春、回生
今日の午後は紡ぎの講座です。
羊毛から初めて、絹や木綿を足踏み式の糸車で紡げるようになることを目標にしています。
今年度の生徒さんKさんは、最初から「木綿の紡ぎ」を目指していらっしゃいました。
お母様のご自宅を整理するにあたって、そこにあるモノの命をつなぎたいというお気持ちからでした。
お家にあった、化繊ではなく、本木綿のお布団・・・。
「この中身は糸にならないでしょうか」と相談を受けまして、「まずは打ち直しに出してみますか」
ということになりました。
町のお布団やさんがキロ450円で打ち直してくれたワタは全部で27キロ。
今日はいよいよ紡いでみています。
おお、イケますね!
ワタは来月の教室の展覧会で少し販売もしてくださるということですので、欲しい方は、ぜひお越しくださいね。
古い素材に、春の力が宿りました。
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