真綿帽子らぶ。
真綿帽子が手に入りました。
かなり汚かったので、まずはお洗濯。
広げると、半身が隠れるぐらいの大きさ。
生糸を作る過程で、食い破られたマユ、双子マユなど、生糸にならないものを集めて帽子状に伸ばして幾重にも重ねたものが綿帽子です。ちゃんと袋状になってます。
これが婚礼で花嫁がかぶる綿帽子の原型で、江戸時代は本当にこれをかぶっていたそうですよ。婚礼が終わるまで花婿の顔を見ない、邪を払う、などの意味があるそう。
wikiより
で、これをほぐして糸にしたものを緯糸にいれた着物が「紬(つむぎ)」。
着物用には手でほそーく撚っていくのですが、わたしは羊毛用の車で紡いじゃう。
味のある糸ができます。
カジュ祭でお目にかけます。