初夏散歩

昨日は、友人の主宰する紅月劇団のお芝居を観に、長谷別邸に行ってきました。
お庭の植木、その背景である里山は、ここのところ色味が一層冴えて、きりりとした輝きを放っています。
別邸の門をくぐるとすぐ、大きな木に白いお花がたわわに咲き乱れているのに出会いました。
エゴノキでした。
花のあと、かわいい緑の実がたくさんぶら下がりますが、実はこれが「毒」でして。
昔は、この実を海や川に撒いて魚を獲る「エゴノミ漁」というのがありました。
石鹸の代わりにもしていたそうです。
この毒に、唯一耐性がある鳥がヤマガラで、この両者には完璧な共生関係が築かれているのだそうです。
実を染めるとこんな感じです。
| 固定リンク | 0
「つるの徒然日記」カテゴリの記事
- 考耕行オープン(2025.10.19)
- フェルトのき・せ・つ!(2025.10.03)
- 雪花絞り(2025.09.19)
- 火種はそこに。(2025.08.15)
- 麹を起こす(2025.08.14)



コメント