座「5つの準備体操」
みなさん、こんにちは。
お宝持ちになる講座の時間です。
昨日、突然思い立ちまして、調子に乗ってバナーも作っちゃって(カジュのサイトのトップページに貼ってあります)、大層なご挨拶文を勢いで書いてしまいました。何をエラソーに、なんて思わないでくださいね。文体は「学校ごっこ」を装っているだけなので。
要は、普段「カジュ通信」の巻頭エッセイなどで書いていることや「鎌倉エネルギーカフェ」で学んだことなどを、みなさんと情報や実践例を共有できる形に再編集してみたいということです。
そのキーワードが「手を動かしてお宝もちになること」。つまり、お金もそこそこ稼ぎつつ、お金に支配されない幸せを掴む方法を模索しようという試みです。
で手始めに何を、と思ったとき、「これ、おすすめ!」と実践例ばかり羅列してもただのレシピ集になってしまうし、押し付けになってしまうし、「だって私、勤め人だし、こんなのたなかさんにしかできないよ」と言われてしまっては、おしまいだし・・・と、のっけから頭を抱えてしまった。😵😵😵
そうだ、美味しいものを食べたらアイディアがわくに違いない。先に夕飯の支度を。
今月のたなかは「玄米食月間」。玄米をうちの土鍋でどうしたら美味しく炊けるかを実験中です。あ、この「実験」、とても大事な実技科目なので後日特集いたします。
だいぶつかめてきまして、今朝はちゃんと「蟹の穴」があいて炊きあがりました。そのごはんを蒸し温めて、大根と畑のベビーレタスとチーズのコブサラダ、鎌田クッキングスタジオで教わった塩さばの粒マスタードがけ燻製(これ簡単で安上がりでちょー美味しい!)。
食べながら、失礼します。そうだ、いいこと思いついた。
まずは準備体操だ。
私自身、モノを作る過程で、子どもの頃から刷り込まれている「思い込み」にずいぶんと邪魔をされ、それをリセットしなければならない局面にしばしば遭遇しています。
「ああ、アタシの頭って、なんて硬かったんだろう」と、過去の自分を振り返って恥じ入るばかり。それをほぐしてくれたのは「つくる現場」と今の工房を開いてから出会った人々のおかげでした。
というわけで、柔軟体操をはじめます!
これを宿題にさせていただきますね。
以下の5つの項目については、明日から一つずつ、詳しく掘り下げて、お宝持ちになるための実践例をご紹介していきます。
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お宝もちになるための5つの準備体操
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◆生まれつきの不器用はいない
これは肝に銘じましょう。教室にも「私って生まれつき不器用なんですけど、織りとか、出来ますか?」という問い合わせがきます。大丈夫です。25年、のべ70人ぐらいの生徒さん(みんな初心者)とお付き合いしてきましたが、とうとう織れなかった方は一人もいません。だいたい、生まれつき不器用な人なんているわけない。だって、「生まれつき器用な人」がいないんだから。
まずはこの思い込みを捨てて、ストレッチ。
◆自己流バンザイ
「自己流だから・・・」と謙遜される人が実に多くいますが、これは日本の学びの場のもっとも良くないところです。よく考えてみましょう。あなたがお手本にしているそれ。それだって、その人の「自己流」です。私にしか出来ない方法を大事にしましょう。自己流上等。はい、ストレッチ。
◆流れをつくる
不安が募ってくると、人はついつい「溜め込みたがる」。でも、お宝もちになるには、自分の周りが動いている、流れている状態を作るのが肝要なので、それを今日から意識してみましょう。はい、ストレッチ。
◆小さな仕事が世界を変える
そうなんです。本当にそうなんです。朝起きて、あなたが動き出す。それだけで、あなたのいない世界とは確実に違う一日が始まるわけで、どんなささいなことでも、それが世界を変えている。あなたのその視線が、その指の動きが、あなたをお宝持ちに誘うのです。「うっそー」じゃない。ほんと。はい、ストレッチ。
◆小さな自然を取り入れる
どんどん暗い闇に包まれ始めているとき、道端の花には目が行きませんよね。だから逆に、ちょびっとでいいので、自然の動きを感じられる何かをひとつでいいので生活に取り入れるとお宝持ちに近づけます。「自分なら何ができるかなぁ」と妄想しながら、はい、ストレッチ。
いかがでしょう。
頭、軽くなりましたか?
わたしならこんな項目も入れたい、というのがありましたら、ぜひ、教えてください。
本日は、ここまで。
明日は「生まれつきの不器用はいない」の項を掘り下げます。
嗚呼、スモークさば、旨かった。
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コメント
はじめまして。御園井先生の友人です。
福岡に住んでいます、幾田淳子と申します、
朝から感動してます。感動というか感謝感激してます。
私は料理研究家とか料理家?なんでもいいんですけど、そんなことを生業にしてます。
だいぶ、緩くなりましたが、
昭和時代の頭が堅くてこの時代どうやってやっていこうかと思う毎日です。
ITとかやらなきゃいけない風潮ですが、グズなんでグズグズなんです。
たなかさんの文章は私に喜びを与えてくださいました。
なんかこれでいいのだと思えました。
私は田舎で野菜と戯れて料理したい
フランスやイタリアの田舎が好きなので
フランスの田舎暮らしのマンマをイメージしてこれから好きなことやろうと思います。
だい3弾も楽しみにしてます。
投稿: 幾田淳子 | 2021/05/12 10:00
幾田さん。
励みになるコメント、ありがとうございます!
いいですねー、美味しいものに囲まれた田舎ぐらし。
お料理や音楽は心が弱っている人にとって即効性抜群の特効薬、しかも国境超え。
素晴らしいです。
さあ、ウォール街をうろうろしているお金の亡者やそれに引きずられている日本の拝金主義者を思いっきり笑ってやりますわ。おーっほっほっほ。
いいもの、いい時間、一緒に紡いでまいりましょう!
投稿: つる | 2021/05/13 00:12