お宝もち講座「土曜の午後のコーヒーブレイク」
みなさん、土曜の昼下がり、いかがお過ごしでしょう。
お宝もちになる講座、お楽しみいただけていますか?
第一部でお話しました「流れをつくる」。
狙わずに、ただ、ただ、その日できる発信や押出しを続けていると、ドンピシャなタイミングで取り込む流れがやってくる。
これ、あんまり信じてもらえないんですよね。
ここのところ、私の工房には次々とお宝がやって来ます。
和菓子「手毬」の女将とは20年来の友人でして、最近はほんと、細々と心温まるお気遣いをいただきます。
ついこの間も、「サンショの枝、切ったので」と、袋いっぱいのサンショの枝葉がカジュのポストに入っていました。
「花」といえば「桜」。「木の芽」といえばサンショのこと。その King of Leaves、妄想が膨らみます。
結局、1/4は干し椎茸、昆布、お茶の葉といっしょに佃煮にしまして、残りは、ずず媒染で絹を染めました。古代色でいうところの伽羅色(きゃらいろ)になりました。
その10日ほど前のこと。染めの生徒さんKMさんが、閉店した手芸屋さんのミシン糸、手縫い糸を山のように寄付してくださいました。見ているだけで心が躍る万華鏡のような糸たち!
こんなにあるなら、緯糸にして織に使うのもありだなぁ、なんて、これまた楽しい妄想にふけっていたのですが、サンショで染めた絹のスカーフの縁をかがるのに糸をさがしていたら・・・ありましたよ、ドンピシャおんなじ色の糸!!
植物で染めた色はなかなか、市販の糸で同じ色を見つけられることはないのですが。
スカーフは、もちろん手毬の女将にプレゼント。染めた絹糸は今後、織に使います。
流れがきれいに循環する中に身をおくことは、ほんとに幸せです。
恵みに感謝。
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