本日、2日目。
掛田商店での展覧会の幕が開きました。
木の香かおる素敵な空間での展示会。
今日も会場におります。
日本各地の選り抜きの熟成酒を扱う掛田商店から、その酒米のワラをいただく幸運を得ました。
ススキ、タケ、ネコジャラシ、カモジグサ、コバンソウ、イヌビエ、セイバンモロコシ、ジュズダマ、コブナグサ、オヒシバ ・・・。
私たちの暮らす日本は、実に多くのイネ科の植物に囲まれています。
太古の昔から、人はその野生種から味のよい栽培種をつくりだし、研究を重ねて今日に至っています。
酒米は、食用よりさらに「渋み」「えぐみ」などを削って、クリアなお酒の味を追求してきたのですね。
その試行錯誤の結果が、色にも表れています。
野生種から食用種、そして酒米に宿る「イネの色」を見比べていただきたいと思います。
◆たなか牧子染織展
〜 稲、そして身近な植物にやどるもの 〜
・2022年10月8日(土) 〜 19日(水) 10:00 〜 18:00 (月・休)
(※DMの曜日の記述に誤りがありました。正しくはこちらです。)
・@掛田商店 横須賀市鷹取2-5-6 046-865-2634
・染織家・たなか牧子