お宝もち講座・ジャンクでノートをつくる
みなさん、こんにちは。
鎌倉近辺は「おい、梅雨明けか?」と思わせる夏日でございます。
さて、お宝持ち講座番外編の実践例。
その昔、地域の大先輩アナン・メタさん(インド出身)に教わったことがありまして。
「インドでは、箱や袋のような入れ物を人に渡す時、カラで渡すのは良くないという伝統があるんだよ」
なんて素敵❤️
で、それ以来、工房で作るカバー類や袋物には、できる限り、ちょっとした「中身」をおまけにつけることにしています。
工房でつくっている定番アイテムのブックカバーには、デパート展示など以外は、無地のノートをおまけにつけて販売しています。
単行本と文庫本は無印良品のノートを使っていたのですが、この間、久しぶりに買いに行ったら・・・え?! 70円も値上げされてる!!
紙の値段が上がっているとは聞いていたけど、「70円」は驚き・桃の木、サンショウウオ。
ボッ!
モノつくり魂に火がついた。
その燃える魂で、改めて工房を見渡せば、あるじゃん。
昔寄付されていた、山のような古いB4サイズのコピー用紙、A3の色付きコピー用紙、色画用紙、包み紙、お菓子の空き箱!
Youtubeで「ノート、手作り」で検索すれば、出てくる出てくる親切な動画。
というわけで、とりあえず文庫本と、前からなくて困っていた新書サイズのノートを手作りしました。
この方法を応用すると、手作り絵本なんかもできちゃいます。
たのしいぞ、これ!
見捨てられていた素材にも道がついたし。
今後は少しずつ、ブックカバーにはこちらのノートをつけることにします。
<<作り方>>
1.タテ・作りたいノートの大きさ × ヨコ・好みの大きさの2倍に紙を裁断。
・コピー用紙の厚みなら40枚ぐらいで1cmの厚みのができます。
・正確に裁断すると、見栄えがいいです。
2.裁断した紙を正確に二つ折り
3.そのサイズにアジャストに、表紙として集めの紙を2枚切って、本体の束を挟む。
3.きれいにそろえて、まず切り口側をクリップでしっかりとめる
・100均でも売っている、洋裁用のクリップがちょー便利!
4.輪になっている側。ツラから5mmぐらいさがったところを、モノサシ2本で挟んで両はしを力が強めのクリップでとめる。
・糊付けの邪魔にならないように工夫してくださいね。
5.輪の側をのりづけ
・木工用ボンドをちょっと「盛る」ぐらいの気持ちでたっぷり。角(本でいう花ギレの付く部分)にちょっとはみ出して塗るといいです。
6.乾いたら、帯状の背表紙を貼る。
◎参考サイト
・https://www.youtube.com/watch?v=br5gd2Ijmf4
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