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2021/06/14

2021/06/14

お宝もち講座「お金の話 Vol.4」


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みなさん、こんにちは。
お宝もちになる講座の時間です。

本日は「お金の話」の4回目、「教育関連費」に切り込みます。


住宅関連費に並んで、親と呼ばれる人たちが是が非でも稼がねばならぬのが「子供の学費」でしょう。

国公立は、高校も含めて「学費無料」がだいぶ当たり前になってきたとはいうものの、私立は今でも大変にお金がかかりますね。お金がないばかりに子どもの夢を諦めさせるようなことがあってはならない、と、世の親は必死に学資を貯める。

あるいは、子どもの才能を伸ばしてやらねばならぬ、と小さいときから各種「習い事」(この言葉に感じる違和感についてはこちらを今一度お読みください)に通わせる。「お受験」のための各種予備校通いも然り。

すべて、子どものため。

・・・って、ほんとにそうでしょーか?

私たちが今まで信じて疑わなかった「子どもの教育関連費」、実は「親の見栄」の部分が大半を占めてはいませんか。
各種予備校、習い事教室は、その親の見栄という心理につけ込んで、あの手この手でお金を払わせている気がするのですが、いかがでしょう。

今までは「良い学歴」というタイトルホルダーでいることが、就職に有利という事実は確かにありました。
その「良い学歴」に誇りと責任を持つ人が、その会社をよりよく運営するという構図も、一昔前までは確かにありました。

しかし、それはもう過去のものです。いや、過去にすべきです。

今、マスコミなどで活躍している各方面の専門家やオピニオンリーダーをよく見てみると、必ずしも高学歴ではないし、同じ「良い学歴」でも、「そこに至る経緯」や「その学校での過ごし方」がモノを言ってることに気づきます。

「これを学ぶなら、あそこの◯◯先生に会いに行くしかないっ!」という思いが先にあって、そこに至っている場合が多いですよ。
その強い思いがあれば、勉強なんて、子どもは放っといても自分でするもんでしょう。・・・だめか?

親の役目は、子どもが情熱を傾けられるものに出会えることを祈ることだと思います。
祈れば(あ、これ、押し出す流れですね)、自然と必要な情報は手に入るし、必要な人とも出会えます。
お金は・・・あんまり要りません。というか、そこにお金は介在させないほうが、子どものためになると思います。

もう、どんな企業に就職を希望するにしても、就職面接で学歴は訊けないルールがあるし、タイトルホルダーであるだけでは、人材として「使えない」ことに、企業側も気づいています。一流と呼ばれる企業ほど、そうだと思います。

もし、今でも「学歴」「学閥」などに人事が固執していたとすれば、そこは間違いなくブラック企業ですって。
そんなことでしか人を判断できないような人事部を容認しているような会社なら、就職してもいいことはありません。人から羨ましがられる生き方には、私たち、もう興味はありませんよね?

私のような美術系。(たいそうな学費を工面してくれた両親には、ほんとうに感謝しています。ありがとう!)
大学時代はつくってつくってつくりまくる毎日でしたので、プロとしてどう仕事をするか、という段になって、自分に起業に必要なノウハウがあまりにもないことに愕然としました。

経済学、みたいなものを学んだ人なら、苦もなくやれるだろうこと(例えば会社の作り方とか、銀行からの融資の受け方とか、損益分岐点の見分け方とか・・・)を独学で学ぶのに、莫大なエネルギーを使いましたですよ。ま、おもしろかったけど。

・・・なのに、日本の経済学部出身の人、ちっとも自分で起業しませんよね。もったいないなぁ。アーティストとコラボしていただけませんかしら。

なんとなく、タイトルホルダーになるために大学受験するの、やめてほしいです。

と、言いますのは、私は過去に大学の研究室に勤めていたことがありまして、そういう学生、はっきり言って、迷惑なんですよ。
興味を持って話を聞いてくれない学生を相手に講義する教授の身にもなってください。腐りますよ、そりゃ。
すると、教える側も次第に「学生が喜ぶから」と平気で30分遅れで講義を始めたり、休講が多くなったりするわけで、ほんと、迷惑な悪循環なんです。

みなさん、大学は先生が作っていると思っているようですが、大学の質を支えるのは学生の方です。
勉強キライなら、来ないでほしい。

もう、高学歴神話におさらばいたしましょう。

さすれば、教育関連費はびっくりするほど削減できます。

そして、限りあるお金や時間を もっと大事なこと、長い目で見てほんとに子どものためになることに使うことができるようになります。

幸いにも、昨今は子どもの数が少ないです。大学側は経営のために、今まで以上に社会人学生の受け入れを緩和するはずです。「何をやりたいかわからない」のであれば、一度社会に出てしまって、お金貯めて、それから大学に来ることだって、これからはずっと楽にできるはずです。

幼児教育も然り。

あんまり小さいときから、「こうすると受けがいい」みたいなことを教え込んでも、これからの時代は、宝もちにはなれないと思います。人の顔色ばかり伺う子どもになるのって、間違いなく不幸です。

身体的な能力開発が必要な分野(例えばバレエとか)以外は、幼児期は、とりあえず自己肯定感を持てる丈夫な子にしとけばいいのでは?
すべてはそれからでも全然遅くない、というか、そこであまり親が「親の理想」を発揮すると「何がしたいかわからない子」ができてしまう気がするのですが、いかが思われますか。

子どものお絵かき教室をやってた頃、時々、熱心な親御さんから「2歳児なんですが、絵の上手い子にしたいんです。どんなカリキュラムで教えてるんですか?」みたいなお問い合わせをいただくことがありました。それも、お父さんから。

いやいや、お父さん。2歳、3歳なら、画材与えて、できたものを褒めまくっておけばいいと思いますよ。なにより、お父さんがウツクシイものを愛する生活をしていればいいんじゃないでしょうか。

たくさんごはん食べる子。

自分のことは自分でする子。

いろーんな人がいる環境で過ごせる子。

体や手を動かすことをいとわない子。

・・・これでいいと思います。・・・だめか?

↑な子にするために、各種ぼったくり予備校に通う必要は、まーったくありませんよね。家庭教育でばっちりです。経費、大幅削減。

その上で、例えば中学ぐらいで「引きこもり」になったとします。

それは、もうその子のせいではありません。学校が悪いんです。行かなくていいと思います。

学ぶ方法なんて、いくらでもあります。
引きこもっている時間を利用して、学校で教えてくれないこと、じゃんじゃん身につけてしまいましょう。

私、2年前からラジオとYoutubeで中国語の勉強していますが、けっこうイケます。お金かかりませんし、楽しいです。
年号覚えるのがイヤで歴史嫌いになっちゃったあなた。漫画とか、映画とか、人気予備校講師が教えるYoutube講座とか、楽しく学べるツールはいっくらでもある! (歴史の勉強は未来への指針の探求。ほんとはとっても楽しいはず。)

学校もポストコロナ時代は変わらなければいけませんね。
おもしろくないもん、日本の学校カリキュラム。

私は中学高校で美術を教えていたことがあるのですが、ほんっとに苦痛でした、成績つけるのが。
1〜10までの数字で評価ですよ?
どーよ、これ。
「お願い、美術を嫌いにならないで」と祈りながらつけていましたよ。ほんと、ごめんね、あのときの生徒たち。

成績表のカタチ、ポストコロナ時代の大きな課題です。

オランダの成績表を紹介した記事を見つけて唸ってしまいました。成績表がポートフォリオとはステキじゃないですか!
これなら、今、就活中の人たちが苦労している「エントリーシート」づくりの力もつきそうです。

ポストコロナ時代の教育では「自分の人生の企画力を身につける」が大事になると思います。

それには、お金は必要ありません。


嗚呼、ここまで書いて、気づいてしまった・・・。
これって、自分の子育てのただの正当化かも、と。
すいません。

今年27歳の息子は、中学で、それはそれは派手な反抗期を体現し、その後「俺は消防士になる!」と一直線に突き進み、消防学校を一番で卒業したにもかかわらず、3年であっさり辞め、(ま、学びたいことがないのにダラダラ大学行くよりは充実した時間でしたかね・・・)、現在は、とある動画制作会社で働いてます。
楽しくやってるかなぁ。

ほとんど親として何もできなかった。それが実感です。いろいろ我慢させちゃったかな。ごめんよ。

ま、生まれてから今日まで、一本の虫歯もなく、視力も2.0。レスキューの試験受けられるぐらいの体力もあるようだから、私の子育ては、それでOKにしてもらおう。後は自分でなんとかしてね。

次回はお金の話最終回。「医療関連費」について。



◎本日の参考書

オランダの成績表


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このトシになって、いろんなことを学び直している今日この頃。

去年から「稲」と向き合っていて、「田んぼ、やりたいなぁ・・・」と思うものの、仕事とのバランスを考えるとなかなか手を出せずにいたのですが、「そうか、ちっこくやればいいんだ」と開き直り、6つのバケツに加えて、今年はちっこい田んぼ(70cm×120cm)を仕事場の裏に作ってみました。

稲は別格。どんな野菜の收穫より、一房の稲穂に心がざわつきます。弥生のDNAが目覚める感じです。紛れもなく、稲は「神」だ!

そこから見える風景に、しっかり思いを馳せていこうと思います。

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