グアバ・抗コレステロールの漆黒




【学名】 Psidium guajava L.
【英名】 Guava
【別名】 バンザクロ、バンジロウ、ハンシリュウ
【生薬名】 藩(蕃)石榴 蕃石榴葉(ばんせきりょうよう=歯)
蕃果(ばんか=実)
【科】 フトモモ科
カリブ海沿岸、中央アメリカ、南アメリカ北部、東南アジア、沖縄などに自生。
熱帯アメリカでは紀元前から先住民族に食されており、16~17世紀に東南アジアに伝わり、その後ハワイや地中海地方にも広まりました。
日本では大正初期から栽培が始まったとされています。
現在は沖縄、鹿児島、高知で栽培が盛んです。
Guava(グアバ)の名は、スペイン語の guayabo(果実)が由来。
実は熱帯の国々で食用として栽培されており、ストロベリー、コスタ・リカ、アップル、ギニア、カットリー、マウンテン、キバンジロウなど、たくさんの品種があります。
生食のほか、ジャム、ジュースなどに。
古くから沖縄や台湾などでは果実、根、葉が糖尿病、下痢、歯痛、口内炎、胃潰瘍に効果があるとされて用いられてきた歴史があります。
葉にはポリフェノールが多く含まれ、糖尿病、コレステロール、高血圧などには、乾燥させた葉をお茶のように熱湯をそそぎ数分して蒸らす、または数分煮出して飲用するとよいそうです。
下痢、歯痛、口内炎、胃潰瘍、止寫、湿疹改善、痒み止め、あせもなどの改善にも効果があると言われています。
イギリスのサイトには「乾燥した熟した実は赤痢の治療薬として推奨されていて、葉と実は下痢の治療薬として使用されている。種子から抽出した油には、抗炎症作用を示すビサボレンとフラボノイドが含まれている。葉や樹皮の煎じ液は、皮膚疾患、白癬、傷、潰瘍に塗布するローションとして外用される。」などの記述が見つかります。
何年も前に生徒さんが萎えを分けてくださって、鉢植えにしていたのですが、昨年、初めて花が咲きました! 枝葉もなかなかに茂ってきたので、今年初めて剪定して煮出してみました。
フトモモ科の植物は、総じて「鉄媒染による黒の染料として優秀である」というデータが、私のファイルは示しています。
どーれ。
ふふふふふふ。グアバも例外ではありませんでした。
アルミで黄朽葉色(きくちばいろ)、櫨染色(はじぞめいろ)など、銅で桑茶(くわちゃ)。そして、鉄によるが漆黒(しっこく)が透明感があり、特筆すべき美色です。
花言葉は「強健」。
7/8の誕生花。
◎参考サイト/ 文献
・https://ja.wikipedia.org/wiki/グアバ
・http://www.e-yakusou.com/
・http://www.hana300.com/
・https://lovegreen.net/
・https://pfaf.org/
・「花と樹の事典」木村陽二郎 / 監修 柏書房
・「和漢三才図絵」寺島良安 / 著 第93巻
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