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2022/04/13

avec mon mari 再上映

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25年前、工房で撮影されたちょっとおしゃれな恋愛映画「アベックモンマリ」。

プロデューサーさんも、スタッフさんも、キャストさんも、
もう映画が好きで好きで仕方がない!という空気感の現場に立ち会えたのは、
しあわせな経験でした。
本番!と声がかかったら、電話が鳴らないように事務室の電話の受話器を
あげるお役を勤めました。裏ではそんな仕事もあるのかぁと感心しながら。
俳優さんが酔わないようにワインと見せかけてクランベリージュースを用意してたとか、
音声さんがセミを黙らせるのに竹の棒振り回していたなとか、
撮影の合間にタイミングよくスチール撮影してたのが監督の妹さんだったなとか、
助監督さんの目端の効いた手配りが職人芸だったなとか、
スクリーンのこちら側の細々した仕事が今でも鮮明に思い出されます。
映画作りに比べたら、染織の仕事は孤独だなぁ・・・。
「現在開催中の「1990年代日本映画―躍動する個の時代」の1本で、時代を
代表するヒット作や新しい才能による重要作などを中心に1990年代の日本映画を
回顧するという企画です。
1999年に公開されてからもう23年経ってしまった『アベモン』ですが、
いまだに上映していただけるというのは本当にありがたいことです。ご興味がある方は
足を運んでいただければ幸いです。」
(武藤起一プロデューサーの投稿より)
主演の大杉漣さんが趣味で織ったという設定で、私の作品が「出演」してます。
今ならもう少しいいのがあるのに・・・笑。
お近くの方、ぜひ。
大谷監督の脚本、軽妙な会話が魅力です。

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