お宝持ち講座

2021/06/05

お宝もち講座「土曜の午後のコーヒーブレイク」

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みなさん、土曜の昼下がり、いかがお過ごしでしょう。
お宝もちになる講座、お楽しみいただけていますか?

第一部でお話しました「流れをつくる」。
狙わずに、ただ、ただ、その日できる発信や押出しを続けていると、ドンピシャなタイミングで取り込む流れがやってくる。
これ、あんまり信じてもらえないんですよね。

ここのところ、私の工房には次々とお宝がやって来ます。

和菓子「手毬」の女将とは20年来の友人でして、最近はほんと、細々と心温まるお気遣いをいただきます。
ついこの間も、「サンショの枝、切ったので」と、袋いっぱいのサンショの枝葉がカジュのポストに入っていました。

「花」といえば「桜」。「木の芽」といえばサンショのこと。その King of Leaves、妄想が膨らみます。

結局、1/4は干し椎茸、昆布、お茶の葉といっしょに佃煮にしまして、残りは、ずず媒染で絹を染めました。古代色でいうところの伽羅色(きゃらいろ)になりました。

その10日ほど前のこと。染めの生徒さんKMさんが、閉店した手芸屋さんのミシン糸、手縫い糸を山のように寄付してくださいました。見ているだけで心が躍る万華鏡のような糸たち!

こんなにあるなら、緯糸にして織に使うのもありだなぁ、なんて、これまた楽しい妄想にふけっていたのですが、サンショで染めた絹のスカーフの縁をかがるのに糸をさがしていたら・・・ありましたよ、ドンピシャおんなじ色の糸!!

植物で染めた色はなかなか、市販の糸で同じ色を見つけられることはないのですが。

スカーフは、もちろん手毬の女将にプレゼント。染めた絹糸は今後、織に使います。

流れがきれいに循環する中に身をおくことは、ほんとに幸せです。

恵みに感謝。

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2021/06/04

お宝持ち講座「お金の話 Vol.3」

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みなさん、こんにちは。
お宝持ちになる講座でございます。

さて本日は、お金の話の3回目。住宅関連経費に切り込んでいきます。


◆なんで住宅って高いわけ?

もっとも高額な買い物、
毎月もっとも高額な経費となる、家賃
人が、自らの健康を引き換えにしてまで、お金を稼ぐことに取り憑かれる一因でもあるのが、この住宅問題。

収入が安定しない若者が、ネットカフェ難民に陥ってしまうほどの大問題です。

この経費を削れない限り、私がこれまで提案してきたポストコロナのリッチライフづくりは、ただの「絵に描いた餅」になってしまいます。「なんだかんだ言って、金だよ、金!」ってね。

いや、わたしもお金を否定する気はありません。
世の中、極楽とんぼに、好きなことだけで生きていける人ばかりではないし。


誰もやりたがらない、でも誰かがやらなければいけないような仕事についてくれている人、その多くは公務員さんにいるわけで
、そういう人に、ちゃんと税金は払いたいじゃないですか。

だから、そういう人に感謝を込めて気持ちよく税金を収めても、全然困らないためにも、この住宅関連の経費削減には、勇気と英断をもって取り組む必要があります。


◆何が一体、高いわけ?  その1


まず私たちは、住宅メーカーが提示する家の値段を「鵜呑みにする」をやめなければいけません

見積もり明細をじーっくりと一行ずつ見てみましょう。何に一番お金かかってます?

おそらく、「人件費」ではないでしょうか。施工費などの項目がそれです。あと、セット表示にされている「建具」「システムキッチン」「トイレ」「ユニットバス」なども要注意。さりげなく、人件費が隠れています。「そこだけ、自分で手に入れた材料を使いたい」みたいなことを言うと、セットで取ろうと思っていた人件費が表に出るので、いい顔されませんね。


◆何が一体、高いわけ?  その2


さて、上ものづくりの経費を削減できたとしても、どうにもならないのが「土地の値段」

バブル時代を知っている人はご存知ですよね。土地を転がすだけで、信じられないお金が動いたことを。
さすがに異常な地価高騰に歯止めをかけるべく、1989年(平成元年)に土地基本法という法律ができました。
その第4条に、

土地は、投機的取引の対象とされてはならない

という一項があります。何だ、いい法律、あるじゃないの。

「えー、転売って、今でもされてるじゃん! 」
そうなんですよ。こういう法律があるにもかかわらず、今でも、転売に対する厳密な罰則がないんです

いいですか、みなさん。本日のテーマ「勇気と英断」はここで使います。

国会議員の選挙の時、この法律の罰則規定に取り組む議員を選出しますよ!「選挙なんか行っても無意味じゃん」・・・こらこら、今まで学んできたじゃあないですか。ハキリアリのプロトコルですよ。じわじわ攻めますよ。

◎つぶやいてください、ツイッター


◎書いてください、国土交通省のパブコメ、ホットライン!


ステイホームです、時間はあります。今が攻め時。

これで、ポストコロナ時代は、「土地では儲けられない社会」をつくってしまいましょう。
自殺したくなるような高い家賃やローンをなくすために。

最終的には、土地はすべて国有化、が私はポストコロナ時代に必要ではないかと思っています。でも、これには戦後の農地改革並みの大鉈をふるわなければいけません。
そのための地固めを今から始めましょう。


◆必要、不必要を見極める

これまでのこの講座で感じていただけたと思うのですが、幸せの基準を「人との比較」から切り離してしまうと、「見栄」のために欲しいと思っていたものが、全部いらなくなります。

なんとなく「持っていると安心」「みんな持ってるし」みたいな理由で所有していたものを、潔く押し出す流れに乗せてしまうと、意外と必要な空間ってそんなに広くないことがわかってきます。

そして、妄想力を駆使して、自分の暮らしてみたい空間をリアルにシミュレートしてみましょう。できれば下手でも何でもいいので、絵に描くとか、箇条書きにするなど、目に見える形で外に出しておきます。
リアルであればあるほど、必要な情報が入ってくるのです。(取り込む流れ)。


◆実際、家っていくらでできるの?

20年ほど前に、横浜で「100万円の家づくり」 という ワークショップに参加したことがあります。千葉で農園を経営する小笠原昌憲さんは、大工でもなんでもありません。参考書を片手に、手始めに農園の養鶏所を手作りし、請われてあちこちに100万円台の施設を作り、ついには、納屋付きのたいそう豪華な自宅を確か300万円台(ちょっとうろ覚えだけどたしかそのくらい)で作ってしまったという人です。ほったて小屋のレベルではありません。水回りも、暖房機能もちゃんとしています。

「火災保険に入るときに見てもらったらね、家の価値、3000万円って言われて、気分良かったですよ!」と言ってました。

ちいさな模型を手にしながら、家を建てる手順を披露していく小笠原さんの言葉は、「お宝もちになる」ためのヒントが盛り沢山でした。

「サラリーマンさん、よく時間がないって言うんだけど、週末ごとに柱一本ずつ刻んで、貯めていけばいいじゃない」

「ノミで削るのが難しかったら、ホゾを刻むのに便利な電動工具もあるよ」

「どうしても自分では無理なところはプロに相談すればいいし」

「ああ、お風呂はね、ユニットバス買ったのよ。買えばね、取扱説明書が付いてるから、それ見ながら組み立てたの」

これですよ、これ。
この講座でも再三言及したこと。つまり「難しく考えない」。そうですよ。ちょっとずつ、できる範囲でコツコツやってれば、ちゃんとできます。仲間がいればスピードアップもできます。ネットワークができていれば、材料も、買わずに解体する古民家の現場からもらえたりします。

なんか、ワークショップが終わったときには、自分は何でもできそうな気持ちになりましたよ。それだけでも大収穫でした。

もっとタイトに実行したい人には、坂口恭平さんのモバイルハウス 三万円で家をつくる  がオススメです。建築家なのに、家をたてることに疑問をもってしまった坂口さん。ホームレスのお師匠に弟子入りして、本当に3万円で移動可能なお家を作っちゃう。電気も通ってます。
恥ずかしい? ・・・なにと比べて?(笑)  私はちょーかっこいいと思いました。



◆さあ、データ取りだ!

ロバート・B・パーカーというアメリカの推理作家の代表作「探偵スペンサー・シリーズ」。
大好きなシリーズで、全部読んでます。主人公の探偵スペンサーは、古き良きアメリカの男の象徴のようなキャラで、もとプロボクサー、料理が得意で、読書家。行動基準には独自の美学があります。

そのシリーズ5作目「初秋」では、両親に見放され、心にキズを負った15才の少年ポールを、自立させるために、スペンサー流に鍛え上げる下りが一番の見どころになっています。

まず、スペンサーが料理して、ちゃんとした食事をさせる。それからジョギングに連れ出す。さらに、身を守れるようにとボクシングを教える。

そして、なんと、二人きりで、一から家を一軒建てるのです。

いざとなれば自分の住処ぐらいは自分で作る、という、DIY王国アメリカ(過去の話ね・・・) の伝統がここに見えるわけです。

日本も「結の仕組み」という村の決まりがあって、茅葺屋根の葺き替えなどは自分たちでやっていましたね。

まずは、本箱とかの小さな家具あたりから始めますかね。それから物置き、納屋。
そこまでくれば、ほーら、家が見えてきた!

リモートでも仕事ができることを証明できたコロナ禍。ポストコロナはこれをもう少し掘り下げて、東京にいなくても仕事ができるスタイルを確立してしまいましょう。そうすれば、安くて広い土地も手に入ります。畑付き💓

私は今のところ、鎌倉という地縁の中にすべてがあるので、容易に両親が残してくれた家を処分できない状況だけれど、自分で家を作る夢は捨ててません。シミュレートはばっちりです!

次回は「教育関連費」について。

 
<<写真>>

前回の講座でも登場した日高保氏
日高氏は、昔ながらの伝統建築の建材/手法を今の建築に活かす工夫をされています。
もともと、日本のお家は、村人が総出で建てたり修理したりしていました。
そのプロジェクトを「結の仕組み」といいます。

2017年、ボランティアを募集していた藤沢の現場に、竹小舞を手伝いに行ったときのスナップです。
竹も、お施主さんとボランティアが竹林から切り出したもの。
壁の芯となる竹の骨組みづくりは、特別な職人さんでなくてもできる作業なのです。

技術を継承できるだけでなく、多大な人件費削減になります。



◎本日の参考書

改訂新版 100万円の家づくり  小笠原昌憲  /  著

小笠原農場(小笠原昌憲さんのサイト)

モバイルハウス 三万円で家をつくる   坂口恭平 / 著

「初秋」スペンサー・シリーズ第5作  ロバート・B・パーカー / 著

 

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2021/05/29

お宝持ち講座「お金の話 Vol.2」

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みなさん、こんにちは。
「お宝もちになる講座」でございます。

前回から第二部。まずは「お金」の話です。
今日は、その2回目。

お金と向き合うにあたって「そのお金の使い方、無駄じゃね?」という部分を考えるところから始めていますが、前回は「食」。そして今回は「水道光熱費」部門を検分してみましょう。特に注目すべきは「電気」です。

話を進めるにあたって、みなさんには第8回でお話したこのフレーズを傍らに置いておいてください。

「あなたの手元から全ては始まる、ということを信じて疑わないことです。」


ほら、今の私たちには「自分が行動を起こしたら、世の中が変わった」という成功体験が、決定的に欠けているじゃぁありませんか。だから、私がしているちびちびした話なんて、なーんの効果もないと思ってしまいますよね。しかーし。

それは途中で諦めたからなんですよ。
あなたが想像する「劇的な変化」が起こらなかっただけなんですよ。

お宝持ちになる道は「継続の道」。そして小さな仕事は何であれ「すべて変化」なのです。あ、そこのゴミ、はい、ゴミ箱入れて。だから、疲れない方法、楽しく続けられる方法を模索することが大事なのです。・・・第一部の復習でした。

さて今日は、稼いだお金のうち、どうしても使わなければならない「水道光熱費」のうちの「電気」に焦点を当ててみたいと思います。

今日のお題「皆さん、月々の電気代、いくらぐらいですか?」

2011年3月の福島の事故を経験して、地元の建築家・日高保氏の提案で、カジュの仲間と「鎌倉エネルギーカフェ」というプロジェクトを立ち上げました。2013年から毎年、年10講座程度を企画し、時には専門家をお呼びしたり、実験をしたりして、原発に頼り切りになっているエネルギー問題を、もっと手元に引き寄せて、新しい安全なエネルギー供給、そして賢い使い方の道を模索してきました。

そこで得たことを少しご披露しようと思います。

私たちの生活は、年々「電気偏重」に進んでいます。いままで手動で済んでいたものが、次々と電化。それを政府は「CO2削減に貢献」と豪語しますが、騙されちゃぁいけません。
その電気を生み出す過程で、各家庭に届くまでの過程で、ものすごーい量のCO2が排出されているのですから。

「だって、火力発電じゃないし、原発ならCO2出ないじゃん」?

違うんですよ。原発の施設を作り、維持するために、CO2はたいそう排出されてます。一番の問題は「送電」です。エネカフェで勉強してわかったことなのですが、今の電力供給のスタイルは、一箇所で大量の電力を生み出し、それを長い距離を伝って送電して供給するというもの。その送電のための装置をつくる工事を想像してみてください。CO2出まくりです。で、なんと、

送電の過程で最低でも5%〜10%の電気のロスが生まれているんです! (これは公式発表の数字で、私たちの勉強では実に40%という例も見られることがわかりました。) 送電の際に生まれる電気抵抗が原因です。「なんだ、ちょっとじゃん」? いえいえ、5%でも原発10基分ですよ!

あ、ついでに書いちゃうと、今日本にある全ての自動販売機が撤去されると、原発2基いらなくなるという試算もあるんです。

どーです、これ。

ちょっとばかり、おののいていただいたところで、話をもっと私たちの手元に引き寄せてみましょう。

どうしてそんなに電気が必要なのでしょう。
あ、そこの独身貴族の残業残業でお仕事漬けの、あなた。普段ボーナス何にお使いですか? え? 電化製品ヲトナ買い? やっぱりね。家電量販店、未だに破竹の勢いですな。
でも、その家電、ほんとに要ります?

私たちの生活で電気は何に使われているでしょうか。エネカフェでは主に下記の4つだね、と結論づけました。

・照明 (電気を光に変える)

・通信 (電気を信号に変える)

・各種工具 (電気を動きに変える)

・熱(冷) (電気を熱に変える)

このうち、最後の「電気を熱に変える」がもっともエネルギーの無駄遣いだということが勉強で明らかになりました。

電気はなるべく、光や信号、動力に変えることに使って、熱(冷)に使っている部分は、見直す必要があります。
あ、動力については、この講座に参加している方は、少しずつ「手動」というクリーンエネルギーにシフトしてくださいね。

なのに「安全」を謳い文句にIHだの、冷暖房機だの、どんどん電化しているのよねぇ・・・。
ま、文句言ってても、いい流れはつくれません。できるところからやってみましょう。

・電気ポットは使わず、お湯はヤカンで沸かして普通のポットに入れておく。
・電気カーペットを敷く代わりに、温めた空気が足元に流れるように、送風機を使う。

一番のネックは冷暖房でしょう。暖房はまだガスや灯油がありますが、冷房はほぼ電気です。
エネカフェでは、冷房を使わずに夏を涼しく過ごす研究をずいぶんとやりました。で、わかったこと。

暑い、涼しいは「温度」には直接関係ない。問題は「風通し」である。

日高氏が放射温度計で計ったところ、カジュでも夏は室内31℃だったりするのですが、体感温度はどう考えても27,8℃なんですよ。
カジュは典型的な日本家屋でして、はじめの15年は冷房がありませんでしたが、不自由はしませんでした。だんだん外気が暑くなり、ひと部屋だけエアコンをつけましたが、それがあれば38坪全体が快適です。
家の向き、ひさしの角度と長さ、そして、風通し。それらが、自然の動きを十分に観察した上に計算され尽くしているので、家自体が省エネにできているのです。

外気が暑くなってしまったのは、エアコンの普及率が上がって、室外機による熱が大量放出されたからでして、みんなで覚悟を決めてエアコンを止めたら、気温はぐっと下がると思いますけどね。

経済優先の現在の住宅設計は、土地の有効活用のもと、自然の動きを無視した作りが多いので、無駄な電気を使わないと暮らしていけない。これにはぜひ、みんなでNOをつきつけましょう。一生の買い物です。いけません、そんな住宅買っちゃ。
手を動かす場数を踏むと決めたみなさんなら、驚くほど安価に、快適な住まいが手に入りますから! (後日特集)

さて、「熱」の方ですが、そうなると、「火」と上手に付き合う方法を考えなければいけませんね。
ここから先の話は、「安全に」がとても大事になってきますから、決して無理な実践はしないでくださいね。

エネカフェで一番人気だった講座が「でんきないとかふぇ」。もう3回実施していますが毎回満員御礼です。
講師の佐野武氏・大野右子氏が、江戸時代から使われていた様々な生活用具のコレクションを披露しながら、電気に頼らない快適な生活の技を教えてくれます。
佐野&大野、そしてエネカフェのスタッフの一人は月々の電気代3,000円台! (私はまだ5,000円を少し切るぐらい)

使用済み食料油をつかったオイルランプ、オイルストーブ、それを植木鉢と組み合わせたおしゃれな暖房器具・その名も「テラコッタツ」などなどの、目からウロコの「非電化生活用具」の作り方、使用方法の数々。
どれもみーんな、今日から始められるアイディアばかりです。
右子さんが、私たちの目の前で、七輪でパンを焼いて見せてくれたときは、会場からどよめきが起こりましたよ。
具体的なレシピは、後日、第三部でご紹介しますね。

要は「生活を昭和30年代にもどしてみる」ということに、まとまるかと。
そのくらいが無理せず楽しめるバランスの良さ、と判断します。
コロナ騒動が収まりましたら、鎌倉エネルギーカフェを再開いたしますので、そのときはお知らせいたします。

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カジュの裏庭には、ご存知、石窯がございます。20年前に、近所の石屋さんに古い大谷石を無料で分けていただき、ワークショップ形式にして6人ほどで手作りしました。(徴収した受講料でモルタルなどの材料費を工面!)

はじめは満足に火を熾すこともできなかったのですが、ま、場数を踏みまして、今ではサクッと昼ごはんにパンを焼く、友達と肉料理を楽しむぐらいは「日常」になりました。
薪は、庭の樹木の剪定材。出た灰は畑と染めものに活用。きれいに流れが循環するようになりました。
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ここまで来て、お気づきになった方もあると思います。
そうです。
電気に頼らない生活の知恵を身につけるということは、「災害に強い暮らしが手に入る」ということでもあるのです。これは価値ある「お宝」といえるでしょう。
今は、ガスストーブにも着火や送風に電気が使われるし、電話も電気なしではかからない。そんな恐怖から解放される手を考えていきましょう。

今日から原始人になれ、ではなく、できる一手から始めてみましょう。その不必要な電化製品に使っているお金、「お宝持ち」になるための投資に回してください。

仕込み」をしっかりして、飲み物は、美味しいものを自宅から持っていきましょう。自販機に電気を使うこと、そしてお金を使うことほどバカげたことはありません。(せめてソーラー導入して自販機自家発電!)  原発2基! しかも大量の缶・プラのゴミが出る。ゴミ処理はCO2排出の元凶のひとつです。それで温暖化すれば、あなたの家の冷房費がかさむのです。

最後に少し話を俯瞰に戻しますが、電気は大量に作って送電、ではなく、地域地域の単位で小さく発電、小さく活用、がもっとも有効なシステムである、ということが、エネカフェのたどり着いた答えです。

私たちは自分の手元→地域→国→地球の順番で、この問題に取り組んでいます。
これがすなわち、私たちの稼いだ「お金」という元手の無駄遣い防止に役立ち、「お宝持ちになる」ための資金が増えることになるのです。

私はいま、ポータブルソーラー発電の導入を検討中。パソコンの電気ぐらいは自分でなんとかしようかな。

次回は、いよいよ大物「住宅関連費」に切り込みます!


<<ブログ冒頭の写真>>

鎌倉エネルギーカフェが理想とする暮らしの様子を、イラストレーター・ナツマヤ さんが描いてくれたもの。地域単位のエネルギー循環と、人のつながりを大切にした楽しい暮らし。

いろんな工夫が潜んでいるので、ぜひ、拡大してご覧ください。

◎本日の参考書◎

・「減電社会 〜コミュニティーから始めるエネルギー革命〜小澤祥司/著
・   非電化工房

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2021/05/23

お宝持ち講座「お金の話 Vol.1」

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みなさん、こんにちは!
再び、「お宝持ちになる講座」の時間です。

第一部、5つの準備体操を終え、今回からはさらに話を広げていこうと思います。

まずは、そう、避けては通れない「お金」の話を数回に分けて書いてみようかと。

私たち日本人は、小・中・高の、どの教育課程においても「お金」の扱いに関する教育を一切受けていません。教育の現場という「聖域」を、お金から遠ざけたいという、実にウツクシイ伝統にのっとった結果ではありますが、「扱いにくいものには触れない」という悪しき伝統の結果、といえなくもないですよね。あ、これ、「戦争」についての教育も然り。

そーはいきませんって。

お金は、農業でいえば「水」。よりよい扱い方を心してこそ、よりよい実りにたどりつけるというものです。文科省さん、そろそろ、この問題に向き合いませんか。子どもたちをお金の奴隷にしないために。

どうも私たちは、わけもなく「お金がなくなる」ことに恐怖感を抱いていないでしょうか。その恐怖心がときには死を選ばせることも。由々しきことですよね、これ。

私も子どもを育てているときは、この恐怖心と戦っていました。それで息子との大事な時間より「稼ぐ」ことを優先してしまったことも多く、そのことはほんとうに後悔しています。モノ作ってるんだから、いざとなったら、道端にゴザを敷いて売るぐらいの覚悟はあったはずなのに・・・。

今は自信を持って、経験から言えます。無くなって困るのは、お金より「いい人間関係」の方。逆に、これさえしっかりしていれば、お金に置き換えなくても手に入るものは多いです。友達に集れ(たかれ)、と言っているのではありません。あくまでも「いい流れをつくれれば」ということです。

ということで、さしあたってこの講座では、自らの手を動かすことで、お金に使われない人生の提案を試みようと思います。
そこで、お金を今までの例に従って、以下の2つの側面から捉えます。

押し出す流れ ・・・お金の使い方
取り込む流れ ・・・お金の稼ぎ方

さらに、押し出す流れの中の方は、生きていくのにどうしても必要な5つの項目に分けて掘り下げてみようと思います。それぞれの項目で現在使われているお金は、ほんとうに必要な額なのか、ということを考えてみましょう。

・食費

・水道光熱費

・住宅関連費

・教育関連費

・医療 / 社会保障関連費

それに先駆けまして、まず心すること。
今まで私たちは、「お金を使う」= 消費と思い込んでいませんでしたか? 費えて消える・・・押し出す流れに乗せるということは決して費えて消えるということではありません。新鮮ないい空気を取り込むための「吐く呼吸」でしたよね?
つまり、いい押し出す流れに乗っているものは、すべからく「投資」といえるのです。
ですから、今日から「消費」という言葉は封印いたしましょう。お金を使うのは、あなたをお宝持ちのリッチライフに導く「投資」と位置づけます。

で、今日は、一番手を付けやすいと思われる「食費」からいってみましょう。

まず、今の生活で、あなたが「食」に関して使っているお金はどのくらいか、ちょっと考えてみてください。その食費は、すべて「投資」といえるでしょうか。

単純に考えてみて、毎日の食事を面倒くさいから、あるいは時間がないから、などの理由で外食ばかりにしていると、自分で料理する生活に比べ、約3倍強の食費がかかっている計算になります。
だから「外食はやめましょう」・・・じゃなくて。その大切な人との会食の時間が、かけがえのないものであれば、それはりっぱな「投資」。大事。

明らかにただの「消費」に陥っている部分を見直して、ちょっと手をかけるだけでも、経費を削減できます。「手をかけるって、材料とかお金いるし。夕食をカップラーメンにしたほうが安上がりじゃん」と思う方。ええ、日本のカップラーメン、ほんっとによくできていて美味しいです。でもですよ、それで夕食を済ませた日、いつもよりたくさん間食してません? 食べても食べても満腹にならない、そんな感覚、ありません? ・・・実は、あんまり削減になってないんですよ、それ。(実証済み)

削減できた、ということは、その分は稼がなくてもいいということ。その分の稼ぐ「時間」を別のことに使えます。これはポストコロナ時代のリッチライフづくりには重要なポイントです。(「時間」については後日特集ということで。)

そして、他のどの項目よりも「質を大事にすること」も大切です。つまり、食は健康に直結するので、ここだけは「やすかろう、わるかろう」とは手を切るべきです。(あくまで、できる範囲で。逃げ道確保のたなかです)

現在の政府は、ご存知のように、あまりにも「経済偏重」の舵取りです。安全よりお金。なので、野菜一つとっても、米国の顔色を伺って、遺伝子組み換え品に堂々とノーが言えない。こまったもんですな。経費を抑えるために、怖い素材が出回りやすいのが外食産業界。われわれ消費者は、もとい、投資者は、心して目を光らせてまいりましょう。

心の支えになるような外食は大いに楽しむこととして、毎日の食事は、いい素材で自分でつくってみる。素材を吟味しても、外食よりはお金はかからないはずです。

お弁当、つくってみませんか。

私は仕事の流れが止まるのが嫌なので、仕事場を離れなくていいし、ほとんど毎日お弁当派です。
作ってて思うんですよ、この、ちっこいお弁当箱に食材をツメツメするという、なんともみみっちい作業が、盆栽や箱庭にも通じて、実に日本人DNAを呼び起こすな、と。
「こ、この隅がどうしても埋まらないっ」というときの、自分でも驚きの脳の回転。探すわけです、隅のための何かを。そこでプチトマトや一片のブロッコリーのありがたみに気づく・・・お宝な時間です。

毎日楽に作るには、前述の取り巻く流れの「仕込み仕事」が大事です。これさえしっかりしていれば時間はかかりませんし、ツメツメするのは楽しいっす💓 かわいいお弁当箱、機能性の高いお弁当箱(日本はこれ、すごいですよね!)などを手に入れると、ますます盛り上がります!
それに「取り巻く流れ」がうまく回っていれば、一個のお弁当、スープ付きでも200円はかかっていないと思います。しかも食材は自分で選べますから、安全安心。食べ終わったあとゴミも出ません。いいことづくめです。

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食材にはぜひ、自分で育てたハーブやお野菜をちょびっとでいいので、取り入れてみましょう。そう、そこの植木鉢で育てたパセリ!  隅、埋まった!
ここまでくれば、あなたの食費は今までの半分以下になっているはずです。畑が充実してくればさらに下がります。
その分のお金、稼ぐのをやめるもよし、前から考えていた「投資」・・・学びたかった何かの月謝に当てる、体のメンテに酵素風呂に行ってみる、家庭菜園の道具を買う、などに当てて、いい流れを呼び込んでみるのはどうでしょう。

毎日なんのために仕事しているのかな、とよく考えるのですが、私の場合、今ははっきりしています。
「全ては旨いメシのために」って太字にするほどのこともないか・・・。
なので、この件に関してお知恵をお持ちの方は、ぜひ、ぜひ、ぜひ、たなかにご教授ください。お願いします。

今日は畑仕事もしたし、ブログも書いて頭使ったし、コンビニにチョコを買いに行くか・・・いいんですっ。これは大事な心のチャージなので!

次回は「水道光熱費」の無駄について考えてみたいと思います。鎌倉エネルギーカフェでの勉強の成果をちょこっとご披露!


<<ブログ冒頭の写真>>


お金に置き換えるのもなんですが、お得感がわかりやすいので計算してみました。

毎年夏の畑(家庭菜園のレベル)で育てている中玉トマトとプチトマト。
中玉トマトは3〜4株で最低で1シーズン1kg、プチトマトは7株で1シーズンで最低3kgほど穫れています。一応、無農薬の有機肥料栽培。
苗はどちらもホームセンターで一番安い98〜128円のを買っていますが、3年ほど前からは自家採りの種で育苗したものも4株ほどあるので、費用は全部で700円前後。
今年から肥料はコンポストのみ、灰もピザ窯から出たものを使っているので、いずれも無料。水は井戸水でこれも無料。

同じレベルのトマトを生協のカタログで見ると、中玉は250gで322円(税込)、プチトマトは300gで397円。
すると、私はひと夏、中玉1,288円、プチトマトは3,870円分作っていることになります。
1288+3870-700=5,746円のお得。

プチトマトの1/4はオリーブオイル漬けのドライトマトを作ったりします。
イタリアのブランド「イナウディ」の同じ商品は180g(オイルの重さ込)で1,328円(税込)。オリテラのエキストラヴァージンオリーブオイルは1リットルで840円前後。これで同じものが10瓶はできます。トウガラシは畑のものを使い、にんにくを1個250円(10瓶に十分!)で買ったとすると、
1328×10-(840+250)=12,190円のお得。

5746+12190=17936≒18,000円を時給1000円でバイトして稼ぐとすると、18時間働かなければいけません。


ですが、庭の畑だと、仕事の合間に1,2日置きにちょこちょこ(1日15分程度)手入れすればいいので、2ヶ月間の畑労働を全部合わせても、4,5時間ぐらいにしかなりません。トマト以外の7,8種類の野菜の世話も含めてです。

これに、芽吹きや実りのワクワク感という「お宝」がついてきて、私の場合は収穫後の茎や葉で染めもするので、「お金でトマトを買う」をやめただけで、とってもオトクなリッチライフが手に入ったことになります。



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2021/05/18

お宝持ち講座「小さな自然を取り入れる」

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みなさん、こんちには。
お宝もちになる講座の時間です。

本日は準備体操の解説最終回です。

5.小さな自然を取り入れる

さて、これまでの準備運動で、みなさんの気持ちは「自由」になってきたでしょうか。
自由とは、文字通り「思いのまま」ということですが、これがちょーっとよじれると、「天上天下唯我独尊」みたいになってきて、ま、お釈迦様ならそれでいいんだけど、人間風情がこうなると、せっかく作った流れが一方的になったり、ぐるぐると自分の周りだけを回って、全然他と交流できなかったり、になってしまって面白くありません。

私はその対策に、ちょっと前まで「他人のルールに従わないなら、せめて自分で作ったルールには従う」みたいなことを自分に課していたのですが、ルールだから、と自分を無理に奮い立たせなければいけない場面も多くなってきて、やめました。

そのかわりに、自分の行動が独りよがりにならないように、全てに調和が保てるようにするのに、一番のコンパスが見つかったんですよ。

それが自然のリズムです。つまり「暦(こよみ)」

今のグレゴリオ暦ではなく、旧暦
これは江戸時代後半に整えられた「大和暦」が元になっています。

よく「旧暦」は月の動きを元にした「太陰暦」だと思われがちですが、実は旧暦に登場する二十四節気七十二候 は太陽の動きも基準になっていて、正しくは「太陽太陰暦」と呼ばれます。

今の工房を開いてから、染料はもっぱら、そのへんの空き地とか、谷戸の奥とか、近くの里山などで採っているのですが、ひしひし感じるのは、旧暦の方が、ずーっと草花の動きに合っているということです。

今の暦の1月7日(人日の節句。 七草粥の日) では、七草なんか、全然生えてません。
これが旧暦の1月7日 (今年は2月18日でした)だと、鎌倉の空き地でも、ちゃんと芽吹いたばかりのセリやナズナ、ハコベ、ホトケノザ、オギョウなどを見ることができます。今はスズナ(カブ)、スズシロ(大根)は野生のものはあんまり見ませんが。

さすがに梅雨時にするのもなんだから、お盆だけは旧盆のほうが今でも幅をきかせていますけど、元旦は寒々しいですよね。「初春」とは程遠い。

国際社会で生きていくにはグレゴリオ暦は必要ですけど、こちらは政治の世界だけにして、文化面やファッション、生鮮食料品の分野は旧暦を使った方がずっとよく回ると思いませんか。
特に生鮮食料品は、グレゴリオ暦に合わせるために無理な温室栽培なんかして、エネルギーの無駄遣いです。

人の気持ちは、体感温度とか、風の匂いとか、鳥の鳴き声とかに、無意識に大きな影響を受けているもの。人の財布はそこをくすぐってこそ、ぱぁっと開くのではないでしょうか。体感に合わないデパートの季節の仕掛け、ときどき、痛い。

この点、中国の人たちは暦の使い分けが上手ですよね。旧正月は華やかです。中秋の名月は、なんと休日です。

数年前、ルナワークスの高月美樹さんとご縁を頂いて以来、高月さんのプロデュースする「和暦手帳」を愛用しています。

月の動きを意識して毎日を組み立てるのが、本当に楽しいです。

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この頃特に、新月は大事にしています。ちょうど息を吐ききった状態」の日なのです。新月から満月までの半月は「取り込む流れ」をサポートし、満月から新月までの半月は「押し出す流れ」をサポートしてくれるのです。なんとなく、これは意識して、その日の仕事を選択しています。

人間国宝の染織家・志村ふくみさんによると、藍を建てるのに最も適しているのは新月の日なのだそうです。還元力の高い日なのでしょう。

もう少し広い視点で宇宙のリズムを表した地球暦もおすすめです。

ってな具合に、普段使う手帳やカレンダーを自然の動きを意識できるものに変えてみるのも「小さな自然を取り入れる」。
そのほか、
・草花、野菜を育ててみる
・俳句を読む (季語が必要ですからね)
・写真を撮る
・野鳥観察
・野草料理
などなど。
あと、どんなことがいいでしょう。みなさんの習慣、教えてください。

最後に、手帳の話が出たので、ついでに書いちゃおう。

手帳の日々のページには、忘れてはいけない人との約束や、納品日、締切などを除いて、
やるつもりの「予定」を書くのはやめましょう。

明日は、布団干して、冷蔵庫の片付けして、アイロンかけして、トイレの掃除して、と、流れを作るぞ! と張り切って予定を書いても、恐らく、半分も実行できませんよね?
そうすると、自己嫌悪に陥って、それこそ流れが止まります。

手帳には、その日したことを書きましょう。すると、その日のページを埋めたくなって、あれもやっちゃえ、これもやっちゃえ、って、小さな仕事が驚くほどできちゃいます。

<<私の先週のある日>>
・植木に水やった
・機織り上げ
・ピアノの練習
・エプロン縫った
・トートバッグの仕上げ(針仕事ね)
・爪切った
・ぬかみそ混ぜた
・肉まんのアンつくった

どーです、充実してるでしょ?
どんな小さなことでも書きつけると、そのうちに「雑用」という仕事は一つもないな、と思えて、切った爪まで愛おしくなる。
お試しください。

今日まで毎日お付き合いくださって、ほんとうにありがとうございました。

これで「お宝もちになるための講座」第一部を締めとさせていただきます。

3,4日お休みを頂いて、次回からは、この5つのキーワードをもとに話をさらに広げていきます。
第二部は週1,2回のペースで進めさせていただきます。
幕開けは、はい、避けては通れない「お金の話」をじっくりと。


ご意見、ご感想はどうぞコメント欄まで。(ちっちゃくて見にくいですよね、すみません)

深謝。

たなか牧子拝

<<ブログ冒頭の写真>>

自宅のトイレ。

以前ビーチコーミングにハマっていたときに、材木座海岸で拾い集めていた古いガラスの薬瓶の一つに、真鍮のワイヤーを巻いて一輪挿しを作りました。
この場所には、かならず、そのときに野で咲いている花を見つけてきて挿す、と決めています。
季節のめぐりが身近に感じられて楽しいです。意外と見つからなくて困るのが、夏です。

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2021/05/17

お宝持ち講座「小さな仕事が世界を変える」

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みなさん、こんにちは。
お宝持ちなる講座の時間です。
本日は5つの準備体操の4つ目「小さな仕事が世界を変える 」。

4.小さな仕事が世界を変える

昨日までで、私たちは、流れをつくる方法を学びました。

実践にあたって大事なことを今日はお伝えします。
それは、「疲れてはいけない」「大仕掛けにしてはいけない」ということです。
そう、すべて、ちっちゃくいきます。
でないと、続きません。新しいリッチライフを手に入れるためには、常に流れに乗ることが大切なので、毎日続けられることが大事なんです

バブル崩壊後、経済の立て直しのために、銀行とか大きな企業とかが体力を維持しようと「合併」して、更に大きな組織にすることに必死になっていましたね。

私、あれ、逆じゃないかと思うんですよ。

あまりに組織が大きくなると、方向転換とか、新しいアイディアの導入とかに時間がかかりすぎます。それに社内の誰かが「いい発信」をしても、それに気づいてもらえない、拾ってもらえない、なんてことにならないですかね。

インターネット時代は、ものごとの変化が大変にスピーディーです。
だから「組織を大きくする」は、時代に逆行した、とっても昭和な一手ではないかと。

これからは、志を同じくする人たちが小さなグループを作って、そこで一人一人がいい流れを出したり受け取ったりしながら、他のグループとゆるーく、開放的で大きなネットワークでつながる、これが鍵だと思います。いかがでしょう。
合言葉は、「あくまで細々(こまごま)と」。

昨日お伝えしたチョロちゃん作りも、生活の細々したシーンで細々やるのが得策かと。
そして、「あとでまとめてやろう」とか、「今日は気合を入れてがっつり!」とかは、やめましょう。生活の隙間に潜む小さな時間を見つけて、毎日ちびちびやるのが大事です。そのかわり毎日、ね。

「んな、ちまちまやってて、世の中変わるかい!」・・・いや、ごもっとも。

ただ「ちまちま」では埒が明かない。そこで大事になってくるのがコレ。

妄想力

よくスローライフ(実はよくわからないんですけどね)を推奨する人たちがスローガンしている言葉。
Think Globaly, Act Locally (グローバルに考え、地域で行動)
聞いたことおありでしょう。なかなかグーです。

これをちょっと拝借しまして、ポストコロナ時代のリッチライフでは、

でっかく妄想、ちっこく行動

を提唱いたします。

この妄想力については、また後日特集させていただきますが、今ここで必要なのは、あなたの手元から全ては始まる、ということを信じて疑わないことです。

ちっこいやつらの、すごい仕事をご紹介しましょう。

ブラジル在住のハキリアリさんをゲストにお迎えしました。

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もっとも大きな巣を作ることで知られているこちらのアリさん、ある大学が調査し、125㎡の巨大な巣の全貌が明らかになりました。こちらがその動画
居住性、セキュリティー、生産性、どれをとっても一流の一大帝国です! デザイン、ギーガーもまっつぁおでしょ。

125㎡ ってぇと、37.8坪ですよ。カジュの古民家がちょうど38坪。はい、そこの一人暮らしの青年、君の借りてるマンションは? 1LDKで29.83㎡(9坪)?  1/4だね。

生活ゴミを溜めておく部屋があって、そのゴミが発酵すると熱がでる。その熱であたためられた空気が外に出ていく(押し出す流れ)煙突がちゃんとつくってある。すると、別の煙突から自然と新鮮な冷たい空気が入ってくる(取り込む流れ)という、驚きのベンチレーティングシステムも備わっている。

食料は外から持ってくるだけではない。アリタケというきのこの栽培までやっている。

アリですよ、アリ! 
脳みそ、ゴマ粒ぐらいの!

さあて、ここが今日のポイントです。

ハキリアリの行動は、人間に比べたら、びっくりするほどシンプルです。つまり、一匹一匹は、とても単純なプロトコルをこなしているに過ぎません。その行動を決めるものが何なのかは、今でもはっきりとはわからないそうですが、彼らは、今葉っぱを切り取って運ぶ、というちっちゃな仕事を、なんの疑いものなくこなし、結果、これほどの地下帝国を築いたわけです。

人間の我々は、ちょっとコトを難しく考えすぎるきらいがありませんか。

ちっちゃな仕事に価値が見いだせないのは、誰も褒めてくれないからでしょ?
でも、人の評価はもう気にしないことにしましたよね?

「家庭菜園をするのが夢なんだけど、時間ないし、マンションだから庭ないし・・・」

難しく考えちゃってますねぇ。
「ハキリアリのプロトコル」方式でいきましょう。

1.ネットでプランターと土を買ってみる
2.苗をホームセンターで買って植えてみる

わーい、できちゃった!

チョロちゃんづくりの上級者になったら、プランターも土も苗も、どっからかもらえます。
次の年はそこから種を採るもよし、プランターを増やすのもよし。

私も畑の師匠に「できる範囲でやればいいんです。で、来年は少し大きくしてみましょう。」と言われ、竹やぶだった裏庭を少しずつ、ほんとに毎日、ハキリアリが葉っぱを運ぶぐらいの歩みでちょっとずつ開墾し、10年目の今年は、初めて野菜を植えたときから20倍以上の広さの畑になっています。
仕事の合間にちょっとずつやりましたから、特につらかったとか、大変だったとかはまったくありませんでした。朝活も、冬は寒いからお休みですし。
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とりあえず、目の前の、できることから手を付けてみましょう。
ベランダのプランターから始める家庭菜園も、「いずれは自給自足の生活!」と、でっかい妄想とともに始めれば、かならず、そこまで行けますから。

本日はここまで。
明日は準備体操の解説、最終回「小さな自然を取り入れる」について。

<<ブログ冒頭の写真>>

田中花子は幸せだった。
あんなにも苦しい不妊治療にたえて、やっと待望の赤ちゃんを授かった。
生まれつき、ちょっと心臓の弱い子で、夫とともに心配の毎日だったけど、無事、1歳のお誕生日が迎えられた。
私たちの心配をよそに、本当にやんちゃに育って、外遊びが大好き。

今日も午前中は公園でひとしきり遊んで帰ってきた。
「太郎ちゃん、お昼ご飯よー。」
いつもなら、自分からベビーチェアに這い上って「まあだ? まあだ?」とせがむのに、あら、なんでそんなところでうずくまっているの?

「太郎ちゃん、どうしたの?」
駆け寄ると、顔が真っ青だった。口から泡状のものをふいている。尋常ではない、と直感した。

救急車で運ばれた病院で、担当医が信じられないことを言った。
「急性のニコチン中毒を起こしています。心臓が弱いんですね? 今夜が峠です」
「え?!」
「お父さん、タバコ吸われます?灰皿の吸い殻を誤って食べちゃうこと、よくあるんですよ」
「夫は吸いません」
「じゃあ、道に落ちてたやつかなぁ」
「そんなの食べたぐらいで、命にかかわるんですか?!」
「ニコチンは経口摂取すると、猛毒なんですよ。幼児の致死量は10mgと言われています。心臓が弱いとリスクはもっと」

結局、太郎は助からなかった。
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幼い田中太郎ちゃんの未来のために、この吸い殻は拾っておくか。


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2021/05/16

お宝持ち講座「流れをつくる Vol.3」

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みなさん、こんにちは。
鎌倉は雨の日曜日です。

本日は、お宝もちになる講座「流れを作る」の3回目。

3. 取り巻く流れ

昨日までの「流れ」の話にお付き合いくださった方は、「何でも流れに乗せろ? なんにも持っちゃいけないってこと? それじゃ世捨て人じゃん!」と思ったかも知れませんね。

いやいや、それじゃ、モノ作って売ってる私、商売あがったり(笑)。それに、私だってそれなりにオシャレして、美味しいものも食べて、好きなものに囲まれて生きていきたいです。

心配ご無用。今日の「取り巻く流れ」の話を聞いていただければ、ご納得いただけるのではないかと。

前々回、「押し出す流れ」は「取り込む流れ」を上回っていなければいけないというお話をしましたが、「どう考えても、損をするような気がする」と、悶々としてます?

では、これならどうでしょう。
「押し出す流れ」を「還元」、「取り込む流れ」を「酸化」と、置き換えてみるのです。前々回のチャートにも示しましたが(ちょっわかりにくいですかね)、「取り巻く流れ」も「還元」の仲間とみなします。

そして、「還元」は「発酵」と置き換えることができます

↓クリックして拡大

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産業革命以来、地球上は、「酸化過多」の状態に陥っています。ま、物理的な意味では文字通り、人類がいろんなもの「燃やしすぎ」なので、Co2が大量に排出されてあちこち困ったことになっていますね。空気が酸化し、土が酸化し、水が酸化し・・・。

そして人の体も酸化し、メンタルも酸化している。(と私は感じる)

酸化するとは、言い換えれば「サビる」ということ。昨今「抗酸化作用の〇〇」などというサプリが、ずいぶんと売れているようですが、そんなものがなかった頃は、人はどうやってサビ止めしていたんでしょう。
サビ止め、つまり「還元作用」

サプリがない頃、この還元作用を司っていたのが発酵微生物です。
もともと日本は、世界に冠たる「発酵大帝国」! 日本人はみーんな発酵司(つかさ)でしたね。
ぬか漬けを筆頭に、郷土ごとに編み出された漬物たち、味噌も、醤油も、納豆も、美味しいお酒ができるのも、すべて発酵微生物のおかげです。

ところが、こうしたものが「流通」に乗るようになって、時代は変わってしまった。食中毒が怖いからと、これらの発酵食品もいろいろな殺菌処理がされるように。そして、抗菌、殺菌、大流行。はい、ふぁぶ◯◯◯でシュッ。そりゃ、繁殖しちゃ困る微生物もいるけど、「消滅させる」んじゃなくて、「鎮める」のが正しい付き合い方ではないだろか。
人に都合の悪い微生物にも、地球規模で考えたら、還元の役目はどこかにあるだろうし。

そうこうしているうちに、私たちの内も外もサビだらけ。アレルギーが広がったのも、この辺に一因があると私は踏んでいますが、どうでしょう。
なので、還元(もとに戻す、酸素を引き離す)にあたる「押し出す流れ」のほうにウェートを置いてみたわけです。

あ、煮込みうどんができた。
食べながら、失礼します。

で、この還元力を備えた「押し出す流れ」のカラーをもった、ちっゃな流れ(チョロチョロしたもの、渦巻きのもの、ウェーブでも、バイブでも)をなるべくたくさんつくります。この流れだけは、よそからはあんまり来ませんので自分で作り出します。

これが「取り巻く流れ」です。

このチョロちゃん、「押し」「入り」どちらの流れからでも作れます。カラーは「還元(発酵)」色です。イメージの話ですよ。

かわいいチョロちゃんを、たくさん増やす仕事を「仕込み」と呼ぶことにいたしましょう。

つまり、ちょっと手をかけて、あとは時間に仕事をしてもらうような、現在進行形のもので自分の周りを満たします。

抽象的なことばかり言ってもなんなんで、例えば、

・ぬか床はじめてみる。(今、簡単キットがいろいろあるよ!)、朝、会社行く時、キュウリを一本さしていくだけでいいんです。帰ったら、美味しいのができてます。

・同じく、味噌、梅干し、らっきょう、果実酒なんかを仕込んでみる。

・種まいてみる。

・ホームベーカリー持ってる?! 箱から出して、寝る前に種を仕込みましょう! 朝、焼き立てパン💓

・隣のお庭の夏みかんもらった。(取り込む流れ)、ジャムにして保存。で、おすそ分けしてみる。

・・・どーも発想が貧困だ。夕食がうどんってのが
いけなかったか? おいしかったけど。

自分の身がそこになくても(他のことに従事していても)、これであなたの周りは、あなたをリッチにするためのチョロちゃんたちが勝手に働いてくれます。
(・・・よく考えてみると、私の周辺の人、筋金入りの仕込みマニアばっかりだなぁ。(笑))

仕込み仕事に慣れてきたら、ついでにコレステロール対策も。
例えば、

・押入れにしまいっぱなしの雛人形。来年は出してみる。
・箱に入れっぱなしの花瓶、お花活けてみる。

これでお人形も花瓶も「取り巻く流れ」に乗りました。発酵を始めます。

あと、心のサビ落としには、

・きれいな絵、飾ってみる。
・お気に入りの食器でご飯をいただく。
・いい香り、いい音楽を楽しむ。

などをぜひ。

プロのモノ作りの端くれといたしましては、みなさんの「取り巻く流れ」に乗っけてもらえるような、発酵力満ち満ちたモノを作って、心の還元をお手伝いしたい、と、切に願うものです。
どうぞ、お買い物をされるときは、ぜひ、そんな作り手の気持ちのこもったものを、お求めくださいませ。
日々、精進。

本日はここまで。
明日は準備体操の4つ目「小さな仕事が世界を変える」について。驚愕の◯◯が登場します。


<<写真>>

世界でも珍しい、発酵染料である日本の「藍甕(あいがめ)」。よく発酵した健康な還元状態にある藍の液は、玉(ぎょく)のような翠(みどり)色をしています。

それが空気中で酸化することで、美しい無数の青を染め上げるのです。



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2021/05/15

お宝持ち講座「流れをつくる Vol.2」

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こんにちは。
お宝持ち講座の時間です。「流れを作る」の2回目。


2.取り込む流れ

昨日お伝えした「押し出す流れ」の気流が生まれると、捕まえるべき「取り込む流れ」が見えてきます。
大事なのは、お得だからといってアレもコレも取り込まないことです。

ほら、ついやっちゃうでしょ?
「今なら半額!」とか、「タダだから持ってけ!」と言われると、とくに欲しくもないのに、手を出してしまうこと。

それは昨日までの「閉じたモデル」の悪しき習慣です。
すっぱりやめましょう。(自分に言ってます)

ポストコロナ時代の新しいリッチライフモデルにおいては、決して「取り込む」が「押し出す」を超えてはなりませぬ。

というのは・・・ここが今日のポイントです。

取り込んだものは、すぐに「押し出す流れ」または「取り巻く流れ」に乗せること。

「取り巻く流れ」については明日お伝えしますが、とにかく、溜め込んではいけない
お得にみえて、つい要らないものを取り込むと、それは間違いなく溜め込み組に入ってしまいます。
これが、すなわち不幸を呼ぶコレステロールと化すのです。

自分は何が好きなのかをよーく考えて、その時必要なければ、あるいは、誰かに流せるアテのないものはスルーしましょう。
大丈夫、モノでもコトでも「求む!」という発信がうまくできていれば、ちゃんとやって来ます。

これを言い換えれば、所有するということから自分を解放してやる、とも言えるかもしれません。
死ぬときはみんな置いていくんですから。生きている間に充実した時間が過ごせるのであれば、わざわざ所有しなくてもいいんでじゃないかなぁと、思うわけです。

昨日もお伝えしましたが、大事なのは「押し出す流れ」の方で、これがイイ感じにできていると、どんなものをどんなタイミングで取り込めばいいかは自ずと明らかになります。で、そのうちにこちらが「取り込もう」と思わなくてもドンピシャなものがいいタイミングでやってくるようになります。なので今日の講座では、あまり書くことはないのです。

例えば私の場合、植物を染料にして仕事をしていることが広く知れ渡っているので、季節季節に旬の染料があちこちから届きます。「庭木剪定したので」とか、「山に行って採ってきたので」とか。生り物もたくさんいただきます。ゆず、わさびの茎、夏みかん、たけのこ、くり、いも、そうだ、去年は大量の冬瓜もいただきましたっけ。本当に感謝しています。ヒトからいただくだけでなく、周りの自然からもたくさんいただきます。
いただいたものはすぐに加工。そして「流れ」に乗せます。
コレステロール、ゼロ。(を目指してます、自分!)

そうそう、流れを止めてしまう要因として大きいのが、「ひがみ」「妬み」。これがあると流れ、よじれるし、止まるし、楽しくないし。
でも、問題ありませんよね?「自己流を大事に」している人は、ぜーんぜん妬む必要はありませんよね? だって、もう、比べるの、やめたんですから。

今日は最後に、コレステロールを溜めないための、そして、流れを促進するための、使っちゃいけない言葉、使うといい言葉をご紹介して終わりにします。

◆使ってはいけない言葉

・忙しい
 
心が亡くなるって、縁起でもない。


・がんばる
 いけません、休みましょう。

・踏ん張る
 いけません、休みましょう。

・こだわる
 もっとも始末の悪い言葉。一昔前までいい意味では使っていませんでした。

・挨拶代わりの「お疲れ様」
 心から労をねぎらう時以外は使わない。メールの冒頭を「お疲れ様です」で始めるなど、もっての外です。


◆使うといい言葉

・いいねぇ!
 自己流を大事にしている人は、ひがむ必要がないから、何でも褒めちゃえる。で、いい流れが来る。

・ありがとう!
 してもらったときは「すみません」ではなく、こちらを。

大丈夫!
 不安のどツボから抜け出せます。

・やってみよう!
 
 ささ、今日もデータ取り!

ほかにも「これを入れたい!」というのがありましたら、ぜひ、教えてください!

明日は、個人的には一番語りたい「取り巻く流れ」について。

本日の学校ごっこ、ここまで。

<<写真>>
今が旬のカラスノエンドウ。緑を染める貴重な染料です。自然がこの季節だけに与えてくれる大事な流れなので、毎年必ず取り込んで染めています。

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お宝持ち講座「土曜の朝のコーヒーブレイク」

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おはようございます!

土曜日。今日のカジュは私の織り教室と、K子先生のピアノ教室があります。
防音室から漏れ聞こえる心地いいピアノをBGMに、私はコーヒーを頂いています。(生徒さん、みんな織ってる)

すごく嬉しいことがあって、どうしてもみなさんにも聞いてほしくて、だから書いちゃいます。

Fさん。ご自身もお嬢さんもピアノ生徒さん。

なんと、Fさんのお家ではニホンミツバチを飼っているんですよ。じつは鎌倉ではちょっとしたブームなんです。
「Fさんのとこで、8リットルも採蜜できたんだって」とK子先生が事前に教えてくれて、「ほんと? ほんと? 8リットルって、すごくない?」と、昨日レッスンでお見えになったとき、大いに盛り上がったんです。

ニホンミツバチは今、激減していて、生態系のバランス維持に問題が出ている一因なんです。狩蜂(スズメバチとかね)と違ってミツバチは刺すことはまずないのに、そのへんのことを知らない人が多くって、「ハチ! きゃーーーっっっ!」、でもって殺虫剤をシューッ。
お願い。殺さないで。

なので、Fさんのしている活動は値千金の「お宝」です。

もう、8リットルも蜜を集めたFさん家のニホンミツバチたちの働きっぷりを想像するだけで、キュンキュンしちゃった私。
相当興奮していたのが伝わったのでしょう。(これも発信? 笑っ)
なんと、今日、お嬢さんがその蜜、持ってきてくれたんです!!  おお、極上の流れ、やってきたーーっ!! 

感動。神棚にお供えしようと思ったけど「糖度が低いから、早めに食べてね」ということ。さっそくコーヒーに入れて頂いています。

瓶に添えられていた小さな紙に書かれていた言葉。

「厳しい自然の中で生きていけるニホンミツバチも街路樹や庭先で使われる少しの除草剤や消毒剤であっさり命を落とすことがあります。ミツバチが安心して生きていける環境であってほしいと願っています」

ポストコロナ時代は、ニホンミツバチが飛び交う世の中にしたいです。


 

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2021/05/14

お宝持ち講座「流れを作る Vol.1」

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みなさん、こんにちは。
「お宝持ちになる講座」第5回です。

今日から、3回に分けて、準備体操の3つ目「流れをつくる」について。

よくお金の話をするとき「マネーフロー」なんて言いますが、そう、お金は動いていないといけないものですよね。
さて、ここからがポストコロナ時代にお宝もちになるための新しい考え方。

いままでお金が動くことに付随して動いていたヒト、コト、モノ を、お金を介さず直接流れに乗せるスタイルづくりの提唱です。

そして、流れそのものも自分で生み出していくというもの。
まず心に刻んでおくことは「溜め込まず、流れにのせる、流れをつくる」のが、豊かな生活には不可欠だということ。

ま、あんまり大きな規模で話を展開すると「私には関係ないな」になっちゃうので、ここでは私たちひとりひとりの生活の場における「流れ」に的を絞りますね。
それから、仕事柄、どうしても布仕事に話が偏りますので、みなさんはご自分の事情に合わせて、裁縫道具は大工道具や絵の具や彫刻刀に、糸や布は木材や粘土や食材に置き換えてお考えくださいね。

まず、流れには3つの種類があります。(と、私が勝手に決めました)

 1. 押し出す流れ・・・アウトプット、デトックス、発信、投資など

 2. 取り込む流れ・・・インプット、インカム、受信、回収など

 3. 取り巻く流れ・・・モノ作りの真骨頂「仕込み」の世界

この3つの流れを作り出して、生活のすべてを乗っけちゃいます。

戦後から今まで、日本の社会は、サラリーマンの生活スタイルの上に形作られてきましたよね。通販のチラシ見て「ボーナス一括払い可」の一文を見るたびに、おいおい、ボーナスもらってる人ばっかりじゃないよ、って思うんですけどね。

24時間のうち、睡眠を除くとほとんどの時間を通勤と仕事に忙殺されている人が今でも実に多いです。そう、「稼ぐ」という仕事のためには、すべてが犠牲にされている。

今の若い人はもう違うと思うけど、私の世代が子供だった頃までは、家庭は、お父さんを立派な社会人として社会へ送り出すための「装置」でした。家庭生活を充実させるために仕事する、という考え方は全くの絵空事。これは明治(お父さん踏ん張らないと国が植民地になっちゃう! ) から戦後( 復興しなくちゃ! )、さらに惰性でバブル崩壊まで続いていたように思います。そういう意味では、80年代まで「戦後」だったと言えるでしょう。

このモデルが21世紀も20年を過ぎた今でも亡霊のように生き残っているわけです。
「お金を稼ぐ」がなによりも優先され、あとのことは隅っこに追いやられている、とても閉鎖的なモデル・・・。

でもこれからは、上の3つの流れに乗った開放的で、通気性のいいモデルを目指します。(はい、勝手に目指します)

↓クリックして拡大

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で、本日は 1.について解説します。

1. 押し出す流れ

3つの流れの中で、私はこれが最も重要だと思っています。

上の図を見て「あれ?なんで押し出すほうが、取り込みより大きいの? これじゃ人生マイナスになっちゃうじゃん!」と思った人。

イイところに目をつけてくれました。そうなんですよ。お宝もちになるには、今までとは逆で、出すほうが入ってくるのを上回っていないとアカンのです。

古武術などをひもときますと、必ず鍛錬の中に「呼吸」が出てきます。呼吸、すなわち「気の流れ」は日本の伝統ではとても重要視されていますよね。

その伝統的な呼吸法では、今のラジオ体操の深呼吸とは逆で、「まずきれいに吐ききる」ことが求められます。すると、意識しなくても新しい空気は勝手に入ってきます。

吸う方ばかりに気を取られていると、実は呼吸が浅くなり、老廃物が溜まりやすくなる、ということらしいです。やってみるとわかります。ほんとです。

なので、上の図の「押し出す流れ」は「取り込む流れ」より大きいのです。開放的な空間なら、思い切りよく吐き出せば、黙っていてもちゃんと必要なだけ入ってくるわけですよ。

では具体的に何が「押し出す流れ」につながるのか。

なんといっても「掃除」です! 「ゴミ出し」です!

私の父は2009年にがんで亡くなりました。たいへん身ぎれいな人で、身の周りもよく整頓されていたのに、晩年、書類や本などを部屋の扉の前に積み上げるようになりました。
「お父さん、ドア開かなくなるよ」と何度言っても積み上がる・・・はっとしました。そうか、今、父の体の中では、同じことが起こっているのだと。


掃除がどうにも億劫になったら、要注意です。今のあなたの部屋の状態は、そのまま、あなたの体と心の状態を表していることが、おうおうにしてあります。なので、掃除すると体の調子が回復したりすることも。

インプットばかりで押し出す流れが止まると、人は病気になります。

ある「汚部屋」専門の清掃業者のYoutubeが面白くて登録しているのですが、その業者さんはもう「医者」ですよ。とっても愛のあるお医者さん。「ああ、苦しかったろうねー」と言いながら、「治療」してゆく様子がなぜか心に響きます。いい押し出す流れを作ることがビジネスになっているんですねぇ。


こういうと、そうか、さあ、大掃除だ! となるかもしれませんが、そんな必要はありません。小さくいきましょう。疲れるから。

まずは部屋のゴミ箱をカラにして、明日出せるゴミだけまとめましょう。明日は水回りだけ。明後日は引き出しの一番上だけ。次は二番目。それを毎日。これだけでOK。

で、調子が出てきたら、ちょっと大きいものに取り掛かってみましょう。「スペース」をつくる。いい流れがやってきたときにスペースがないと、受け入れられません。これはお部屋もそうですけど、心も同じ。あまりに自分の目標(これ苦手なのよねぇ・・・) や考えでいっぱいにしていると、いい話を聞き逃します。空っぽ、これ大事です。

私はあまり「断捨離」という言葉が好きではありません。なんか殺戮めいていて怖いです。できれば不用品も命あるモノですから、その命がつながるような手放し方がしたいですよね。そのためにはネットワークも重要です。

そうそう、今は鎌倉市もリサイクルコーナーがオンライン化しているし、ヤフオクとかメルカリとか、良いシステムがあるじゃありませんか! ほら、押し出しただけで、ちゃんと現金入ってきましたよ。コロナが収まったら、お庭でガレージセールも楽しそう!

掃除の次は「発信」です。

「わたし、こんなことやってまーす!」みたいなことは、常に発信しておくといい流れができます。同じ周波数の人が寄ってきますから。ほら、取り込みの流れもできた。

で、「わたしねぇ、洋裁やってみたいんだけど、だれから使っていないミシンとか持ってないかなぁ」と、空き地に花の種を撒くように、ブツブツとあっちこっちで言ってみましょう。すると、不用品整理していたあなたのお友だちが「そういえば、あの人、ミシン欲しいって言ってたっけ」と思い出してくれて、亡くなったお母様のミシンを譲ってくれたりします。これ、結構発芽率いいです。(いい流れ!)

そこで終わっちゃいけません。譲ってくれた人には、ぜひ、そのミシンで作ったものをプレゼントしましょう。(いい流れ、続く。)

かくいう私、立ち上げの頃、カジュ・アート・スペースの備品は、全てこの手で揃えました。黒板、椅子15脚、会議用机4つ、照明器具、掃除機、ストーブ4台、扇風機3台、本棚、ロックミシン3台、ミシン2台などなど・・・全部ほぼタダ。今でも現役です。嗚呼、ちっとも恩を返せていないなぁ。

発信についてはツイッターとか、フェイスブックとか、インスタグラムとかも、使われないように注意しながら、大いに使ったらいいと思います。
到底会えないような遠くの人と繋がれたりして、楽しいですよね。

いかがでしたか?
ぜひ、私はこんなことで押し出している、発信している、みたいなアイディアがあったらぜひお聞かせください。
急ごしらえで作ったフローチャートも、こんなふうにしてみるのはどう?みたいなご意見もぜひ、お寄せください。

本日はここまで。
明日は「2.取り込む流れ」を解説いたします。


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カジュ・アート・スペースが年に4回発行しているフリーペーパー「カジュ通信」の折作業。

16ページ900部。鎌倉NPOセンターのゼロックスで、私が刷っています。紙代と格安の印刷代は、広告ページで賄っています。(広告主さん、ありがとう!)
ゲストライターも迎えての連載記事あり、活動のお知らせありの、楽しい冊子。
私たちの大事な発信です。

BNほしい方はお名前とご住所を添えてたなかにメールください。3、4冊チョイスしてお送りします。

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