ざわわ、ざわわ


セミの声にツクツクボウシやカナカナが混ざるようになると、夏休みの終わりが見えてきます。
幸い、鎌倉近辺は台風の影響もあまりありませんでしたが、千葉方面の方、心よりお見舞い申し上げます。
私の夏休みも明日まで。
手仕事ざんまい、庭仕事ざんまいの日々でございます。
・・・そうなんだよなぁ、結局、カラダ動かして暮らしのお手入れするのが面白いんですよ。モノつくりのサガです。
生きていくのに必要なものは、可能な限り、身の回りのモノを生かして自分で作る。これが苦ではないことにほんとうに感謝しています。
これが習慣になっていると、生きていく上での「不安」や「恐怖心」がすーっと消えてゆくのがわかります。
「恐怖心」
とくに原因はないのだけれど、漠然としたコレがどこからともなく這い出てくることがあります。
物価が高い・・・どうしよう。
ぐらいから始まって、
経済が停滞している・・・どうしよう。
移民の人たちが増えた・・・どうしよう。
とくに今すぐ、実害はないにも関わらず、この恐怖心はどんどん膨らんで、どす黒いモンスターになってゆきます。
どうしようどうしようどうしよう。
泥棒に入られないようにセキュリティを厳重にしよう。
外国人が増えて治安が心配だ。自衛しよう。
そして、
外国が攻めてくるかもしれない。武器を備えよう。
強い国にしよう。
となる。
そもそも、「強い国」の定義ってなんでしょう。
国民の生活を犠牲にして、無理して武器を買うことでしょうか。
私は、何かことが起こっても、自分たちの力で毎日の暮らしを支えることができるのが「強い」ことだと思います。
大切な衣食住に関わる産物は、自分たちで賄う。
そのための大事な技術はしっかり守る。
外国で紛争が起きたぐらいで、生活に必要なものが滞るような国は、いくら武器持っていても、強いとはいえないでしょう?
・・・なんてことを思いながら、自分の中に湧いてきそうな、どす黒いモンスターを消滅させるべく、今日も畑の草むしりして、糸染めて、織って、古いもの直して過ごしています。
まずは自分を強くするために。
8月15日、終戦記念日に寄せて。
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