マメグンバイナズナ・貧者の胡椒は灰汁色
【学名】 Lepidium virginicum L.
【英名】 Virginia pepperweed , pepperweed, pepperwort
【別名】 コウベナズナ、セイヨウグンバイナズナ
【科】 アブラナ科
北アメリカ原産の二年草で、日本には明治の中頃に渡ってきたとされ、始めて神戸で採集されたそうです。
別名にコウベナズナとあるのはそのためですね。
道端、荒れ地、樹園地などに群生し、ときに畑に発生します。
学名のLepidium は、ギリシャ語の「lepidion」が語源で「lepidion」は「lepis(小さい鱗(うろこ))」の意味。実の形から。
花のあとでつける実の形が、相撲の行司が使う「軍配」に似ています。グンバイナズナに比べて実が小さいことから「マメ--」の名がつきました。ナズナの実が三角形なのに対し、マメグンバイナズナの実は扁円形(ヘンエンケイ)でころりとした膨らみがあります。
ちなみにナズナの別名「シャミセングサ」は、この三角の実が三味線のバチに似ているから。

マメグンバイナズナ(写真出典) 
ナズナ(写真出典)
6月なかばに、友人が朝散歩の途中道端で見つけたマメグンバイナズナを取ってきてくれました。ちょうど花が終わりかけで実もたくさんついた茎はをその花実ごと煮出してみました。
煮出した時、この実から粘りのある汁がでて、布袋の内側にしっかりとくっついて、あとでなかなか取れなかった。
英語名にpepperとあるように、俗に「貧者の胡椒(poorman's pepper)」とも呼ばれており、葉や実に独特のピリッとした辛味があります。辛味は刻むと強くなるのだそうですよ。
サラダや薬味、天ぷら、汁の実として楽しめます。
色はナズナとほぼ同じ感じでしたが、今回はもう少し淡い仕上がりでした。
アルミで薄卵色(うすたまごいろ)から鳥の子色(とりのこいろ)、銅で枯草色(かれくさいろ)や薄い菜種油色(なたねゆいろ)、鉄で灰汁色(あくいろ)
。
花言葉は「貴方に渡したいものがあります」「がんばって」。
6月26日の誕生花。
◎参考サイト / 文献
・http://www.hana300.com/
・http://ja.wikipedia.org/wiki/マメグンバイナズナ
・http://ja.wikipedia.org/wiki/グンバイナズナ
・https://hanaprime.jp/language-flower
・https://kawasaki-edu.jp/
・http://blog.livedoor.jp/zassounojikan/
・「原色牧野日本植物図鑑 コンパクト版 1」 北隆館
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