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2021/06/08

2021/06/08

ローゼル・女神の情けの薄紫

Rosel02Rosel01 撮影:飯倉剛氏



【学名】   Hibiscus sabdariffa L. 
【別名】     ロゼリ草、ローゼリ草、レモネードブッシュ、
         Jamaica red sorrel, Indian red sorrel, jelly okra   
【科】      アオイ科 

 

アフリカ北西部原産。(インド、マレーシア という記述も)

別名に「jelly okra」とあるように、オクラと同じアオイ科。
葉に独特の粘液があります。花もよく似ています。

学名にあるHibiscus(ハイビスカス)は、エジプトの美の女神hibisと、ギリシャ語のisko(似ている)が語源といわれます。
花が美の女神に似る美しさであることを表しているそうです。

赤く熟した萼(がく)が「ハイビスカスティー」として利用されています。
クエン酸、ペクチンなどが豊富で風邪予防などに効果があるとされます。

イギリスのサイトには、萼をサラダとして生食、加熱してケーキの香りや色付け、ピクルス、ソース、ジェリーなど幅広く使う、などの記述が見つかります。若い葉もサラダで食べるらしいですよ。
また萼はペクチンが豊富なので、ジャムにも向いているらしいです。
薬効としては、萼の煎じ汁(お茶)は利尿、抗ウィルス、壊血病の治療などに効果。葉の粘り気は、軟膏の助剤として用いられる、とも。

ブラジルに移住した日系人の間では、梅干しを懐かしんで、このローゼルの実で “うめぼし”をつくるのだそうです。おお、ニッポンのソウルフード、梅干し! 梅が手に入らなくて、でもなんとか似たものを! と思ったのですねぇ。「花梅」の名で商品化もされています。

Rosel03 (写真出典)


蜜源の確保のために養蜂家・飯倉氏が育てたローゼルの乾燥した茎葉、萼(実)を分けていただく幸運を得ました。
萼の赤さはアントシアニンと思われます。
酢酸抽出でハイビスカスティーのような赤い染液にはなったものの、絹にけぶった薄紫を留めるのがやっとでした・・・。女神さん、出し惜しみますね。

アントシアニンの色の定着については研究の必要あり!

花言葉は、「新しい恋」 「常に新しい美」。 12/17の誕生花。
実は「乙女の真心」。(10/6の誕生果実)



◎参考サイト

http://ja.wikipedia.org/wiki/ローゼル
http://www.pfaf.org
https://world-diary.jica.go.jp/fukudayuko/culture/post_26.php
https://plaza.rakuten.co.jp/lilyandrose/diary/201312170000/  
http://www.hana300.com/

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