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2022/06/12

腐草為蛍

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昨日は七十二候で「腐草為蛍」。

くされたるくさ ほたるとなる  

高月美樹さんの和暦に教わりました。

今年は、工房のそばの滑川(なめりがわ)の支流にみられる蛍が、例年より10日以上早く、しかもたくさん舞い始めました。

梅雨の晴れ間には草むしりが欠かせないこの頃、そのむしった草が、雨に蒸されて腐り出すと、そこから魂が抜けて、それが蛍になるのかな、なんて思います。

そして、夜空に蛍が灯るこの時期は、アンズの木に、オレンジ色の実が灯る時でもあります。

工房のアンズはイマイチでしたが、今年も工房のお向かいさんにたくさんいただきました。
ウグイスの歌の練習を聴きながら、シロップ漬けの仕込みの、日曜午後。

鎌倉染色彩時記「アンズ」はこちら。

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